恵岱岳・群馬岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 1,238m
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
御料峠(5:00)-恵岱別川渡渉点(6:10)-恵岱岳ピーク(9:00/9:15)-ペンケプタン川(10:00)-群馬岳ピーク(11:00/11:15)-恵岱岳もどり(13:30)-下山(15:30)
恵岱岳と群馬岳はペンケタン川を堰き止め,本邦第2の規模をもつ高層湿原,雨竜沼を形成している。冬季はおそらく広大な雪原となっているであろうこの2山を目指した。
今回は2.5万図の端から端まで往復するロングアタック,御料峠に前日入りしまだ暗いうちにヘッドランプをつけて歩き始めた。
・旧信砂川の河岸段丘上につけられた林道を小一時間ほど歩き,地滑りで緩くなった斜面を経て恵岱別川の渡渉点に降りる。
・スノーブリッジは思ったより小さかった。
・恵岱岳の北面斜面ではラッセルもなく快調に高度を稼ぐことができる。シーアイゼンが有効。
・雪庇の切れ目をついて山頂平坦部に這い上がるとやや風がでてきた。
・シールを外しペンケプタン川まで。群馬岳が近づく。
・群馬岳ピークからはPM2.5で霞んだ徳富岳が、さらに遠くにはピンネシリや神威尻山の輪郭もみえた。
・真っ白な暑寒別連峰を左に見ながら恵岱岳に戻る。北面斜面の滑降では,始めパウダーだったのが下るにつれて腐れ雪に変わり,林道ではザラメになった。
恵岱岳
エタイェ・ペツ(e-taye-pet),頭がずっと奥へ行っている・川(北海道 集落地名地理 栃木義正)
かつて恵岱別川の上流部は峠付近で北流し,現在の信砂川の流路に沿って日本海に達していた。その一方で現在の恵岱別川下流部から上流部へと下刻が進み,旧信砂川の水流を奪ったとのこと。そういえば峠(道道のヘアピンカーブ)付近の地形は典型的な略奪点のように見える。
群馬岳
明治44年に国領に入地した群馬県からの移民が群馬岳と名づけたそうだ(雨竜の歴史 年表)。元々はワツカシヘイトコ(意味不明)として,松浦武四郎の廻浦日記中のスケッチに記されている(平隆一,2003,松浦武四郎描画記録における空知のアイヌ語山名,アイヌ語地名研究,6, 7-24)。
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