記録ID: 178468
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山滑走
尾瀬・奥利根
会津駒ヶ岳 (途中まで)
2012年03月27日(火) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:38
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,054m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
7:10国道登山口-8:17登山口-10:02アンテナ-12:57時間切れ、下山開始(1,700m付近)-14:57登山口-15:33国道登山口
天候 | 快晴 時と場所により強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・到着時の気温約マイナス3℃、積雪15cm程度。帰りには融けて乾いていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・会津駒ヶ岳山頂を目指したが、湿雪のラッセルに手こずり1,700m付近で引き返した。 ・前夜から早朝まで積雪があり、国道から夏道の登山口までの林道で15cm程度(くるぶしラッセル)、それ以降はコンスタントに膝下程度のラッセル。スキーを外すと股下まで潜る。積雪はかなり多く、ストックを軽く差しただけでも1m程度潜る。 ・雪質は朝のうちは重めのパウダー。日当たりの良い斜面なので昼頃から重く湿り始め、午後は1,500m以下ではほぼモナカ雪。下りの滑りに大変難儀した。行程中に凍結は見られず、アイゼンを使う箇所はなかった。 ・夏道の登山口からしばらくは樹木が密で急登。しかも尾根が狭い。スキー+シールでも登ることはできたが、下り(滑り)はかなり難しかった(楽しくなかった)。雪がしまっている時期なら、板を外してつぼ足で歩くほうが速くて安全。 ・基本的に夏道を登って下った。赤やピンクのマーキングがあり目印になる。 ・危険箇所は特に見られず。雪庇は所々見られたが、大きく発達しているところはなかった。 |
写真
撮影機器:
感想
・13時をめどに引き返す予定で歩き始めた。平日とは言え、百名山で晴の期待できる天気だったため、他にも登山者はいるだろうと思ったが、登り下りを通じて誰とも出会わなかった。
・夏期は舗装路になっている林道は所々ショートカットできるが、目印等は特にないので地図を良く見ないと迷ったり道を間違えることになる。
・登山者が全くいなかったためトレースはなく、行動開始から5時間以上単独でラッセル。始めのうちはくるぶし程度で斜度も林道のため緩かったが、登山道に入ると軒並み膝下まで沈む急登。ジグザグ登高で標高を上げるが体力はかなり消耗した。
・昼近くになると雪が湿気て重くなり、シールやスキーに張り付いて団子状になった。始めのうちは落としながら歩いたが、雪質のためか、直ぐに元の状態になってしまうため、途中からは雪を落とすことを諦めた。多い時で恐らく、片方で1kg程度の雪が付いていたのではないか。通常よりかなり重いのでペースは全く上がらず。
・せめて森林限界程度までは上がりたかったが、上記のような状態だったため、1,700m付近でシールをはがし下山開始。緩斜面では下りラッセル、滑りに適した急斜面ではモナカ雪になっていて滑りに大変苦戦。快適に滑れたのは数ターン程度だったか。樹間は登山口に近いところはかなり密だったが、上の方はそれなり。
・帰りは林道に忠実に下ったが、所々雪崩れていてデブリが出ていた。
・途中、何度も足が攣ったりと天気以外は良いところがなかった。完全に敗退。3月は雪質の見極めが難しい。シールとスキーの「団子」は要対策。
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