御前山中尾根〜鞘口山北尾根(江戸小屋尾根)


- GPS
- 04:30
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,026m
- 下り
- 987m
コースタイム
天候 | 曇天〜霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
帰りは奥多摩駅から福生までJR そしてオートバイで荻窪の自宅まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は武蔵五日市駅のバスロータリー左側(公衆トイレの手前)の交番に。 中尾根の踏み跡は明瞭。この時期奥多摩主脈の縦走路が場所によってだがクラスト気味。 江戸小屋尾根も基本的には踏み跡が付いているが九重山のあと展望地を過ぎて850m付近がいやらしい。尾根が広がり茫洋としている。今年の正月にこの付近で道迷い遭難が起きているがしっかりした地図読みと状況判断ができなければ下りに採るべきコースではないのかもしれない。 |
写真
感想
この季節の天気予報は難しいですな。でも晴れ間が出るって言うから・・・オートバイに乗って行きましたな、奥多摩に・・・ウソつき・・・(TT)
比較的歩かれている御前山中尾根から、落葉している季節は展望がきく鞘口山北尾根(江戸小屋尾根)というルートですな。
中尾根は取り付きから踏み跡が明瞭で一般道のようなコースです。
途中、有名な親子の狛犬(オオカミ?)が守る神社を経てクロノ尾山へ。
そして奥多摩主脈縦走路を鞘口山まで進んだ後、江戸小屋尾根・・・と思ったのですが、実はこの僅かな距離の縦走路が今回のハイキングの核心だしたな。
クラストした道がかなりあり、滑り止めの出動と相成りました。6本アイゼンをあまり使わない僕は低山ということもありグリベルのスパイダーを持って行きました。こう言ってはなんですがこのスパイダークランポンは使えます!高山のアプローチはもとより中級山岳でも正月の雲取や飛龍といった気温がそれなりに低くて凍りついてはいるが積雪がワリと少なく急斜面がない(一般道で)山では実に重宝しますな。勿論今回のような山行でも。持ち運びが何しろ軽くて楽。
さて、鞘口山からは北に延びる尾根に入ります。
灌木が少々うるさい尾根です。藪漕ぎと言うほどではありませんが夏場は避けたいルートです。
ここの尾根は標高900m〜840mあたりが広く、ヘタをすると西側の栃寄沢のほうや東斜面に迷い込みかねません。事実、今年、正月気分も明けきらない1月7日に道迷い事故が起きています。地元山岳救助隊や警察他関係者の尽力で死亡事故には至らなかったものの、肝に銘じたい事象ですね。
道迷い回避の方法として、落葉広葉樹と植林帯の境目を下降すればいいでしょう。850m前後は踏み跡はないでしょうが830m付近から明瞭な踏み跡が確認出来るはずです。
それにこの尾根は基本が仕事道なためでしょうか、急な斜面が多くあります。
840mから下はかなりの急下降でこの時期とか雨上がりとかは下りに難渋します。
従って写真は登りに使われる方を意識して取り付きまでの写真を多くしてみました。取り付き後は例によって高みを目指して・・・ということですね。
バスの本数があるからという理由もあって奥多摩側に降りたのですが僕の降りた時間帯はちょうどバス便のない時間で・・・。まぁ駅まで20分くらいですから歩きましたけど。そして奥多摩駅からバイクの置いてある福生に直行しました。
今回山行の心残りは下山後びみょーに電車の時間がナイスで三河屋さんの天ざるを食べられなかったことです。
車中、この時期の天気予報を不覚にも信じきった自分、毎年繰り返される学習しない自分に自嘲の笑いを浮かべていました。
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