津保街道（関-武儀-上之保）

2019年02月16日(土) [日帰り]

• GPS: 08:58
• 距離: 39.2km
• 登り: 482m
• 下り: 363m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:42
• 休憩: 0:17
• 合計: 8:59

6:01 スタート地点
10:53 11:10 日龍峰寺「高澤観音」
15:00 ゴール地点

06：00　小屋名追分（スタート）
07：00　関市本町
07：50　長峰坂
11：00　高澤観音
12：10　道の駅　平成
14：40　上之保温泉
15：00　名倉バス停（ゴール）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

帰り：関シティバス　名倉バス停

写真

2/16 6:02

今回のスタート地点。ここから飛騨街道の方へ向かい津保川沿いを北上し関市上之保を目指します。

2/16 6:26

倉知地内。旧名鉄美濃町線が開通する以前はこちらが旧街道だったようなので、この道を東へ関市本町へ

2/16 7:00

関市の本町通を東へ。寒いし誰もいないし

2/16 7:04

安桜山公園前の街灯。

2/16 7:07

伊勢町の街灯。町名の由来は近くの神明神社（お伊勢さん）から。

2/16 7:09

吉田町の街灯。町名の由来はこの近くにある吉田観音（新長谷寺）から。

2/16 7:13

吉本町の街灯。関の本町通は街灯の結構バリエーションが多いのに今更気がつきました。

2/16 7:14

吉本町のお地蔵さん。

2/16 7:14

本町の東端である吉田川を渡ります。ここも街灯が面白い。

2/16 7:14

吉田橋の親柱（昭和五年）。

2/16 7:20

本町通りを過ぎて東町へ。馬頭観音さん。

2/16 7:26

その向かいにお地蔵さん（宝暦年間）

2/16 7:34

長峰大師堂を通り過ぎ

2/16 7:44

岐阜医療科学大学の手前を左折する道が旧街道だと思われますが、立入禁止なのでそのまま長峰坂へ。

2/16 7:47

長峰坂頂上にある石仏（明治三十年）。ここから富加町へ。

2/16 7:51

長峰坂を下りたところにもお地蔵さん（明治三十四年）

2/16 7:53

旧道はこの左の道のよう

2/16 7:59

怪しげな山道。大学の手前で別れた道がここへ出てくるのか？

2/16 8:08

大平賀町屋で県道58号関金山線へ合流し左折。

2/16 8:09

大山橋の信号手前でまた左の旧道へ。

2/16 8:22

小牧口にある馬頭観音さん（寛政年間）

2/16 8:23

小牧口を右折すると川小牧集落へ。街道はまっすぐだけれど、ちょっと回り道。

2/16 8:25

曲がってすぐにまた馬頭観音さん。いかめしい顔。

2/16 8:32

川小牧集落。私の祖母がこの地域出身なので懐かしい風景です。津保川が湾曲している場所にある集落。

2/16 8:42

東海環状自動車道の下を通り過ぎ

2/16 8:54

県道58号に再合流。たぶん直進するより30分ほど余分にかかりました。

2/16 9:04

富野小学校近くにある観音さま。

2/16 9:12

東海百観音霊場の碑。この奥に待坂観音寺というお寺があります。

2/16 9:22

神野にある「こぶしの里」で休憩。先月OPENしたばかりだそうです。朝の7時半からお弁当が並び、中で食事もさせてもらえました。すきっ腹も冷えた体も温まり、ごちそうさまでした。

2/16 9:52

県道286号が合流する所にある馬頭観音さん。コンクリートの壁の中に安置されてます。

2/16 9:55

左へ入ると下日立集落。

2/16 9:56

その入り口にお地蔵さん（享保年間）と馬頭観音さん。

2/16 10:04

でっかい神木がある春日神社を通過

2/16 10:13

下之保地区（旧・武儀町）に入ったところで左折をし高澤観音まで寄り道。「ゆく年くる年」で放映されていたとは知らなかった。

2/16 10:15

氷坂水力発電所の跡。

2/16 10:30

ひたすらダラダラとした上り坂を約3キロゆく。寄り道にしては遠すぎたかな。

2/16 10:48

たどり着いた所に仁王門

2/16 10:51

ちょっと怖い…

2/16 10:51

藤棚の下の石段を登っていく

2/16 11:00

日龍峰寺（高澤観音）に到着。清水の舞台に似てることから「美濃の清水寺」と呼ばれてます。

2/16 10:59

2/16 11:09

境内には巨木の「千年杉」

2/16 11:13

もう一つのシンボル「多宝塔」。鎌倉時代のもの。

2/16 11:12

2/16 11:21

富野北アルプス縦走も楽しそう

2/16 11:35

帰りは北側の林道をユルユル下る

2/16 11:45

下之保西洞へ到着。

2/16 11:47

津保街道に合流。古いタイプの道路標識。

2/16 11:51

旧・JAめぐみの下之保営業所。2階のテラスに生える自然の植木が時の流れを感じさせる

2/16 11:53

県道58号に合流。街灯には日本平成村「地球でいちばん素敵ないなかまち」とあります

2/16 11:57

馬の顔がしっかり残る馬頭観音さん。

2/16 12:00

南宮神社にある木彫りの狛犬。

2/16 12:05

「道の駅　平成」に到着。　「平成」のうちに「平成」に来れて良かった。

2/16 12:22

道の駅の裏手にある何やらよくわからない石の玉

2/16 12:47

先へ進み大門（おおもん）地区へ。入口に馬頭観音さん。

2/16 12:57

県道に再合流したところにも石仏が二体。

2/16 13:00

ここから西へ入った所が元号と同じ「平成」地区。ちなみに読み方は「へいせい」ではなく「へなり」。今回はスルーします。

2/16 13:10

ここをまっすぐ進むと旧・飛騨街道で金山方面へ。今回は左折し上之保を目指します。

2/16 13:12

ここからは県道63号美濃加茂和良線に沿います

2/16 13:14

途中の洞穴のなかに馬頭観音さんが何体もあります

2/16 13:13

今回の街道沿いは本当に馬頭観音さんが多いです

2/16 13:16

少し進んだ所にも馬頭観音さん（大正八年）

2/16 13:32

旧道は左へ進み富之保地区へと入ります

2/16 13:36

静かな川沿いの道

2/16 13:37

そこの崖沿いの馬頭観音さん

2/16 13:44

岩地区の集落内。戦国時代には大洞城の城下町として栄えていたようです。

2/16 13:45

モダンな美容院の建物

2/16 13:51

水無神社。この近辺の鎮守の神様。この奥を登ったところに大洞城があったようです。

2/16 14:00

昨年（2018年）7月の洪水による被害の爪痕がまだ残っています。

2/16 14:04

近くに馬頭観音さん（寛永年間）

2/16 14:13

道路沿いの東屋になぜか木彫りの大黒様がいました。

2/16 14:15

ここから上之保地区（旧・上之保村）に入ります。

2/16 14:15

付近にあったお地蔵さん（享保年間）

2/16 14:17

旧村のカントリーサインが道祖神とともに置いてありました。

2/16 14:25

上之保地区は林業も盛んな土地

2/16 14:33

名倉バス停。今回の終了地点。次を逃したら3時間半も待たなきゃいかん。。

2/16 14:42

時間が少しあるので上之保温泉の方へ寄り道

2/16 14:34

大洪水が起きたとは想像もつかない穏やかな津保川を後にして、今回の歩きを終了します。

撮影機器：

FinePix T500 富士フイルム

感想

KBZ0126

　関市小屋名の郡上街道との分岐にある道標から飛騨街道に向けて歩いてみました。ただ美濃から飛騨へ向かう「飛騨街道」という名称は他ルートにいくつもあるので、別称でもあり津保川沿い歩くため今回は「津保街道」と名付けてみました。
　津保川上流は昨年（2018年）夏の豪雨によって大きな被害がもたらされていましたが、それが嘘のように思われるほどのおだやかな流れを見せていました。ただ、所々ではまだ川べりが削れたままであったりしておりその爪痕は感じられました。川のそばに立っている家も多く地元の方は怖い思いをされたと思います。
　印象に残ったのは路傍に残る馬頭観音さんの数の多さです。街道沿いの小さな集落の入り口には殆ど馬頭観音かお地蔵さんが祀られておりました。多くの馬たちにも支えられた街道であることが感じられました。