山行記録: 上ホロ正面壁 左クーロアール

アクセスを調べる my出発地登録

コースタイム

日帰り

山行: 8:25
休憩: 0:35
合計: 9:00

6:30

150分

十勝岳♨

9:00

9:30

285分

取り付き

14:15

14:20

70分

上ホロカメットク山

15:30

十勝岳♨

視界は新Zあたりで八手岩がギリ見えないぐらい。歩いていると段々晴れてきた。雪は締まっており雪崩の心配はほとんどない。旧Zにスノーシューストックデポ。視界は500程度だが正面壁にはガスがかかっておりどれが取り付き尾根かよくわからない。とりあえず沢型を詰めていると晴れて正面壁が姿を現した。それっぽい尾根に取り付く。が、どうやら沢型を進みすぎて違う尾根に乗っていたようなので軽く岩稜を登った後正面壁基部付近で少し左へトラバース。今回は雪が安定していたのでトラバース出来たが、状態が悪いとかなりこわいだろう。キャメ#1とイボイボで支点作り登攀開始。登攀中は時折雪を伴った風だが概ね無風。1p目でフォローはバチ効きイボイボの回収に手こずり時間ロス。
・左クーロアール
1p目羽月 55m 左上する凹角を登り、ハングをのっこした後左上するバンド～2m程のスタンスの細かいフェース。あとは快適なミックス壁～雪壁を登って人幅チムニー横の垂壁の残置ハーケン・ボルトでビレー。核心が何ヵ所かあり緊張する。Ⅳ+かそれ以上。
2p目成田 40m 7m程の人幅チムニーを登って2～3mのcd。そこから左上するルンゼ～バンド状を登った後直上し、エスケープリッジ上の岩にナッツ、ハーケン、ペッカー決めてビレー。所々足掛かりが少なく、高度感、露出感もあり意外と緊張した。Ⅳ-～Ⅳぐらい。
3p目羽月 55m エスケープリッジを行きザイルいっぱいになったピーク肩で腰がらみ。ここはザイル要らないが回収の手間など考えて一応出した。
あとはザイル引っ張ってピーク。雪が安定しているので下降ルンゼを下り駐車場まで。総合的な力が試されるいいルートだった。

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2018年12月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車アクセスを調べる my出発地登録