薬莱山
- GPS
- --:--
- 距離
- 1.9km
- 登り
- 251m
- 下り
- 241m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2010年5月3日、この日は宮城県加美町にある「薬莱山」に登りました。
600m足らずの山ですが、美しい独立峰であり、東北百名山にも選定されている薬莱山を選んだのでした。
国道347号から少し入った場所ですが、やくらいファミリースキー場やウォーターパーク、ゴルフ場など施設がいっぱいありますし標識類も充実しているので迷うことはないかと思われます。
薬莱山への登山道は主に2本あって、スキー場から登っていくのが表コース。
対して、北側の林道から登っていくのが…裏コースなんですかね?
正式名称がわかりません。
広い駐車場がある表口に対して、北口は路肩に数台駐車できるスペースがあるのみ。
ただ、看板等がしっかり整備してあるので、分かりづらいことはありません。
では、早速登ってきましょう!
北側の斜面にしては、日当たりが良く明るい林の中を登ります。
「ハイキングコース」とあったので、ザックも背負わず登ったのは、さすがに薬莱山を舐めすぎですかねぇ? 軽量化による歩行速度の向上狙いです
群落というほど数はありませんでしたが、色々な種類のお花が咲き始めていました。
岩手県よりだいぶ南に位置するのに、まだ花が咲き始めだなぁ〜と思いましたが、このあたりは、宮城では有数の豪雪地帯とのこと。
標高400m付近で、かなりの残雪に遭遇。
これでは、花も咲き始めたばかりなわけです。
登山開始から40分弱、薬莱山山頂に到着!
登り一辺倒の道ではありますが、昨日の男助山に比べれば楽勝楽勝♪
でも実は、これで終わりではないのです。
薬莱山は双耳峰で、今立っている北峰が最高地点ですが、鞍部をはさんで南峰も存在するのです。
まぁ、最高点を極めたわけですから、ここで下山しても薬莱山踏破!
と言えるのでしょうが、それではあまりにも味気ない感じがします。
それに、ガイドブックによると、この山最高の眺望点は鞍部にあるらしいですし。
ちなみに、最高地点の北峰からは北側にわずかに眺望がある程度。
まだ厚く雪を戴いた栗駒の山々が見えます。
鞍部に下ると、山座方位盤となんと双眼鏡が設置されていました。
展望台とかならともかく、登山道の途中に双眼鏡が置いてあるなんて私は初めての経験のような気がします。
ちなみに、この双眼鏡、無料です。
倍率がいじれなくて、どこ見てるのかサッパリ分かりませんでしたが…
で、その展望所からの景色がこちら。
なるほど、広々とした景色が一望の下に望めます。
霞がかっているので、あまりハッキリとした風景ではありませんが、すっきり晴れていれば、古川の町並が見えたりするのでしょうか?
景色を楽しんだ後は南峰へ向かいますが、南峰の少し手前に姥神様という神様がおられます。この姥神様、何にでも御利益があるという気前の良い神様らしいので、せっかくですので、何か拝んでおきましょう。
うーん…なにやら怖そうですよ…。
変なことお願いしたら怒られそうな気がします
「今年も楽しく山に登れますように…。」
やっぱりコレですかね、私の一番の願いは。
北峰から5分ほどで、南峰に着きます。
お社がありますが、中は空っぽでした。
冬の間はどこかへ遷座しているんですかね〜。
さて、双耳峰のどちらにも足跡を記したので、あとは下るだけです。
下山は往路を戻ります。
姥神様にも再度ご挨拶をしていきます。
「今夜のビールを美味しく飲めますように…」
テンポよく下り、20分ばかりで下山完了しました。
登山というには少々物足りない感じがしないでもないですが、子どもや、普段あまり山に親しみがない人でも安心して歩ける散策コースでした。
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