多摩川までサイクリング、稲城の丘に登る
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- GPS
- 02:46
- 距離
- 28.3km
- 登り
- 125m
- 下り
- 137m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
写真
感想
<テーマ>
先週私が身代わりとなって景信山で盛大に滑ってきた甲斐もなく、長男も見事に受験に失敗し当家にきのう素浪人がひとり誕生した。さすがに朝から山に行く気も起らず、なんとなくぼんやりしていたが、昼前に「久々にサイクリングにでも行くか」と思い立ち、お蔵入りになっていた自転車を引っ張り出し、多摩川方面へ。ヤマレコに書くことではないかもしれないが、稲城でちょっとした丘にも登ったので、ご容赦されたい。
<道すじ>
一時期愛用していた折りたたみ自転車、愛称バイオレット号、部屋に放っとらかしたままずいぶん経った。久しぶりに組み立てたがいろいろ忘れていて手間取った。跨ると、「こんなに高かったか」という印象で最初はゆっくり走り出す。
三鷹通りを南下して右折して東八通りに入る。ここは歩道に自転車専用路がある。少し行って左折して武蔵境通りに。ここも自転車道があり歩道部分がやたらに広い道。国分寺崖線、通称「ハケ」の坂を降りると野川を渡る。確か「春の小川」か「めだかの学校」のモデルになった川だ。そのまま調布駅に近い京王線を超えると多摩川は直ぐである。
<久しぶりのタマサイ>
多摩川に着くと右折して多摩川沿いのサイクリングロード、通称「タマサイ」を上る。久しぶりだが、相変わらず犬を連れて散歩する人からバリバリに決めているロードバイクのお兄ちゃんまで様々な人々が盛んに行き交うにぎやかな通り。結構事故も起るだろう。少し前に自民党の谷垣さんもここで転んで話題になった。
しかし気持ちがいい。早春の日差しと風を受けて走るのは格別である。当家の素浪人もつれてくれば良かったかな、とも思ったが、まあ臥薪嘗胆、捲土重来の志を養っていただくより致し方無しである。
是政橋まで来て、まあこの辺りか、ということで橋をわたって対岸を戻ろうとした。ふと橋の向こうにちょっとした丘が見える。「ちょっと挨拶していくか」もし登れるなら丘の上まで行ってみよう、ということで、橋を渡ってそのまま直進した。一応iPhonweGPSで見たが丘に名前は無いようだ。道も書いてないのでそのまま自転車でふもと?まで。そこにそれらしい階段があったので、自転車を止めて登っていった。
<丘に登る>
少し登ると踊り場がある。左手に公園のようなものが見下ろせる。右手には網のフェンスが立っている。そこから先はフェンス沿いに道があるような無いような。しかしその方向に丘のピークがあるようなので進んでいった。すると段々道が怪しくなりただフェンスの横にへばりついて進むような状況に。
そのうち傾斜もきつくなってきて、フェンスの角度を見ると45度くらいの登りに。しかも足元がやはり湿っている上に靴もスニーカーで踏ん張るとズルッとすべる。結局フェンスにつかまってよじ登るような事になり、腕7分、足3分の感じで上がっていった。フェンス沿いに石の古い道標があり字を見てみると「陸軍用地」と書いてある。戦時中は陸軍の基地だったのだろうか。
ほとんどフェンスをロープ代わりにして登ったようなものだったが、尾根に上がってみるとせまいが平たい場所がありそこから尾根伝いに道がついている。また、向こう側に降りる道もあって遊歩道のようになっているようだ。小生は無理やりバリエーションルート?を登ったことになるようだ。そのまま尾根伝いの道を行くと、少し行くと小さなピークがある。地図では135mの表示がある。ふもとからおよそ標高で100m登ったことになる。
そのまま木の階段で作られた遊歩道を下って降りるとさっき見えた公園の反対側に出た。公園の右から登って後ろをまわり左に出てきたことになる。公園の入り口に下りると「城山公園」という案内図があった。結局小生は公園の端のフェンス沿いにずっと登っていったことになる。道は間違えていたがなかなか面白かった。
<帰路>
再度自転車に乗って、是政橋まで戻り、今度は多摩川の下りに向かって右側(右岸)のサイクリングロードを下る。こちらの方が少しすいているように思う。多摩川原橋まで戻って川を渡り、来た道と同じ鶴川街道から武蔵境通りへ。帰りは東八で曲がらず武蔵境通りを直進するが、ここはずっと前から拡幅工事が中途半端で進んでいない。10年近く買収済みの用地がくいで囲んだまま雨晒しになっている。早く何とかしないと、「お役所仕事」の非難は免れないのでは。
三鷹駅近くまで戻って来ると線路を跨る長い歩道鉄橋が見えてくる。確か近くに住んでいた太宰治も好きだったという古い鉄橋だ。晴れているとこの上から富士山が見えるので登ってみたが、西の方は曇っていて残念ながら見えなかった。しかし、この鉄橋の上はいつも人がいて、ちょっとした人気スポットである。今日も10人以上の人が橋の上で思い思いの方角を見ていた。
という事で今日はちょっとだけ丘によじ登りました。
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