異動のごあいさつ。物語山(西上州)
- GPS
- 03:30
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 698m
- 下り
- 684m
コースタイム
14:30阿唱念の滝分岐ー14:35阿唱念の滝まで0.9km地点(撤退)ー14:40登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はまったくありませんでした。 危険箇所もありません。 道迷いの心配もありません。 ガレ場では小さな落石の音が何度かしていたので、自然発生の落石には一応注意した方がいいかもしれません。 |
写真
感想
4月から東京に異動の内示。
4年ぶりのトーキョーだ。
丹沢行ける、と思った。
春分の日は朝の冷え込みが強そうなので、道が凍りそうな場所へは行けないし、行く山は決まらない。
朝起きると浅間があまりにもきれい。
あと2時間早く起きていたら行っちゃったかもしれないけど、遅すぎた。
今日はもうただ、明るく、静かで、気楽な山歩きがしたいな、と思う。近場で。
そんな時には、いつもの場所へ。
無雪期は上越や尾瀬、日光の方には行くだろうだけど、東京にいる間は西上州へ行く頻度は減るだろう。
そう思って、異動のごあいさつの意味で物語山に行くことにした。
ここから始まったのだから。
ある意味、原点だし。
車を走らせると思ったよりも暖かくて、下仁田に入ってもぽかぽかなので荒船山まで行ってみようか、とも思ったけど、やっぱり今日は物語山!
相変わらず静かで、登山者は自分だけだった。
春の日差しがいっぱいに降り注いで、林道も明るい。
前回は随所が凍っていた沢も軽やかに流れている。
春が来たんだなあとひしひし感じる。
西峰でのんびりお昼ごはんにする。
浅間は白くどっしりして、富士山よりも素敵だと思った。
浅間のような人間になりたい。
最近登った浅間隠山や御堂山もよくみえる。
妙義の向こうには上越の白い山脈。
山のぼりを再開して本当によかった。
再びコルを経て山頂へ。
こっちではそんなにのんびりするつもりもなかったけど、
地面は雪もなく乾いているので、腰を下ろして木にもたれてみる。
静かで暖かい空間。
あまりの心地よさに軽い多幸感を覚える。
寝てしまいそうだ。
この日のこの時間は、誰も知らない自分だけの宝物になるんだろう。
帰りに、はじめて阿唱念の滝にも寄ってみようとしたけど、意外と距離があることがわかったので引き返した。
次回、もっと時間が早い時に行こう。
今日はもう十分素晴らしい。
物語山で始まった物語は続くよ。
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