残雪の塔ノ岳
Tad
体力度について
- GPS
- 22:46
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,278m
- 下り
- 1,276m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 9:32
| 天候 | 12日 曇り 13日 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
（1万円札使えず） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
花立より上に10�冂�度の積雪 |
写真
拍手
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
水筒（保温性）
地図（地形図）
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
|---|
感想
雪の積もっている朝に塔ノ岳で撮りたい景色があったのだが、この冬は雪に出合うことがなく次の冬まで待つしかないかと思っていた。
すると10日から11日にかけて雪の降る気配。予報を丹念に調べると、11日は晴れそうだが夜から12日の朝にかけては曇りそう。一方、12日は終日曇るが日付が変わると快晴になりそうなので、12日に登って小屋に泊まり13日の未明に撮影のチャンスを待つことにする。
【1日目】
大倉に車を止め、10時過ぎに出発。今日も撮影装備で早くは歩けない。予報通り空はドンヨリ。時折り小雨が降ってくるのも承知の通り。時々上から下りて来る人に様子を聞くと、花立辺りから積雪はあるがアイゼンを着けない人も多いとのこと。
前回と同様、天神分岐辺りでお腹が空いてきたのでベンチに腰かけてコンビニのおにぎりを2個。同じ場所で休憩した夫婦一組と男性1名も塔ノ岳に泊るとのこと。
この辺りから登山道脇に雪が出てきて花立下の階段付近では10�僂�らいの積雪があるが、登山道の雪は消えていて歩くのに支障はない。
花立山荘を過ぎ花立山まで来ると雪の量は増えて登山道の上にも雪が残るが、アイゼンを装着するまでもないと思い山頂までそのまま登る。今回も休憩を含め4時間弱かかって山荘に到着。
金曜の割には泊り客は13、4名と多め。朝が早いせいか、消灯は8時と先月泊った時より30分繰り上げ。
【2日目】
1時前に起きて外に出てみると、予報通り空一面の雲は去ってほぼ全天で星が輝いている。もう一度床に戻り、2時まで寝てから機材を持って外へ出る。小屋と空と下界の景色の位置を慎重に調整して、計画通り2時半から撮影を開始。薄明が始まり東の地平がややピンクになってくるまで撮る。
機材を片付けた後、一旦寝床へ戻って温まる。5時過ぎに朝食に呼ばれるが、何故か胃の調子が良くなくてあまり食べられない。少量だけ食べてからもう一度布団で暫く横になる。
ずっと寝ている訳にもいかないので、6時頃に起きて最後の片づけをしてから荷物を持って階下へ下りる。気分はそれほど回復しないが、下る分には大丈夫そうなので身づくろいを済ませてから挨拶をして小屋を出る。
外に出ると快晴の下で東京湾から昇って来た朝日が少ない雪を照らしている。既に朝焼けのタイミングを過ぎた富士山の向うには雲一つない南アルプスの山並みがはっきりと見える。小屋の人によれば、こんなにクリアに見えるのはこの冬で初めてとのこと。
この季節最後の塔ノ岳は大成功、と思いながら下山開始。体調は心配した程悪くなく、いつものペースで下りて行く。雪があって快晴の土曜日とあって、いつもにも増す数の登山客が登って来て花立山荘を過ぎたくらいからはすれ違うのも大変になってくる。
2時間半足らずで大倉に無事下山。昨日と違って晴れた暖かな大倉では、散り残っている大きな桜の木越しに見える雪の残る稜線の景色が印象的だった。
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