横岳(杣添尾根)・・・深雪で敗退:120316


- GPS
- 10:00
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 841m
- 下り
- 835m
コースタイム
天候 | 天気:晴れ時々曇り 気温:-4℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは駐車場そばの登山口にあります。 登りはじめから雪がとても深く、スノーシューやワカンのトレースがありつつも常に脛くらいまでは埋まる状況です。標高が上がるにつれて、風の通り道になる箇所はトレースもかき消されて全くなくなり、ラッセルを強いられます。 なお、別荘地内は様々なトレースがあり、非常に迷いやすいです。(私だけかもしれませんが・・・)したがって、登録されているルートはあてになりませんので、あしからず。。 雪深い杣添尾根を登る場合は、ワカンよりスノーシューの方が少し有利かもしれません。 |
写真
感想
今回は、大好きな八ヶ岳の横岳に挑戦!
事前にワカンも手に入れて、準備万端!と思いきや出だしからやらかしてしまいました。
登山口から別荘地内を進むのですが、どこでどう間違ったか分かりません。別荘地内は様々なトレースがあり、分岐も多いです。
基本的には雪のない時期に来たことがあれば迷わないのだと思います。
で、別荘地を抜けると広い広場に出ました。これが貯水池かと思いましたが、写真で何度か見たことのある景色とちょっと違います。
さっきまで良く見かけた赤テープも全くありません。
南側に林道らしき道があり、スノーシューのトレースがありましたが、一旦下ることになるので「こっちではないはず」と思いこみ、広場の周りを2周ほどしてしまいました。
結局、林道を下っていくのが正しかったのですが、ここで1時間近くロスしました。
そして、スノーシューのトレースをワカンでたどっても良く沈みます(笑)
沈んだ足を持ち上げるので体力を奪われます。
貯水池からは迷うことなく登っていきますが、雪が深すぎてずり落ちたり、踏み抜いたりを繰り返します。1時間で標高200m程度しか登れません。
正午を迎えるころには横岳への登頂は不可能であることは明確になりました。
それでも、行けるところまで行ってみるつもりで登ります。
枯木帯へ出ると、風があってトレースがかき消されており、さらに難儀します。
地図とコンパス、赤テープを頼りに進みますが、ワカンを履いているのに胸くらいまで埋まります。
体全体を使ってラッセルしながら登っていきますが、タイムアップ・・・。
14:30で下山開始です。
下りは自分のトレースがあるので、登りよりは圧倒的に楽でしたが、最後の最後でまたもや別荘地内で迷ってしまい、結局のところ駐車場に着いたのは18:30・・・。
次回に横岳に来るときは、まず雪のない状態で登っておいて道迷いがないようにしたいと思いながら、帰路に着きました。
登りはじめの時間を早める事、地図読みを上達させること、状況に応じた装備を判断できる経験値を積むことなど、反省しまくりの山行でした。
はじめましてpasocomと申します。
この同じルートを私は13日に登り敗退しております。
その後14日にsamanda55様が登頂成功されており、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-174745.html
もうすっかりラッセル済みかと思ってましたが、また雪が積もったのでしょうか。
私は「ワカンさえあれば・・。」などと思ったのですが、ワカンも沈むような状況だったのですね。
雪がかなりパウダースノーなのでラッセルしながら「案外雪が軽いな・・」と感じたのですが、それがワカンにはよろしくないのかも知れません。
MotoDog様は私よりさらに上部の樹林帯の切れ目以上まで行かれて景色も見られた様子。非常にうらやましいです。
別荘地内の道迷いさえなければ登頂できたかも知れず残念ですね。
ここについて、Knot様は「海ノ口駐車場からは別荘地内を通り抜けるより、
登山届ボックスのある登山道を辿った方がいいと思います。」と書かれています。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-170279.html
私も別荘地内道路を通って少し迷ってしまいました。
あの辺は地図にまったく記載がないのでGoogle Earth画像でも頼りにするしかないようですね。
pasocomさま
初めまして!コメントありがとうございます。
pasocomさんのレコ、拝見しました。トレースがあった分、私の方が相当楽だったはずです。
14日〜16日の間に雪が沢山降ったとは思えませんが、多少は降雪があったそうです。
樹林帯はトレース自体はバッチリありましたが、雪質がサラサラで、良く沈みました
それでもトレースがあったおかげで安心して登ることができました。pasocomさんとsamanda55さんのおかげですね
雪も私の実力不足なだけで、普通ならワカンがあれば問題ないのかもしれません。スノーシューの方がさらに楽だと思います。
ただ、標高2,400mを超えたあたりから、枯木帯では風で雪は飛ばされてトレースは全くなくなり、歩く度に驚くほど沈みました
次回またリベンジするときは、別荘地内の道迷いがないよう、登山道を歩きたいと思います。
pasocomさんのレコ、今後も参考にさせていただきます。
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