乗鞍岳
- GPS
- 04:46
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,803m
- 下り
- 2,163m
コースタイム
天候 | めっちゃ快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
リフトトップからツアーコースはシールで登れるが、位ヶ原から乗鞍岳はアイスバーン 特に山頂からは正面の滑走ルートは8割がアイスバーン、見た目 一部雪溜まり(10センチほど)あるが、斜度も急で難しい状況 滑落者3名確認、危険なコンディションで滑走には向かない |
写真
装備
個人装備 |
ベースレイヤー【長袖】
ダウンJK
ハードシェルJK
着圧タイツ
GOREパンツ
ウール靴下
インナーグローブ
アウター手袋
ビーニー
ヘルメット
ゴーグル
サングラス
スキーブーツ
アイゼン(アルミ10本)
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
折り畳みストック
スキー板
シール
地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドライト
予備電池
エマージェンシーキット(アルミシート
針金
ビニールテープ
ナイフ)
ファーストエイドキット(止血
保険証
山岳保険証 腕時計
タオル
サーモス(1L)
ハイドレーション(3.5L)
行動食(1食)
非常食(1食)
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感想
乗鞍岳(北アルプス南部) バックカントリースキー
土曜日に下見で位ヶ原までシールハイクして軽く滑り、日曜日に乗鞍岳本番!のハズでしたが…
カリカリのアイスバーンにビビり、結局乗鞍岳トップからの滑走は断念、板を背負って降り、滑走は標高2,770の肩の小屋から。
乗鞍岳ピークからの滑走は3年連続の敗退です(T_T)
教訓は『晴天のマイナス8℃はカッチカッチ』
滑走を断念した理由は、目の前で滑落を見た影響が大きいです。僕達がピーク目指し登っている最中に別々のパーティーの3名が短い時間の間に次々と滑落し、救助ヘリまで出動する事態になっていました、これ以上同じ斜面で滑落者を増やしたらアカンやろうと滑走は断念、安全なエリアまで標高を下げての滑走に変更しました。
標高2,500から乗鞍岳ピークへの道程は夏山登山ルートではなく、朝日岳の正面ルートから直登してたのですが、そのルート上で3名が次々と滑落する難しいコンディションでした
滑落したお一人はスキーヤーであとのお二人は下山中の登山者でした
滑落したスキーヤーは僕らがドロップしようと狙っていた滑走ルートを滑る途中でスリップして滑落したようで(僕らからはブラインドで滑落の瞬間は見ていない)救助ヘリが出動し対応していました。200〜300mほど滑落したようです
あとの滑落した登山者の二人はアイゼン、ピッケル装備で、いずれも下り途中の滑落で、目の前で落ちていく様子を見ていました
一人は残り100mで斜面が終わるという下部での滑落、滑落停止の努力をしていましたが、カリカリのアイスバーンで止まらず落ち続けました、幸いもどこにもぶつけておらず大きなケガは無さそうでした
もう一人の滑落者はかなり危険な滑落でした。朝日岳上部から下り始め直ぐに滑落し、岩場に突っ込んで止まりました、かなりの速度で岩場に突っ込んでいたので、一瞬最悪の結果が過りましたが、しばらくすると動きだしたのでホットしました。岩場に突っ込んだ時に、ワカンや荷物が吹っ飛んて谷に落ち、残念ながら落下物の回収は出来ませんでした。なんとか自力で下山されたと後からご連絡を頂き胸を撫で下ろしました。
高低差は400mほどの斜面ですが今日は難しい状況
山は下山が難しいことを改めて思い知らされました
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