ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1754166
全員に公開
ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

三ツ石山

2009年06月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
8.7km
登り
490m
下り
473m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

2009年6月28日。三石山へ登ってきました。
今回の登山は、先日痛めた膝の様子見を兼ねているため短時間で比較的楽に、素晴らしい景色を見ることができると評判の奥産道コースをたどってみることにしました。

8時くらいに奥産道車両通行止め地点(実質登山口)に着きましたが、すでに10台くらいの車が止まっており、人気の高さを伺わせます。

車を停め、身支度をしているとどこかで見たような車が一台やってきました。
おや?っと思っていると、なんとやまめさんが登場!
示し合わせたわけでも待ち合わせをしたわけでもないのに偶然お会いしてしまいました。同じ山に登るというだけでも、かなりの偶然だと思うのですが登山口に到着する時間まで一緒とは!

まずは奥産道のゲートを超え、舗装道路を歩きます。
安心コースとはいえ、この舗装道路歩きを嫌がる人も多いらしいですが、まぁ、気持ちはわかりますよね〜。とくに夏場は照り返しで暑いですし…。

奥産道から登山道への入り口に到着。
いろんな方のブログで見たことのある景色が出迎えてくれました。
ここに着くまでにすでに大汗をかいてしまいました。
心肺機能よりも、筋力よりも精神力を問われる区間ですね(笑

登山道に入ると木陰の道となります。
まるでクーラーの効いた部屋に入ったような清涼感が…。
思わず深呼吸したくなります。体が生き返るような感じがしますね。

10分弱で滝の上コースと合流、そこから10分ほど登ると木々がとぎれ乳頭山方面の展望が開けます。登山道に入ってから30分もせずに、もはやそこは高山の趣。
なるほど、このコースが人気なのがうなずけます。

ビューポイントからさらに10分ほど歩きます。
このあたりは良く整備された平坦な道で、とても気持ちよく歩くことができます。
やまめさんが「お散歩コース」というのがうなずけます。

やがて道は湿原に出て木道となり、三石山荘へと至ります。
ここでは大勢の人が集い、休息をとっていました。
我々もしばし休憩。

息を整えたら、三石山へ向けて最後の登りに挑みます。
ここは以前来たときは大きな雪渓が残っていたものですが今回はほぼ完全に消えており夏道が顔を出していました。

そうそう、実は三石山は二度目の登山なのです。
一度目は今から4〜5年前、まだ山歩きを初めて間もない頃、満足に地図も読めないのに、松川→三石→源太ヶ岳→松川という大きな三角縦走を試みて、残雪に道を見失い、さんざん迷ったあげく這々の体でやっとこさ下山した、という苦い思い出の地なのです。そのあと、残雪恐怖症になりましたからね〜(^^;

今日はそのような思い出を払拭するという意味でも、私にとっては重要な登山なのです。まぁ、今日は残雪なんて影も形もないですから、迷う心配なんてない…はずですけれども。

三石山荘から30分、三石の山頂に到着しました。
それほどきつい登りというわけでもないのですが、全く遮蔽物のない場所であるため
じりじりと照りつける太陽が、想像以上に私から体力を奪っていきました。

しかし山頂付近は爽やかな風が吹き抜け、気持ちいいことこの上なし!
まさに雲上の楽園っていうヤツですね。
濡れるほどにかいた汗が一気に体をクールダウンさせてくれます。

さて、頂上を満喫した後は、当然下山しなくてはいけません。
ここ数回、私は下山時に膝の激しい痛みと闘ってきたので下山の途に着くのが少々怖かったのです。

恐る恐る第一歩を踏み出します。

少しずつ下ります。

なるべく膝に負担がかからないように気を付けながら下ります。





なんとか三石山荘までは痛みを感じることなく下りてくることができました。
先日までは下山開始直後から痛みが出ていたので、まずは大丈夫な気がします。

少し気が楽になったので、三石山荘のテラスでお昼を美味しく頂きました♪
そうそう、今日は山ご飯デビュー!ということで即席ラーメン+野菜+肉で
本格「風」醤油ラーメンをいただきました〜。
ついに山の上で調理らしき物ができるようになりましたよ!
山小屋泊デビューに向けて、ちゃくちゃくと準備が進んでいます(笑

お昼を食べ、お腹も心も満足し下山します。膝に関しては、まだ治ったという確証が得られないので常になく慎重に歩きましたが、どうやら大丈夫のようです。山を下りるまで、あの不快な痛みは現れませんでした。

素晴らしい景色、偶然の出会い、美味しい山ご飯、そしてどうやら膝が無事であると言うこと。今回の三石登山は私にとって大きな意義のあるものとなりました。
あ〜、楽しかった♪

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:44人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 八幡平・岩手山・秋田駒 [日帰り]
三ツ石山(雫石町奥産道利用短縮コース)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら