鎌倉岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 433m
- 下り
- 433m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
東北自動車道、磐越自動車道と乗り継ぎ、船引三春ICから国道288へ。
国道288を東へ30分弱走ると、今回の遠征最初の山「鎌倉岳」が見えてきます。
国道沿いに案内標識もあり、集落道から登山口のある林道への入り口にも標識があるので迷うことなく駐車場までたどり着くことができました。
里山は登山そのものよりも登山口を探すのが難しかったりしますから、スムーズにたどり着けてほっと一息です。
駐車場には4台ほど車が停まっていました。すでに12時を回っていますが登山者はいるようです。
シーズンオフのこの時間でも、これくらい車が停まっていることを考えると、オンシーズンの場合、停められない事があるかも…。
駐車場脇にはトイレもありました。
鎌倉岳には周辺からいくつもの登山道が延びていますが、今回は萩平コースから椚平コースへの周回を計画しています。
ガイドブックには鰍コースとの周回路が紹介されていたのですが、30分の舗装路歩きを嫌ってこのコースとしました。
山道の30分は苦になりませんが、舗装路の30分歩きって苦痛以外の何ものでもありません。
駐車場からしばらくは未舗装ながらも、車両通行可能な林道を歩きます。
この先は私有地ということなので、楽をしようとして車で乗り入れるのはマナー違反。どうせ10分短縮できるかどうかなので、下から歩きましょう。
林道の途中から鎌倉岳の全容を仰ぎ見る事ができます。
…ちょっと微妙な感じですが。
このポイントを過ぎると、山全体の姿を拝める場所はありません。
林道から登山道に入り、杉木立の中を登っていきます。
これでは間違えようのないくらい派手に赤テープが設置してありました。
うーん、これは迷わないように…というよりは、登山道をはずれて歩くな!という事のような…。
しばらく歩くと、今度は雑木林の中を進みます。
いきなりかなりの急坂で、まだ暖まっていない体が悲鳴を上げます。
木々の葉がすっかり落ちているので明るい登山道ですが、夏に来たら鬱蒼としていることでしょう。
この急坂を登り切ると鰍コースとの合流点に着きます。
ここで一旦急坂はお終い。
少し下ると石切所跡と呼ばれる広場に着きます。
石切所跡広場では椚平からの登山道と合流するはずなのですが、山頂への道を示す標識の他には何もありません。
あれ??? 帰りは椚平コースを帰ろうと思っていたのですが…。
まぁいいか。とりあえず山頂をきわめてこようと思います。
広場には水場がありました。
一応飲めるようです。
腹は壊しませんでした(笑
広場から山頂までは、岩混じりの急傾斜を一気に登り詰めていきます。
所々、段差の大きいところなどがありますが、全体的に良く整備されていて特に歩きにくく感じることはありませんでした。
地元の山岳会が作ったのか、時々「あと○○m」というような看板が立っています。
他にも多少朽ちかけては居ますが、休憩用のベンチなどが設置されています。
地元の人に愛されている感じが伝わってきて良いですね♪
かなり登り詰めてきました。
木々の枝の間から山頂の岩峰が見えてきました。
ここまで1時間ちょっと。
にゅっという感じに空に突きだしている山頂の岩の上によじ登るとぐるり360°のパノラマが広がります。
のっぺりとした山容が多い阿武隈の山々の中で、頂を天に突きだしている異様の山。
ガイドブックには「阿武隈の異端児」ともあります。
この界隈では突出した個性を持った山のようです。
山頂の方位盤によれば、安達太良山なども見ることができるようですが、この日は遠くに霞がかかっているようでよくわかりませんでした。
360°パノラマ、堪能しました♪
祠の前で記念写真を撮って帰ります。
帰り道、とある看板を見つけました。
この看板、山頂方向を向いて立っているため登りの時は気がつきませんでした。
こういう事は、登ってくる人に教えて上げた方がいいと思うんですよ(笑
帰りに「眺めがいいぞ!」とか言われても、「ええ、そうでしたね」としか答えようがないではないですか(笑
ましてや、天気悪くて眺望悪かった場合は…(^^;
広場まで降りて椚平への道を探しました…が
たぶんここだろうな〜という踏み跡は見つけたのですが、どう見ても藪っぽい…。
別にヤブ漕ぎしてまで椚平コースに行きたいわけでは無いのでスルー決定!
結局、萩平コースのピストンに落ち着きました。
さて鎌倉岳、登ってみた感想ですが、確かに登りやすく山頂からの景色も良いし楽しい山でした。
なんでも「東北百名山」だけでなく「花の百名山」にも選定されているようです。
私の知識では、冬枯れの景色からはいったい何の花が咲くのか分かりませんでしたが
再訪する機会が有るのならば、今度は花の季節に訪れたいものです。
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