妙号岩、君影ロック、菊水南ルンゼ、鍋蓋地獄谷左俣をいっぺんに


- GPS
- 07:53
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 763m
- 下り
- 765m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
でも個人的に汗まみれで山から下りてきてちょうどラッシュ時の神戸や三ノ宮側の電車に乗りたいとは思わないので、六甲山の帰りはたいてい北側、神鉄側に下りてしまう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回一番気になったのはせっかくメガグリップの靴で行ったのに菊水南ルンゼも鍋蓋地獄谷も濡れてる所はどこも結構滑ったこと。 まあどんな靴で行っても滑るとは思うし、メガグリップに対する期待値が高すぎたかもしれんけど、とりあえずどこでも岩の上進もうとせずに巻ける所ないかまわりよく見ながら歩くのが吉。 妙号岩の一般ルートの上りではロープ場になってから一カ所上下ではなく左右に張られて一見左に行くようでじつは右の岩角を回り込む所でその岩角にロープが擦れてちょっと千切れてきてる所が気になったのと、君影ロックからの下り、一瞬この傾斜のちょっとザレた岩場を下りるのかと不安になるが、赤マーカーに従ってえぐれた足場を下りていくとすぐに木立の中の細尾根の道になり、テープもあるし踏み跡ははっきりしてるしであっという間に下りてこれる。 |
写真
車で来ると下りてくる所も限定されてしまうが、今回は最後どこに下りてくるかまでは決めずに来たので電車で。
スタートは鈴蘭台駅。
まあこんな良い岩見たら登りたいのは分かるけど妙号側にまで打ってあるのはさすがにどうなのか。
これが彫られた当時はボルトなんかなかったわけだし、おそらく岩場の上の木から太い縄を下ろして彫り、離れた菊水山のどこかまで上ってバランス確認しながらを繰り返して少しずつ彫ったと思うととんでもない苦労。
その側に平気でボルト打ってあるの見ては正直あまりいい気はしない。
この日は水量少ないと思って来たがそれでも流れてて岩も濡れてる。
この日も新しいメガグリップミッドの靴を試すために来たわけだが、結果的には濡れには弱し。
これはこのあと鍋蓋地獄谷でも悩まされることに。
この日歩いた妙号岩から君影ロックまでの尾根が一望。
天気も少し良くなってきたか。
道はまだ続いてるけどそちらには行かずにここから左に一尾根越して入渓。
それは越えたあと向こう側を下りるのも同じで、一段一段お尻落として下りた。
このあたりは今まで歩いたこと無いので初めて見たが牛の背って馬の背と何が違うのか。
細尾根ではなく広くなだらかな尾根のことかなと思ったら普通に細尾根。
まあ切れ落ちたりはしてなかったから怖さはないけどこか他の場所なら普通に馬の背って呼ばれそうな道だった。
電車で帰るのでどこかで着替えたいと思いながら坂道上ってたらなんと小さいけど水道のある公園発見。
誰もいなかったしありがたくタオル濡らして上半身だけ拭いてTシャツ着替えることが出来てすっきりホッとした。
でもここからまだまだ上りの舗装道路が続いて天気良くなったのでまた一汗。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
最近登山靴以上に履く人多そうなトレランシューズではデフォルトの感もあるメガグリップが普通のビブラムより濡れに強くてよく止まるってのは以前から聞くけどいったいどの程度なのか。
一度履いたことのあるモンベルのトレールグリッパーは確かに結構止まった気がする。
ビブラムの中でも特に濡れに強いソールとなればイドログリップだったか、特別なものがあるし、モンベルにももう完全に沢靴になるけどアクアグリッパーがある。
でもメガグリップもトレランシューズに使われるからには濡れにも相当強くないと危なくてここまで使われることはなさそう。
内反小趾になって以来迷走してここ数年で10足以上の靴を買い、なんとかこれならとたどり着いたシリオでローカットとミッドカット探したらどちらもメガグリップがあったのでこれなら止まるに違いないと買ってみたが、いずれにしても自分でいろんな状況下で試すしかない。
っというわけで今回は岩と濡れに特化して一日で色々試せそうな定番の妙号岩から君影ロック、そして菊水南ルンゼの周回コースにまだ行ったことのない鍋蓋地獄谷も加えて回ってくることに。
この間歩いた芦屋地獄谷は多くの人が歩くのでヌメリが取れててよく止まったが、今回はそこまで入る人は多くなく、ヌメったところもたっぷり、というかヌメった所ばかり。
結果は・・・
微妙。
まあビブラムよりは滑り出す限界点は高い気がするけどよく踏ん張ってくれるというほどでもなく、少し斜めに体重かけると一気に行きそうで怖い。
トレールグリッパーより止まるかというのもあちらは御在所本谷で試しただけでビブラムより確実に止まると感じたけどやはり痛くて売ってしまい、同じ所で試したわけではないのでよく分からんけど、ヌメリは菊水南ルンゼと鍋蓋地獄谷の方が多そう。
それにしても今回は一歩の段差が大きい所が多かったことに加えて滑るのが怖くて一歩一歩の足置きに神経使わされたこともあって距離や累積標高以上に足ガタガタ。
クライミングとか沢やってる人達からは足置き気を使うのなんて当たり前って怒られそうだけど、ある程度長い時間や距離歩くのが好きな身としては心身が疲れ足が疲れてきた時に万が一の不注意を少しでもカバーしてくれる靴というのがありがたく、かつどこまで信用出来るかで安全度も疲労度も格段に違ってくるので、まずは自分の足に合うかどうかが先ではあるけどソールも出来るだけ信頼出来る靴に出会いたいもの。
まあ今回はあれだけ滑る所の多かった菊水南ルンゼも鍋蓋地獄谷も一応大きく滑ることなく歩いて来れたのであとは慣れの問題か。
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