会津駒ケ岳 滑走
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- GPS
- 06:32
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,279m
- 下り
- 1,277m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 6:30
スキーに不向きなやまではないが、滑走の面白みが頂上から周辺の沢(源六郎沢源頭部も含め)へ向けてと限られているせいでしょうか。
頂上付近も平らなのでスノーシューにはうってつけの山だ思います。
天候 | 晴れ 10時位より雲が多くなる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
野球場前の駐車場を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道下部は雪なし、下りも巻道が無難。(スキー滑走期待しない方が良い) 林道終点前の沢筋から尾根へのルートは、上部の雪付が悪いのでこれからの時期は避けた方が無難。 |
その他周辺情報 | 小豆温泉 窓明の湯。 ¥650+¥100(ロッカー) 露天はないが、湯は源泉かけ流しでとても良い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
前日の燧岳だけの予定であったが車に戻り予約サイトで調べると、田島で宿がとれたので、この日の会津駒ヶ岳を予定に入れた。田島までは60kmと距離はあるが、道が空いているので1時間程度でついてしまう。翌日の行動食を考えると、田島で買い出しする必要もあったし、檜枝岐の民宿に泊まるよりこちらの方が安価でもあった。
この日はテント泊の時と同様に3:00起床、途中コンビニで朝食を済まし、檜枝岐を5:00に出発。
林道はまだ通行止めで車はいつもの野球場前に止めるが、昨日の登山者の車もかなりあるのだろう、駐車場は6割程度は埋まっている。
林道は暫く進むと積雪が現るがすぐに途切れるので、駐車場からサイドに固定してきて正解であった。途中より巻道を進むがこちらは全く雪がない。再び林道にでるが依然として雪がほとんどない。林道終点間際のカーブ沢筋から尾根へ上り詰めるルートに先行トレースがあり赤旗もついていたので、冬季はこちらが登りやすいと判断したのだが、尾根に出ると雪が途切れており、しばし藪漕ぎの羽目に。これも大した距離ではなく正規の夏道にヘリポート跡地で合流する。
ここからは、歩行者の足跡が入り乱れた斜面となる。早朝でかつ足跡の形跡で埋め尽くされた凸凹斜面のため、シールが思うようにグリップしてくれず、何度か傾斜がゆるい個所でもスキーがスリップして転倒する。
前日と同様、出来る限りスキーのトレース跡、そして新雪部分を選ぶとグリップが効くのでコースどりに気を付けて進むが、時々ひどい場所に出くわしスリップする。やはりクトーが必要かと思ってしまう。
森林限界近くで昨日の燧岳が見えたが、頂上はわずかに雲がかかっており、昨日よりは天気は悪く下り坂のようだ。一昨日の夜は雪、明日は雨の予報なのでタイミングの良い2日間のようだ。
森林限界を超えると、会津駒ヶ岳への緩やかな雪面が眼前に広がる。小屋へは寄らず、トラバース気味にこの雪原に踏み込む。朝早いためかor小屋から稜線伝いの登山者が多いのだろう、周囲に登山者は見当たらず、頂上までのルートをほぼ真っ直ぐに詰めあがる。前回夏に来たときは霧の中全く展望がなかったが、今回は残雪の山々360度の大展望だ。
頂上からの滑走でもいいのだが、ここは一足先のピークまで進む。
シールはすぐに再装着(登り返す)する事を考え、バックに入れずにザックポケットにそのまましまう。ノートレース、準パウダーの快適なバーンを源六郎沢の源頭部へ向けて滑走。下り過ぎると、戻りが大変となるのできりの良いところで引返す事を念頭に高度計を見ながらの滑走。1,900mの樹林のある平場で停止しここらののぼり返しを検討するが、雪面の状況が比較的良好なので、ここからトラバース降下して1,800m付近の尾根へ戻る。
ここからは尾根上の林間滑走となるが、少しでも快適に滑れるように尾根の左側の極力トレースのない場所を選び、また登り登山者に迷惑とならないように離隔を取る様に気を付けた。
最後の展望ポイント(ヘリポート跡地)からは、往路or夏道選択に迷ったが、往路を選択。藪となる尾根を避け、すぐに雪付が比較的ある沢筋に降りる。雪の繋がっている場所を探して何とか下降したが、時期的にはギリギリであった。
最後の林道は滑走できる事を期待して、往路のショートカット(巻道)をパスしたのだが、滑走場所は限られておりこちらも時期的にはギリギリであった。(スキーの滑走面が、枝葉、石で結構傷つく事は必至)
この時期、尾根末端(展望台)からはスキーは外して降りた方が無難でしょう。
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