会津駒ヶ岳…ブロック雪崩恐ろしい！

2019年04月23日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.1km
• 登り: 1,209m
• 下り: 1,193m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:23
• 休憩: 0:39
• 合計: 5:02

8:43 会津駒ヶ岳登山口
10:07 10:25 ヘリポート跡
12:41 12:59 会津駒ヶ岳
13:22 13:25 ヘリポート跡
13:45 会津駒ヶ岳登山口

ルートは手書きです。

天候

快晴　微風　　8℃（山頂）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

村営テニスコート横P。　トイレは使える模様。自分は道の駅で。

コース状況／危険箇所等

気温が上がり、山頂部はザラメでしたが、樹林帯は激重の雪質でターンに難儀。
林道ショートカットのルートは、ブロック雪崩多発。
冬ルートではブロック雪崩はありませんでしたが、今後発生する可能性はあります。

写真

4/23 8:39

先行者は6台。まずはスキーを担いで車道歩き。

4/23 8:43

8：43　滝沢登山口をスタート。

4/23 8:45

すぐに雪が繋がってシール歩行。

4/23 9:07

林道ショートカットは、いつものデブリランド。

4/23 9:13

冬道をジグザグで登ります。思ったよりデブリが少ない。

4/23 10:07

10：07　ヘリポート跡に到着。

4/23 10:30

ジグを切って登ると、

4/23 11:12

ようやくシラビソ帯に。何度来ても素敵な風景。

4/23 12:03

暑いのでバテバテです。

4/23 12:07

ようやく山頂を捉えました。

4/23 12:27

豪雪の山ですね！

4/23 12:41

12：41　会津駒ヶ岳着。積雪は多めですね。

4/23 12:42

中門岳

4/23 12:48

セルフ

4/23 12:49

燧ヶ岳

4/23 12:50

至仏山

4/23 12:50

平ヶ岳

4/23 12:50

三岩岳

4/23 12:59

12：59　滑降開始〜。

4/23 13:00

楽しい滑降は1分で終了〜。

4/23 13:00

登り返しを避け、延々のトラバース。

4/23 13:07

樹林帯の滑走は、

4/23 13:15

重い雪で板が走らず難儀。

4/23 13:22

23分でヘリポート跡。

4/23 13:25

その下は冬ルートへ。

4/23 13:27

凸凹が多く難儀しました。

4/23 13:33

林道ショートカットには新たなデブリ。こんなのに埋まったら終わり。

4/23 13:38

その下の林道は除雪が進んでいましたが、

4/23 13:40

人工デブリを乗り越え、意地でもスキーで降ります。

4/23 13:41

が、さすがにギブアップ。

4/23 13:45

山頂から46分で下山。標柱のお言葉の通りです。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

感想

aki-tk

　毎年恒例の春の会津駒ヶ岳。ここは登り返しが無く、長い滑走が楽しめるのでお気に入りの山の1つです。この日は気温が急激に上がり、山頂部を含め重めの雪で、ターンに難儀しました。そして樹林帯ではあまり板が走らず、無理やりのターンでしたが、こういう雪質を楽しめるようにならないとイケマセン。

　ちなみに、自分が滑ったヘリポート跡から冬ルートの雪は繋がっていましたが、夏道ルートを滑った方の話では、下の方では雪切れだったそうです。

　最後に、雪崩情報です。登りはじめの林道ショートカットでは、いつものようにデブリがあり、上を見るとまだ落ちてきそうな雪塊がありました。今日は気温が上がるので、気を付けないといけないと思いながらも帰りに同じショートカットすると、そこには大量の新しいデブリが！　こんなのに埋まったらひとたまりもありません。やはり、このルートはブロック雪崩に要注意だと改めて認識させられました。

　

コメント

Alkaline

雪崩
akitakayaさん、こんにちは。
偶然レコを見つけ拝見しています。
先日の那須岳でお会いした日、実は第二候補が会津駒ヶ岳でした。
けれどこのレコに記載されているように雪崩のリスクを回避して那須岳に決めたのですが、あらためてその時の判断は正解だったんだなぁと学習させていただきました。
もし、残雪期に会津駒ヶ岳にチャレンジするときはルートについての情報収集と理解が深く必要だと思い仲間で話していたんですがこのような形で示していただけるとその思いが深まります。
これからも身の丈にあった登山を心掛けないといけない、と再確認です。
ありがとうございました！！

aki-tk

Re: 雪崩
自分の情報が少しでも役立ったとしたら幸いです。

　残雪期の会津駒はブロック雪崩が恐ろしいんです。ショートカットとせずに林道を行けば安全かというと、数年前には林道で雪崩があり死亡事故が起きています。自分は何十回も会津駒に登った経験から、どちら側からブロック雪崩があるかある程度判断ができるので、ショートカットや冬ルートでも行けますが、それでも予測不能なリスクもあるので絶対安全ではありません。山スキーでは、毎度生きて帰れてよかったと実感しています。

　会津駒に比べると那須三本槍のルートは安全性が高いですが、剣ヶ峰のトラバースでは、大雪だった年にブロック雪崩で２人が死亡する事故が起きていますので、油断はできません。山のリスクはゼロにはできませんが、お互い安全性を見極めて山を楽しんでいきましょう！