記録ID: 178002
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積雪期ピークハント/縦走
道北・利尻
利尻岳
2012年03月26日(月) [日帰り]

過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
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写真
感想
行ってきました冬の利尻岳!
出発前は流氷のためフェリーの欠航などがあって宅急便を一回呼び戻したり、飛行機を一時予約したり、準備が大変でしたが、幸運にも到着した日はフェリーが動き、翌日は時折晴れの予報!
日曜日、宿のガイドさんの力を借りてスノーモービルで鴛泊コースの入り口を過ぎ、フラットな500m地点まで一気に行ってもらいました(これがなかったら時間的にも体力的にもかなり辛かったかも!)。
そこからシール装着、ハイクアップ。後ろを見れば海が見えるので全然疲れを感じない。しかし、700m地点から急になり、アイゼン装着。実は今回が初アイゼン、ピッケル。少し練習はしていたものの、初めての実践。道にも迷わず、山小屋に到着。見上げると利尻岳の頂上がどーんと見える!かなり険しく見えたため、スキーはデポし、相棒とロープでつながり、一歩一歩進んで行った。風はもの凄く強い。ピッケルを持ってる手は凍える。時々岩の横で休憩しながら少しずつ、上に上に。
そして見えたのがロウソク岩。この岩は大きかった!岩を見てこんなに喜んだのは初めて。そして間もなく頂上。風は相変わらず強く、カメラのバッテリーもほとんどなくなり、写真を数枚撮って下山。アイゼンでの初下山は最初怖かったけど、テンポがつかめたし、雪も柔らかく、すんなりと山小屋まで戻れた。
そこからはガリガリの氷の上を滑って降り、そのまま宿までノンストップ。
宿8時出発、頂上に着いたのは2時ぐらい、宿に帰ったのは4:45。
長い一日だったけど、大満足の一日だった。
宿で食べたホッケ、いくらが本当に美味しかった!
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冬の利尻岳は、厳しくありませんか。
何十年か前に、十勝から縦走して、利尻も予定していたんですが天気悪くて帰ってきました。今でも旦那さんは残念がっています。機会あれば又いつか
冬の利尻は本当に天気次第だと思います。私が登った時は幸運にも頂上が晴れて行き先が良く見えたのですが、ホワイトアウトしたり、さらに風が強かったしたら断念したと思います。ピストンも結構辛くて、スノーモービルで送ってもらわなかったら本当にバテて、明るいうちに帰ってこれなかったかもしれません。下りのスキーもずっと横滑り状態で決して楽しいとは言えませんでした。
ですが、他には人はいませんし、海を見ながら登れるのは爽快でした。本当に天気が全てだと思います。
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