北蔵王−春の兆しの雁戸山(関沢から)


- GPS
- 06:49
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 1,012m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:50
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*朝は雪が締まっていたので前山を越えるまでツボ足で進んだが、カケスガ峰の山頂周辺は踏み抜きが多発していた。 *核心部は滑川コース分岐でアイゼンを着け、踏み抜きに注意して進んだ。 *雪解けが進んでおり、笹谷古道のスノーブリッジが崩れちょっとした渡渉が必要な箇所がいくつかあった。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ソフトシェル
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPSロガー
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
シーズンに一遍は登っておかないと春が来てくれないような気がする雁戸山(そんなわけないけど)へ、よく晴れた2月の最後の日曜に出かけてきました。
関沢バス停から歩き出し何の気なしに先行者のトレースを辿っていったところ、いつもの笹谷古道ではなく鉄塔の尾根に出るルートに来てしまったようですが、この道は前に一度歩いたことがあるので気にせず進み、間もなく朝日の眩しい尾根に乗り上げ、固く締まった雪の尾根歩きを楽しみながら八丁平へ。鶏亀地蔵さまに念入りにお参りの後、カケスガ峰までの樹林帯もツボ足で進み、踝くらいまで沈むようになったらスノーシューを履こうかなどと考えているうちに樹林帯を抜けてカケスガ峰に到着。ツボ足で行けるところまで行ってみようかと踏み抜きを恐る恐る進み、前山の気持ち良い尾根からは、朝日・月山・葉山はもちろん、遥かに鳥海山の麗容も美しく見えてテンションアップ。結局滑川コース分岐までツボ足で通し、そこでアイゼンを着けていると、本日トップで登頂された方が降りてこられました。「山頂貸し切りですよ」の言葉に、嬉しいような心細いような…^^;。
雪が締まって割とピッケルが効いてくれる核心部の細尾根を、踏み抜きでバランスを崩すことに気をつけて進み、雁戸山頂への最後の登りは周囲の小枝の助けも借りながら一歩一歩上げていき、何とか山頂到達!貸し切りの山頂には、正面に見える熊野岳から時計回りに、飯豊、朝日、月山、村山葉山、鳥海!、二口山塊の向こうに御所山、そして南雁戸、蔵王とまさに息を飲むような絶景が、ここまで歩いてきた御褒美のように広がっていました。夢のような景色を楽しみながらのコーヒータイムののち、名残惜しすぎる山頂を後にし、厳しい急斜面を慎重に下り、何とか降りてきた滑川コース分岐でアイゼンを外します。
カケスガ峰までツボ足で来ましたが、午後になって雪が沈むようになったのでスノーシューを装着。なるべくトレースのない雪面をかけ降りてきた八丁平では、春風のような風が汗ばんだ顔を撫でてくれました。山の神さまに祝福されているような、シーズンに何遍もない素晴らしいスノートレッキングを楽しむことができた1日でした。
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