秋田駒ヶ岳

2012年05月13日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.9km
• 登り: 506m
• 下り: 506m

天候

ガス＆強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

感想

ちゃってぃ

2012年5月13日、盛岡の空はぬけるような素晴らしい青空でした。
よーし、今日こそ山に行くぞ〜と気合いを入れ雫石方面に車を走らせました。
風は強いけれど、いい天気…だったのは道の駅あたりまで…。

開通したばかりの県道を走り国見温泉に着くと、そこはどんより曇り強風が吹き荒れる別世界…。
去年の悪夢、再び…。

あれ〜？　おっかしいなぁ…。
秋田内陸も晴れ予報だったから満を持して来たというのに…。
なんか最近こんなんばっかりだなぁ…。

とりあえず、行けるところまで行くことにして登山口を出発します。
決心がつくまで1時間かかりました（笑

今年は雪が少ないようです。
下の方は結構雪解けが進み、木道も姿を見せていました。

ちょっと雪が増えてきましたが、あちこちで途切れていて残雪を繋いで歩く…という事ができません。
踏み抜きの危険ばかりが増します。

40分あまりかけて横長峰までやってきました。
着いた時はかろうじて女岳の裾が見えていたのですが、程なく濃いガスに飲み込まれました。

ガスは濃くなりましたが、心配していた風は「今のところ」治まっているので行けるところまで行ってみよ〜…ということで残雪ハイク開始。
んが、以前来たときはだいぶ長い距離を歩くことができたのですが今年はすぐに雪が切れてしまって、ぬかるんだ夏道に強制送還されました。

木が凍っています。
あまりにばりばりに凍りすぎて「霧氷」とか「樹氷」という感じではなく「冷凍樹木」といった感じ。
コレが風に揺られると氷の固まりがバラバラと落ちてきます。
直撃したらけっこう痛いんじゃないだろうか…。

大焼砂の分岐が近づくにつれ風がうなりをあげているのが聞こえてきます。
…いや、まぁわかっていたことですけどね…。

山が色分けされています。
あそこまで行くと寒いんだね、きっと。

予想通り、白い色のゾーンに入ると暴風が吹き荒れていました。
寒気と湿気をたっぷり含んでいるらしく寒いのなんの。

分岐の先は…行く気がしません。
我々よりはるかにベテランそうな山屋さんも撤退したようなので我々も戻りましょう。

せっかく遊ぼうと思ってケツソリーを持ってきたのですが…強風にあおられて逆立ちしちゃってます。
っていうか、このケツソリーが帆のように風をはらんでしまって風が強くなるたびに体を持って行かれそうになります。
ひたすら邪魔くさいデス…。

ちっちゃい人はなにもなくても飛ばされそう。
うっひょ〜とか言って遊んでいる場合じゃありません。

結局、2年連続で敗退となった残雪の秋田駒でした。
しっかし、天気読むのが難しい山だなぁ…。

道の駅まで下りたら、すっかり晴れましたとさ。
岩手側の山に行けばよかった…と思っても後の祭りでした。