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Yamareco

記録ID: 1772078
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無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

鞍掛山

2006年10月14日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.2km
登り
367m
下り
368m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2006年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

2006年10月14日、盛岡近郊の滝沢村にある「鞍掛山」に登ってきました。
鞍掛山は盛岡からも近く、登山道までの道も良く、近くに網張温泉などの温泉も多いことから、小さいながら多くのハイカーが訪れる山でもあります。

登山口は合ノ沢キャンプ場のすぐそばにあります。
この日はなにかイベントがあるらしく、登山口駐車場にはテントが立てられ、なにか受付のようなスペースができあがっていました。
イベントの参加者ではないためスルーですが…
もしや、山の中は人でいっぱい???

登山道は二またに分かれ、ぐるっと一周できるようになっています。
「楽そうだから」という理由で、今日は時計回りに登ろうと思います。
林間の緩傾斜を登っていきます。気持ちの良い森林浴が楽しめます。

しばらく登っていくと、予想通り団体様ご一行に追いついてしまいました。
集団に紛れると自分のペースで歩けなくなるので苦手です…。
なにやら自然探索のイベントのようで、手には植物図鑑のような物を持ってあちらこちらで立ち止まり、これは何の花だ? コレじゃないか? アレじゃないか?と賑やかです。
ごめんなさいねぇ、ちょっと後ろ通りますよ。

やがて道が二手に分かれます。
真っ直ぐ行くと近年開削された新道となりますが今日は右手に曲がり普通の登山道を登ります。
ここから少々傾斜がきつくなります。

しかし、山の肩に登ってしまえば再びフラットで気持ちの良い林間コースになります。
紅葉の見頃には若干遅かった感もありますが、乾いた落ち葉が足に気持ちよく、極上のハイキングです。

途中、林が途切れて眺望が得られる地点があります。
しばし休憩〜っということで、設置されてあるベンチに座りました。
ところが、しばらくすると団体様ご一行に追いつかれ、ベンチの周りを取り囲まれてしまいました。
いたたまれなくなって早々に出発です。

再びフラットな登山道を歩き、急な階段と木の橋で渡された沢を渡ると、もう一つの登山道と合流となります。
ここは左折します。

尾根に向かって道はじょじょに傾斜を増します。
滑りやすそうな傾斜地には階段が付けられています。
道に岩が露出してくると尾根近し、です。

尾根に出ると、そこからも展望が得られます。
が、先ほどの展望台からさほど高度があがっているわけでもないので、あまり代わり映えのしない景色でした。

ここまでくると、今まで林に隠れて見ることができなかった岩手山の姿が見えるようになります。
ここまで来たら、頂上まではあと一息です。

尾根道をゆるゆると登っていきます。
ようやく林が途切れ空が見えるようになります。
秋の青空がキレイですな〜。

頂上に向けて最後の急坂を登ります。
吹きだまりになっているのか落ち葉が厚く積もっていて滑ります。
こりゃあ下山の時は気を付けないと尻餅だな…。

登山開始から1時間弱で頂上に着きます。
けっこうゆったりと登ってきてこれくらいの所要時間ですから登山初心者やファミリーでも安心して登れます。

頂上にはすでにたくさんの人がいて、岩手山をバックにした記念写真も順番待ちです。
ベンチもたくさん設置されているのですが、こちらも順番待ちです。

やっとの事で写真を撮り、空いたベンチに座り昼食にします。
黙っていると少々寒いので、ストーブでお湯を沸かしてスープを作り粗末な昼食に添えます。
山の上では暖かい物が一品有ると無いとでは大違いです。

団体様ご一行が到着して、せまい山頂がますます狭くなりました。
あとから来た人のためにベンチをあけてあげましょう。

下山は途中まで往路をそのまま引き返します。
水場の近くの分岐で直進し、ここからは往路と別の道を行きます。

九十九折りの登山道を下っていきます。
ある程度高度が下がってくると、まだ紅葉が残っており、やさしい木漏れ日の道を下ります。

道はやがて農道か作業道か、未舗装の車道にぶつかります。
ここには案内板が設置されています。
ここがもう一方の登山口ということになります。
ここは右に曲がり、作業道を通って合野沢キャンプ場へと戻ります。

周辺には岩手らしい牧野の景色が広がり、牛が草を食む姿を見ることができます。
休憩等含めて2時間強の山歩きでした。
下山後は近くにある「お山の湯」で汗を流しました。

鞍掛山は冬山入門のトレーニング登山の場所としても有名なようです。
今の季節は冬山初心者が練習に励んでいるのでしょうか。
年間を通して楽しめる山です。

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