奥美濃・芦倉山(1716.7m) 奥美濃の静かな雪山に抱かれる

コースタイム
【3/21】起床4:00→出発6:05→芦倉山頂上8:30→幕営地9:50→テント撤収
10:55→保川林道12:30⇒満点の湯14:30⇒帰宅19:00
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
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コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 地形図 1/25000「二ノ峰・石撤白」 ※マイカー利用 ※ワカン、アイゼン、ピッケル、雪山テント泊装備 ※ 雪山経験者に限る |
写真
感想
昨年登った野伏ヶ岳と石徹白川を挟んで東に聳える芦倉山に行きました。ほとんど会う人のない静かな山行を楽しみました。展望はよくありませんでしたが、頂上からは別山方面が少しの間みえました。
白山中居神社から保川林道登山口まで車で進むが、植林伐採のため駐車禁止になっていたので、車を駐車場へ置きに戻り出発。雪の林道を行くと橋が現れる。保川を渡り、コンパスでコースを確かめながら進む。尾根への取り付き地点に迷いながら、それらしきところから登ってみる。雪が深いためワカンを装着する。
急登の尾根を注意しながら登る。コンパス・GPSで位置を確認しながら進むと林道に出た。林道を左に行くと登り口らしいところに足跡がありそこから登る。傾斜が緩やかになり「そろそろ幕営地の1221m地点かなあ」とGPSで確認すると、まだもう少しということで先に進む。北緯・東経ぴったりの場所に着きテントを張る。3名ではゆったりのテントでゆっくりとうどん鍋を頂く。今回は、アルファー米は使わず、うどん3玉入れたが十分お腹もいっぱいになり、安あがりであった。Kさん持参の灯油ポンプで雪から作った水をこして入れたり、Hさんからも便利グッズの色々な工夫を聞いたりと、大変参考になった。早めの就寝。3月末とはいえやはり雪の上、段々と冷えてきて背中が寒いが我慢して寝ていた。
4時起床。ラーメンを食べて出発。スタートからアイゼンを装着。小雪が舞い曇っている。景色は望めないかもと思いながら登って行くと、次第に明るくなり日の出が見られた。
しばらく緩やかに登ると前に傾斜30度位の急登。アイゼンを効かせながら登ると素晴らしい景色。野伏が岳・小白山等が並ぶ。稜線へ出て前の頂が芦倉山頂上だろうか?とコンパスで位置確認しながら登る。やはり頂上に間違いないとGPSでも確認。芦倉山と書いた小さい看板もあった。
「あれが別山・丸山・野伏か」と確認しながら下山。快晴とまではいかないまでも景色を楽しみながら、またこの時期にはないようなふかふかの新雪を踏みしめ誰も歩いていない雪山に足跡をつけながら行くのは最高の体験です。
テント撤収して下山。途中、一人の女性が下見とやらで登ってきた。その人の足跡を下ると私達が登ったところよりはるかに左から登っていた。雪山の登り口はそれぞれでルートが難しい。今回はなかなか経験できない雪のルート。GPSとコンパスでの確認等大変勉強になりました。(MI)
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