白髪岳

2012年03月25日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.0km
• 登り: 949m
• 下り: 949m

コースタイム

8:00東の谷P→9:50稜線→10:30小白髪岳→11:30白髪岳→12:30小白髪岳(昼休)12:50→14:30東の谷P

天候

曇り時々晴れ。
稜線は強風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

駐車地、登山道で終始誰も出遭わなかった。

カーブ部分の架橋より林道入口になっており、判り易い。
冒険より安全などという看板が掛けられているが、この山は初心者には不向きかもしれない。

右手の涸れた谷筋に沿って林道を歩き続けると、やがて登山道は浅い渡渉ののち、対面の右岸へ渡ることになる。

前日からの天候で着雪があったため、登山道が隠れてしまいトレースが判りにくかった。

水場にも適した沢筋を越えていく。
左手のルンゼ状のザレ場を越えると奥に無名?の一筋の滝が見える。
滝は直登できないので登山道は左巻へ。
上部に最後の水場と書かれた岩場から水が滴り落ちている。

左巻きを終えると小さな支尾根に乗る。
ここからは尾根に乗るまで急登がしばらく続く。

稜線にようやく乗るとそこはP1100付近。
ここから先、小白髪岳、そして白髪岳本峰へは合計で4〜5個の小ピークを登り降りする必要がある。急登あり、所々に補助ロープが出されている。

また着雪程度なので軽アイゼンで足りたけれども、痩せ尾根(リッジ上の箇所)がいくつかあるので通過には最善の注意を払いたい。小白髪岳付近からは展望が開け、左下には中奥の名のついた集落。また右奥は大台ケ原、大普賢岳が遠望できる。

白髪岳本峰は小白髪からようやく遠方に鋭鋒が見え始める。けれども全体が見えるのはP1242を過ぎてから。

白髪岳ピークはそれほど広くない。登山家であり日本の霊長類学の創始者である今西錦司が1500山目に登った記念碑が立てられている。新宮山彦ぐるーぷの名前が刻まれている。大峰奥駆道の整備(特に釈迦ヶ岳以南)で以前から名前をよく知っているが、台高でも活動されているとは知らなかった。

山は人が入らなければ草木が生い茂り、道そのものが獣道へそしてトレースさえなくなってゆく。白髪岳は川上村内でも目立つピークだけにもうすこし登山道の整備があったも良いように思いました。

写真

林道に入る駐車地。ロープが掛かっており許可なしに進入はできないとのこと。脇に止めました。

無名?の滝。岩が2段に分かれているので上部から滝の裏側に進入可能だ。

小白髪岳ピークに立つ。休憩に適した広場。

痩せ尾根が続く。

急登が続く。

白髪岳が見えてきた

1985年11月3日に1500山目を登頂したとある。

一山一峰に偏せず　一覚一私に偏せず

大普賢の遠望。いまひとつ視界がはっきりしない。

明神平の方面だろうか。