苗場山…自分も車も豪雪に勝てず

2019年02月15日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.1km
• 登り: 465m
• 下り: 457m

天候

晴れ　−10℃　微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道405号線は、狭くて対面通行できないとことが多数あるので通行注意。
秋山郷小赤沢地区の除雪スペースに駐車。
最終除雪場所までは、ランクル・クラスの四駆なら可能。

コース状況／危険箇所等

降雪後で新雪50cm超。膝ラッセル。
カエデ沢の渡渉がポイントでしょうか。

写真

2/15 7:35

7時過ぎの国道405号線。対向車とすれ違うために左に寄ったらこの有様。

2/15 7:36

雪で道路の境目が分からない。脱出不能。

2/15 7:55

JAFが来るまで2時間半。雪を固めて脱出路づくり。

2/15 8:47

すると、除雪作業に向かう方々と除雪車が引っ張りあげてくれました！　感謝してもしきれません。

2/15 9:49

というわけで、9：50　遅い時間に小赤沢地区からスタート。

2/15 9:59

林道をテクテク。

2/15 10:00

振り返るとたぶん岩布山。

2/15 10:02

苗場山が姿を現す。

2/15 10:11

豪雪地帯ですね〜。

2/15 10:12

ここプリウスじゃ絶対無理。

2/15 10:29

神社まで除雪されていました。

2/15 10:39

林道をショートカットするも、

2/15 10:39

いきなり膝ラッセル。

2/15 10:50

再び林道を進み、

2/15 10:55

登山道沿いにショートカット。

2/15 11:02

誰かのトレース！？　いえ、カモシカです。

2/15 11:18

小沢沿いに進むと、

2/15 11:35

こんな素敵な風景が。

2/15 11:49

気温が上がってきて対岸の雪が不安定。

2/15 11:55

カエデ沢を慎重に渡渉。

2/15 12:11

急斜面を登ります。

2/15 12:15

振り返ると鳥甲山。なんたる豪雪！

2/15 12:25

メルヘンの雪山を登って行くと、

2/15 12:26

いきなり雪嵐！？　気温が上がり雪が落下。危険を感じます。

2/15 12:44

3合目まであと500mだけど、安全のためここで終了。

2/15 13:08

お楽しみの滑走。

2/15 13:10

湿ったボロボロ雪。

2/15 13:16

渡渉は慎重に。

2/15 13:18

トレースを辿り、

2/15 13:23

小沢筋を滑り、

2/15 13:27

ツリーランすると、

2/15 13:30

苗場山が美しい！

2/15 13:32

林道の滑走が一番面白かったかも！？

2/15 13:35

無事帰着。

撮影機器：

DMC-FT3 Panasonic

感想

aki-tk

　日本有数の豪雪地区である秋山郷から苗場山にスキーで登るため、難路で有名な国道405号線で小赤沢地区へ。すると、対面通行が出来ない場所で対向車が止まっていたので、自分がソロ〜リと左に避けるとガタンと嫌な音！　雪で路肩が見えず完全脱輪で自力脱出不可能に。

　幸い携帯が通じたのでJAFに救助要請したものの、場所が山奥のため2時間半かかるとのこと。スムーズに脱出できるよう雪で脱出路を固めていたら除雪作業の方々が通りかかり、皆さんで協力しながら除雪車で車を引き揚げてくれました。涙が出るくらい有難たくて、感謝・感謝です。

　この時点で山頂は到底無理。ただ、助けてもらったお蔭で3合目くらいまでなら何とか行けそうなので、9：50小赤沢集落からスタート。除雪はさらに奥までされていましたが、プリウスでは到底無理。オフロード四駆なら、もっと時短出来そうです。

　覚悟はしていましたが、BCエリアではスキーでも膝ラッセル。パウダーだったので大きな負担ではありませんでしたが、上部の急斜面では相当難儀するので、予定通りに出発できたとしても山頂には到達できませんでした。厳冬期の苗場山単独登頂は、簡単ではないですね〜。

　当初は3合目まで行くつもりでしたが、昼過ぎから急激に気温が上がり、雪の状態が不安定で雪崩の危険があると判断。3合目の手前で引き返しました。豪雪地帯での雪崩は恐ろしいですからね〜。