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記録ID: 173426
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ハイキング
奥多摩・高尾

御前山中尾根〜鞘口山北尾根(江戸小屋尾根)

2012年03月07日(水) [日帰り]
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GPS
04:30
距離
8.4km
登り
1,026m
下り
987m

コースタイム

08:35神戸岩入口バス停-09:05中尾根取り付き口-10:55クロノ尾山-11:10鞘口山-11:35江戸小屋山-12:00九重山(九竜山)-13:05病院前バス停
天候 曇天〜霧
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
オートバイを福生の駐輪場に置き武蔵五日市までJR 小岩行きの西東京バス
帰りは奥多摩駅から福生までJR そしてオートバイで荻窪の自宅まで
コース状況/
危険箇所等
登山届は武蔵五日市駅のバスロータリー左側(公衆トイレの手前)の交番に。
中尾根の踏み跡は明瞭。この時期奥多摩主脈の縦走路が場所によってだがクラスト気味。
江戸小屋尾根も基本的には踏み跡が付いているが九重山のあと展望地を過ぎて850m付近がいやらしい。尾根が広がり茫洋としている。今年の正月にこの付近で道迷い遭難が起きているがしっかりした地図読みと状況判断ができなければ下りに採るべきコースではないのかもしれない。
中尾根827m地点のシルエット。登りにとると踏み跡は右に巻いているためこのピークは通りません。高度計等のチェックが必要なら尾根筋を行く事。
2012年03月07日 10:03撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 10:03
中尾根827m地点のシルエット。登りにとると踏み跡は右に巻いているためこのピークは通りません。高度計等のチェックが必要なら尾根筋を行く事。
クロノ尾山
2012年03月07日 10:54撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 10:54
クロノ尾山
鞘口山
江戸小屋尾根にはこの山頂標の向い、白い禁漁区の看板裏から。
2012年03月07日 11:12撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 11:12
鞘口山
江戸小屋尾根にはこの山頂標の向い、白い禁漁区の看板裏から。
江戸小屋山。手書きで標高が990mとあるが地形図を見ても970m台であり僕の高度計も973mを指していた。
2012年03月07日 11:36撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 11:36
江戸小屋山。手書きで標高が990mとあるが地形図を見ても970m台であり僕の高度計も973mを指していた。
九重山頂直下の岩場。巻く事も可。
2012年03月07日 11:53撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 11:53
九重山頂直下の岩場。巻く事も可。
九竜山
2012年03月07日 11:59撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 11:59
九竜山
伐採地
2012年03月07日 12:06撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 12:06
伐採地
860m〜840m付近の迷いやすい尾根が広がった場所。地形図とコンパスを頻繁に見て確認しながら下降する。地図読みに自信がなければ植林帯と広葉樹林帯の境を下るとよい。830mくらいから上は踏み跡ないけど。
2012年03月07日 12:13撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 12:13
860m〜840m付近の迷いやすい尾根が広がった場所。地形図とコンパスを頻繁に見て確認しながら下降する。地図読みに自信がなければ植林帯と広葉樹林帯の境を下るとよい。830mくらいから上は踏み跡ないけど。
送電鉄塔。写真中央上部から踏み跡が降りてきている。
2012年03月07日 12:36撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 12:36
送電鉄塔。写真中央上部から踏み跡が降りてきている。
鉄の梯子を下りて林道に。登りにとるとこの梯子を登る。(あたりまえか…)
2012年03月07日 12:39撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 12:39
鉄の梯子を下りて林道に。登りにとるとこの梯子を登る。(あたりまえか…)
林道を100mも行かないうちに右手へ下る下降点あり。写真だと鉄梯子は奥。
登りだとここに出る。出たら左。
2012年03月07日 12:48撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 12:48
林道を100mも行かないうちに右手へ下る下降点あり。写真だと鉄梯子は奥。
登りだとここに出る。出たら左。
登りに採ると迷ってしまう分岐。どちらに行っても梯子手前に出るが右に折れた方がわかりやすい。
2012年03月07日 12:52撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 12:52
登りに採ると迷ってしまう分岐。どちらに行っても梯子手前に出るが右に折れた方がわかりやすい。
登りはここから土道
2012年03月07日 12:57撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 12:57
登りはここから土道
登りに採る場合ここを右
2012年03月07日 12:59撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 12:59
登りに採る場合ここを右
登りは右に見える白い手すりの階段を上る。
2012年03月07日 13:00撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 13:00
登りは右に見える白い手すりの階段を上る。
登りは右の白い道に入る。まっすぐは老人ホームに入る。
2012年03月07日 13:01撮影 by  TG-310 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/7 13:01
登りは右の白い道に入る。まっすぐは老人ホームに入る。

感想

この季節の天気予報は難しいですな。でも晴れ間が出るって言うから・・・オートバイに乗って行きましたな、奥多摩に・・・ウソつき・・・(TT)
比較的歩かれている御前山中尾根から、落葉している季節は展望がきく鞘口山北尾根(江戸小屋尾根)というルートですな。

中尾根は取り付きから踏み跡が明瞭で一般道のようなコースです。
途中、有名な親子の狛犬(オオカミ?)が守る神社を経てクロノ尾山へ。
そして奥多摩主脈縦走路を鞘口山まで進んだ後、江戸小屋尾根・・・と思ったのですが、実はこの僅かな距離の縦走路が今回のハイキングの核心だしたな。
クラストした道がかなりあり、滑り止めの出動と相成りました。6本アイゼンをあまり使わない僕は低山ということもありグリベルのスパイダーを持って行きました。こう言ってはなんですがこのスパイダークランポンは使えます!高山のアプローチはもとより中級山岳でも正月の雲取や飛龍といった気温がそれなりに低くて凍りついてはいるが積雪がワリと少なく急斜面がない(一般道で)山では実に重宝しますな。勿論今回のような山行でも。持ち運びが何しろ軽くて楽。

さて、鞘口山からは北に延びる尾根に入ります。
灌木が少々うるさい尾根です。藪漕ぎと言うほどではありませんが夏場は避けたいルートです。
ここの尾根は標高900m〜840mあたりが広く、ヘタをすると西側の栃寄沢のほうや東斜面に迷い込みかねません。事実、今年、正月気分も明けきらない1月7日に道迷い事故が起きています。地元山岳救助隊や警察他関係者の尽力で死亡事故には至らなかったものの、肝に銘じたい事象ですね。
道迷い回避の方法として、落葉広葉樹と植林帯の境目を下降すればいいでしょう。850m前後は踏み跡はないでしょうが830m付近から明瞭な踏み跡が確認出来るはずです。
それにこの尾根は基本が仕事道なためでしょうか、急な斜面が多くあります。
840mから下はかなりの急下降でこの時期とか雨上がりとかは下りに難渋します。
従って写真は登りに使われる方を意識して取り付きまでの写真を多くしてみました。取り付き後は例によって高みを目指して・・・ということですね。

バスの本数があるからという理由もあって奥多摩側に降りたのですが僕の降りた時間帯はちょうどバス便のない時間で・・・。まぁ駅まで20分くらいですから歩きましたけど。そして奥多摩駅からバイクの置いてある福生に直行しました。
今回山行の心残りは下山後びみょーに電車の時間がナイスで三河屋さんの天ざるを食べられなかったことです。
車中、この時期の天気予報を不覚にも信じきった自分、毎年繰り返される学習しない自分に自嘲の笑いを浮かべていました。



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