鈴蘭台〜菊水山〜鍋蓋山〜鍋蓋北道〜牛の背〜二軒茶屋
兵庫県
rxk00250
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 525m
- 下り
- 431m
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- 山行
- 2:36
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 3:03
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
（帰り）洞川西交差点から二軒茶屋を経由し「すずらんの湯」へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回歩いたルートはいづれも良く歩かれるハイキング道、あるいは六甲全山縦走路であり、どこもしっかりした道で危険と思われるような箇所はなし。 但し「菊水山」から「天王吊橋」へ下る縦走路の途中には、非常に大規模な崩落が起きた箇所があり、極めて危険な状況になっている。その区間は短いものの、黄色の通行止めテープで封鎖されて迂回路が作られているので、自分の歩行技術に自信があったとしても必ずそちらを通るべし。 |
写真
そこからほんの1分程で「菊水山」の山頂へ到達。この周遊路からなら幼い子供でも簡単に山頂に来られる。鵯越から六甲全山縦走路経由でのきつい上りとは大違い
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そこからすぐ先に、例の大崩落現場が現れた。右が本来のルートだったが、崩落の影響で立ち入り禁止、通行止。黄色のテープとロープで進路が遮られている。迂回路は真正面に付けられている
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黄色のテープとロープで遮られている以前の進路の先は下りやすそうな階段道なのだが、かといって制止を無視してここを下るのは絶対にやめておこう
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迂回路は滑りやすいが慎重に進み、右へカーブしていくとここに出る。ここで左折下りするのが縦走路ルートだが、真正面の奥に見えている開けた箇所が大崩落現場だ
おそるおそる大崩落現場の様子を伺いにいくと、こんな感じで垂直の断崖絶壁状態で、ゆうに100m以上の落差はありそうな非常に危険な状態。今にも追加で崩れそうな雰囲気で、柵もなく怖すぎる。落ちたら即死だろう
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その同じ場所から右側を見上げると、崩落以前の全山縦走路の岩場下り道が見えるが、そこも崩れ気味だし、危険極まりない。黄色テープとロープの制止を無視して階段道を下ってくると勢い余って転落しそうな雰囲気なので、絶対にやめよう
大崩落現場を無事に通過してさらに下ると、岩場下りの続き（城ヶ越の神戸アルプスの続き）があるので、引き続き慎重に。こんな岩場では無理な追い越し禁止が山に親しむ者としてのマナーだ
ズームで撮影。これは・・・あまりに酷い惨状だ。息を呑む感じ。崩落個所の最下部には修復作業の工事現場が既に設営されていて、順次工事が行われるものと思われる
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第二鉄塔以降は見晴らしが良くなる。海側に見える山の合間には山桜が点々としていて、薄いピンク色がこんもりしている独特の光景を眺められるのは今の時期だけ
装備
| 個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
|
|---|
感想
今回は同行者の希望でコース設定。山行後に久しぶりに「すずらんの湯」（鈴蘭台の二軒茶屋の北、有馬街道沿いにある）に入りたいということで、そこまでのルートは「菊水山周遊路」から「菊水山」山頂へ登り、全山縦走路から「鍋蓋山」山頂を経て「鍋蓋北道」から「牛の背」を下って「二軒茶屋」へ出る、ということになった。
「菊水山」から全山縦走路を歩いて「鍋蓋山」へ登るのも久しぶりな感じだったので縦走路の様子がどうなったのか興味深かったが、下り途中であのような大規模な崩落が起きていたことについては寡聞ながら知らなかったので、びっくりした。あれは相当危険な状況なので、通行止めというか進入禁止にしておかないとまずいだろうなと思った。むしろもっと厳重に立ち入らないようにしておくべきだなと感じたのは初めてだった。
「菊水山」山頂から「再度山」に至る区間の全山縦走路は、ここ数ヶ月で道の両サイドの木々が思い切って伐採整備されたので、見通しが良くなり明るくもなって良い感じに変わってきた。強風を伴う豪雨や台風などの影響であちこちに被害が出たことがそれに繋がったのかなと想像するが、周期的な整備時期とも重なったのだろうとも思う。
今回「菊水山」からの下りの急な岩場あたりで、素人トレラン愛好家が後ろから「どけ！」と言わんばかりに煽ってきたのでカチンときた。こっちは単独山行ではなく、同行者の様子を常に意識してその安全に配慮しなければいけないので、自己顕示欲の塊のような素人トレラン愛好家の猪突猛進ぶりは、はた迷惑な存在だ。
一般登山者を追い抜くにしても、それに適した場所と、そうでない危険な場所があるのだ。周囲の状況も考慮せず、自分一人のタイムだけを気にするあまり、追い抜くべきポイントが見極められないような浅はかな分別しかないような素人トレラン愛好家は、六甲山系のような身近な山のメジャールートでは唾棄すべき存在だ。
ここで言いたいのは、素人トレラン愛好家の存在自体を嫌悪しているのではなくて、要するにマナーやモラルのない人の行動を問題にしているということ。（私も「グレートレース」のような番組は大好きで欠かさず見ているし感心もし敬意も抱いている）つまりは「シチュエーション」が大事なのだ。空いた平日ならまだしも、土休日は一般登山者が楽しく山歩きを楽しんでいることが多い。歩行技術や経験の面でも様々なレベルの人達が各自のペースで楽しく上り下りしている。そのような中でそんなに自由気まま勝手に走りたければ、一般登山者のいないコース・ルートを選んで走るべきだろう。それでも敢えて全山縦走路やメジャールートを我が物顔で突っ走ろうとするのは、自分の姿を見てもらって自身に酔いしれている自己顕示欲以外の何ものでもない。申し訳ないがそういう感性の人間は私は一切、人として信用しない。
おそらく迷惑だなと感じている山歩き愛好者も多いだろうと思うし、みな我慢し辛坊して黙っているだけだろうと思う。そういう気持ちに、素人トレラン愛好家は気づいてあげて欲しい。
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motokonです。
rxk00250さん、地図の掲載ありがとうございます！
遡ってまで乗せて頂いて、しかも細かく書いて頂いて、本当に申し訳ないです。
でも嬉しいです。
これでrxkさんの謎のルートを、自分の地図で見つけやすくなります。
(*^_^*)
自分が辿ったルートは、マイページの「マップ」又は「その他」の中の「全ルート地図」で、いっぺんに表示されるので、楽しいですよ。
ではでは。お返事は結構ですよ。(^_^)v
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