ワサビ谷(シェイクスピア氷柱群) 厳冬期の大峰を原登する


- GPS
- 56:00
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 604m
- 下り
- 596m
コースタイム
【2/11(月)】大迫ダムP7:30⇒三宮9:30
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
トラバースする道も雪が少ない影響で地肌が見え、足の置き場が安定しません。メンバーの「こわい〜、こわい〜」の歌も始まり、ロープを出し確保しながらトラバースします。後方から来た男女6人組グループと尾根取り付き地点で一緒になります。6人グループはシェイクピア氷柱群方向へ、私たちは大普賢手前コルを目指し尾根を進みます。「尾根は面白いね、原登は楽しいね」と一般受けしない会話で盛り上がり、ブッシュにザックを絡ませ格闘する場面もありましたが順調に高度を上げて行きます。そして岩稜帯にぶち当たります。
この地点から谷に降り小普賢岳と大普賢岳の間のコルを目指す今回のルート。尾根から谷へ降りて沢を渡渉し小普賢岳、大普賢岳のコルを目指すのですが尾根から見るとルートが分かりにくい。ロープで確保しCLがルートを探しに谷へ降りて行きます。尾根で待機中、先ほど出会った6人グループが登ってきました。ヤマレコで知り合ったというグループで、ログを頼りに大普賢岳を周遊しようと思い登ってきたとのこと。6人グループのリーダーが「難しそうなので撤収します」といい、下山していきました。
ルートを模索していたCLが戻ってきました。もう少し高度を下げたほうが谷に取り付きやすいということで、全員で登ってきた尾根を下ります。その間もCL、SLはルートを模索します。そして谷まで行けそうなルートを探し全員で山腹まで降りますが、「ルート選択をミスすると決死の覚悟が必要になりそう」と、それ以上進むことは断念し全員一致で登ってきた道を下山することにしました。
下山途中シェイクスピア氷柱群を見に行くことに。例年に比べ育っていないというシェイクスピアに1グループが登っています。好奇旺盛なCLとSさんがアイスクライミングに挑戦します。
「もっとピッケルを打ち込んで」などの掛け声、楽しそうです。アイスクライミングを堪能した後、下山の途に就くのですが、下りの方が難しいということで安全第一、残置ロープが張られていた場所3か所を懸垂下降で降りることにしました。そして再び大迫ダムへ、予定通りなら今晩大普賢岳手前コルで食べていたはずのチキンカレーを美味しくいただきました。
計画を立てていただいたCL、叱咤激励していただいたSL、美味しいごはんを準備してくれた食担に感謝。(MOR)
<コース状況>冬山は積雪量や天気で登山レベルが変わる。
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