奥越・大納川支流和佐谷左俣〜越戸ノ池


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 713m
- 下り
- 699m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地図では「早稲谷」とあるが、地元では「和佐谷」と表記することが多いのでそれにならった。 和佐谷二又出合から林道がまだ延びるがゲートがあって入れない。また林道もかなり荒れ放題。 越戸谷山への登山道はしっかりとした道。「越戸ノ池」までも道があるが、途中には案内版などは無い。 |
写真
感想
今月2日に辿った越戸ノ池探索遡行は未完に終わったのだが、どうしても地図にある、この大きな池が気になってしょうがない。
というわけで再び遡行を計画。実際にある「雌池、雄池」の位置もさることながら、今回の探索は意外な結果に終わることになるのだった。また今回はちょっと変則的なルートを模索。尾根越えで越戸谷を下ることにした。
久々にFさん、KBちゃんの参加で、総勢4名での遡行となる。
和佐谷左又はこの地域では希に見る連瀑の谷。しかし谷は人気(ひとけ)が多く、大きな滝にはほとんど立派な巻き道があるので通過に手間取ることもない。
ちなみに二日前、今年最大と思われる台風6号が四国に上陸、その影響が今も続いているのか、往路の大野は小雨模様だったし、ここ和佐谷の中も空は今にも泣き出しそうな、そんな気配である。おかげで今日は涼しい遡行ができそうではあるが。
大小小滝をぐんぐん超えて行く。台風の影響による降雨があったようで、水かさが相当増えている。とことどころではシャワークライミングで越えることになり、すでに全身びっしょり。しかしそれが何故が清々しいし、何より滝の豪快な流れが美しい。
越戸谷を分ける支流を左に入り、いよいよここから尾根越えだ。コルに呼び出したのはまだ9時前。ここまでは順調な足取りだ。ここから池を目指して一気に越戸谷源頭を下降する。
最初は谷らしい地形だったものの、途中で何やら広い台地状の場所に出る。見渡すとそこは池だった。そう、ここが登山者も訪れるという、あの「越戸(おっと)ノ池」だった。池の傍らにはそれを示す標柱もあり、探すとすぐに登山道も見つかった。なるほど、越戸ノ池は越戸谷の中、その源頭部にあったのか。
大きな池は今は一つに見えるが、渇水期には二つの池に分かれるそうだ。辺りは今日の天気と相まって、なんとも幻想的な雰囲気になっている。下山はここにある登山道を利用するということにし、マーキングをして先に進むことにする。目的は地図にあるあの池マークだ。
ここから再び谷を下降するが、この辺りはもはや谷というより藪の中。池はこの特異な地形によって谷の流れをせき止められ、そして形成されたものと推測する。なんとも不思議な地形である。しかしひどい藪谷だな。
すると突然水の湧き出る音と共に、越戸谷の源流に出た。地図を広げると例の池マークはすぐだった。
一休止してさっそく池探索へ出発。わずか直線距離5〜60m。源頭部を越えて尾根に這い上がるが、どこを見ても地図にあるような池は見当たらない。手元のGPSでは、すでに池の中に立っていることになっているのだが・・・。
地図の池は無かった。古い文献には、ここが越戸ノ池という明記になっているのだが、これはまったくの誤記であると思われる。きっと先に見た越戸ノ池をここに描いてしまったのではないかと思われる。うーん、こういうこともあるのかと愕然。長年の思いは意外なかたちで結末することになった。
ここから再びUターンして越戸ノ池に向けて遡行開始。藪地形を抜けるとマーキングした地点にぴったり到着。あとは登山道をひたすら辿るのみだった。
懸念していた登山道もさすがにしっかりとした道で、これを使えば池までの道のりも問題ないと思える。小1時間ほどで登山口に到着、車をデポした地点まではここから一足投の距離だった。
一日ずっと曇り空。谷中で一瞬晴れ間もあったが、終始霧雨が舞うような涼しい遡行となった。
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