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Yamareco

記録ID: 1718142
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雪山ハイキング
栗駒・早池峰

種山

2013年03月17日(日) [日帰り]
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体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:12
距離
6.8km
登り
295m
下り
288m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:07
休憩
0:06
合計
3:13
9:45
80
スタート地点
11:09
11:13
105
12:58
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

2013年3月3日、この日は物見山(種山)に登ってきました。

登山口には車が一台停まっており、2条のスキー痕が。
GPSを手に入れて以来、初めて行く場所でも不安が軽減されてはいますがやはり先行者の足跡があると心強い。

初めは遊歩道を歩きます。
舗装もされている幅の広い道で、要所要所に道標もあるので不安はありません。

舗装路から「登山道」に入ります。
案内図にも「登山道」と標記されているので間違いなく登山道なのでしょう。
もっとも、今の季節では少々道幅が狭くなったくらいで、先程までの遊歩道との違いはそれほどありません。

少し急な坂を登り終えると監視塔と小屋があります。
監視塔にはツタが絡み、最近はあまりつかわれていなそうな気配が漂っています。
っていうか、いったい何を監視していたんだろうか?

小屋を過ぎるとブリューベルの広場という場所にでます。
釣り鐘型の植物を指してブリューベルというらしいですが、この季節ではそんな植物の影も形もなくただ雪の中に枯れ木が立ち尽くしているのみ。

ゆるゆると林間の道を登って行きます。
このあたりは展示林になっているらしく、右手が手入れ無しの林で左手が間伐を行っている林なのだとか。
正直、素人目には違いがよくわからんのですが、まあ言われてみれば手入れされている林の方が木が太くて立派なような気がしないでもありません。

やがて木々に霧氷が着き始めました。
クリスマスツリーのようできれいです♪
これで背景が青空だったらもっとキレイなのでしょうが、残念ながら空は灰色…。
上空で風が唸りをあげているのも聞こえてきました。
今日は天気は回復に向うはずなんですが…。

山頂直下の広場に出たところで下山していく先行者とすれ違いました。
トレース、ありがとうございました。

広場から山頂に直登してもよかったのですが、せっかくなので気象レーダーの建物を見に行くことにします。
近づいてみると想像していたより大きな建物でした。
無人施設のはずなのに、なにか視線を感じるな?と思ったら監視カメラがこちらをじっと見つめていました…。

レーダー施設の脇を通り山頂へと向います。
天候は回復傾向…のはずだったのですが、なにやら真っ黒い雲が空を覆っています。

山頂に出ると強い北風がまともに吹き付けて来て非常に厳しい状態に…。
長くは滞在できません。はやいところ記念写真を撮って移動しないと…。

天気が良ければ、広々とした気持ちの良い景色がひろがるのでしょうが
あいにく厚くたれ込めた雲に圧迫感すら覚える景色でした…。

種山に来たからには、モノドノックスを見ておかねば…と思い見に行きますが
とにかく風が冷たく、見たというよりあることを確認したような感じで立ち去るはめになりました。

さて、下りですが、まだ時間もあることだし…ということで、往路とは違う道をたどることとしました。
イリスの広場や水辺の広場などを経由し、出発地点に戻ろうというコースです。

まずはキャンプ場方面に向います。
このあたりは常に風が強いのか、雪が吹き飛ばされてアスファルトの地面が露出していました。
スノーシューを傷めたくないので、路肩のわずかに雪が残っている場所を歩きます。

すると突然、後ろから「みぎゃぁ!」という奇怪な叫び声が聞こえてきました。
驚いて振り向くと、毎度恒例のツートン穴に落ちる…の図が…。
路肩の外の側溝の上の雪を踏み抜いたようです。
うーん、なんとなく路肩の外は危険なような気がしていたんだよね?。
しかし、毎度毎度踏み抜き転倒しているのにもかかわらず、よく怪我しないもんだ。
変な意味で感心してしまいます。

爆風吹き荒れる高原をイリス広場目指して歩きます。
胸ポケットに入れていた携帯があっという間に電池を消耗させ沈黙。
さっきまでバッテリーには余裕があったのに!
改めて強風の「熱を奪う力」に戦慄を覚えます。

なんだかツートンの様子もおかしい。
よく見るとフリースしか着ていません。
登りで暑いからといってアウターを脱いだままにしていたらしく、あっという間に低体温症寸前に!

これ以上吹きさらしの場所を歩くのは危険と思い、脇道に逸れ樹林帯に。
一気に風が無くなり、快適な温度になります。

さて、実はここからが新雪の上の楽しい雪山歩きとなったのですが、
先程の酷寒のため携帯が逝ってしまったため、画像がありません…。
いろんなオブジェや、怪しげな廃屋、そして徒渉に苦労するハメになる沢沿いの道など、面白いことがいっぱいあったのですが…。
一応、歩いたコースは最後に示しておきたいと思います。
いずれ再訪することがあれば再度レポートしたいと思います。

帰ってから知った事ですが、種山は新花の百名山に選定された山とのことで当然の事ながらツートンが「花の時期に行きたい」と言うので今度は季節を変えて訪ねようと思います。

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