阿蘇 俵山周辺で山菜採りハイク
- GPS
- 02:10
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 331m
- 下り
- 329m
コースタイム
天候 | 曇 のち 霧雨 のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
放牧中の牛と出会うと結構な緊張感がある。でも基本的に突進して来ることはない。放牧地に入る時にゲートを開けたら、必ずきちんと施錠して閉めること。この最低限のマナーを守らないと、いずれ「立ち入り禁止」の悲しい結末が待っている。 ちなみにUPしているルートは、GPSを持って行っていなかったため、いい加減なものです。 |
写真
感想
3か月ぶりに午前中が完全OFF。もし1日OFFなら九重の4千本ヤマザクラを見に行こうと思ったが、結局午後に用事が入ったので、俵山周辺「山菜取りハイク」にする。
午前中最初は曇だが、途中から「行楽日和の晴れ」との予報に、カッパも持たず薄いフリース1枚で出発。新型の高性能コンデジの初デビューでもある。
大切畑ダム周辺の桜を期待したが、すでに葉桜となり、大きく林道を迂回して山菜を探す。山菜採りのターゲットは、今回はタラの芽。以前歩いた時、何箇所かタラの木を見つけていたので候補地を絞っていた。タラの木は群生する場所の環境が決まっていて、風景を見れば、どの辺にあるか大体わかる。でも群生できる環境がそろっていても木がまったくない場合もある。
山菜採りは不思議なもので、数年前のことでも場所や種類、時期など克明に覚えている。
その場所に行くと録画映像のようにその場面を克明に記憶していて再生画像を見ながら歩いているような錯覚を覚える。「あと5m先の谷の北斜面にゼンマイの群生地があったな。」とその記憶の鮮明さに自分で驚く。昨日の夕飯が何だったかすぐ忘れるくせに、この野生の本能はどっから湧き出てくるのだろう?
今回もこの周辺でタラの木をたくさん見つけたが、3番芽まで根こそぎ取ってしまうと、タラの木は枯れてしまうが、道沿いの木はそんな取り方をしている木がほとんどで「山菜のマナーをしっかり学ぶべきだろう!」と思う。「木が枯れてしまいます。1つは芽を残しておくこと」と呼びかけの看板を立てたい気持ちになった。
「曇のち晴」の予報は外れ、標高が上がるにつれて霧雨がひどくなり、先を急ぐ。防水ではないコンデジをバックに入れる。ガスがかかってしまうと見慣れた風景も全く別世界となり、距離感を失い、方角を失くし、現在地をロストしてしまいそうになる。山はいつもしっかり準備して歩く、が基本であることを再認識する。
先を急いで下っている時、ふと周囲を見ると、蕨の大群生地帯(こんな場所を「畑」と呼ぶ)であることに気づく。この季節によく通る道だが「ここには蕨はほとんどない。」と思っていた場所だった。それは、歩いた時期が、ほんの少しずれていただけで、ワラビにとっては、今日がJUSTシーズンであと1週間後は伸びきって見向きもされないのかもしれない、3歩の範囲で「ひねるだけでポキン、と折れる最高のワラビ」が足の踏み場もない程群生していた。
2時間10分の歩きで今日の夕食の分だけ、ほんの少し山からお裾分けしてもらって帰る。
感動したのは、今まで会いたくてもなかなか会えなかった「オキナグサ」と出会えたこと。「こんないつも歩いている場所に…」と思うような場所だったが、その風格にピッタリの素晴らしい風景の場所にひっそりと咲いていた。
久しぶりにいい時間を過ごした。
コメント
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こんばんは〜、めちゃめちゃ久しぶりですね〜 。
山菜採り良いですね〜。
熊本時代はよく行ってました。熊本は牧草地が多いんでわらび採りには持って来いですよね 。
ただわらびってアク抜きが必要だったですよね。重曹で1日ぐらい置いてたような・・
速攻で天ぷら・・大丈夫ですかね?
ホント、心の洗濯日和でした
タラの芽は、天ぷら、これは王道ですね、ホントおいしい。みんなのリクエストも殺到します
ワラビは、アク抜きを失敗すると、どんなにおいしそうな料理も食べれません。逆にアク抜きをやり過ぎるとシャキシャキ感がなくなります。今回は、さっとアク抜きしてシャキシャキ感を残しての「おひたし」でしたが、これが最高においしかったです。夕食は、山菜ごはんでおいしくいただきました。
今回は、午前中の曇空で取ってすぐアク抜きをしたのがよかったのかもしれません。日差しが強い時にしばらく置いたものは、アク抜きしてもえぐ味がすごいですね
筍でも山菜も日の当たらない朝取りで早く処理するのが基本ですね。筍も朝取りですぐ食べるとアクはありませんからね。ワラビもジャストタイミングで人差し指で捻ると「ポキン」レベルの質の高いワラビばかりでした
追伸
今回の山菜は、アクもなく家族にも大変好評で、翌朝みんなでここにワラビ狩りに行くことになりました。
みんなの頭の中には「この辺にワラビはあまりない(スペシャリストが多いので)。」という固定観念があって最初はみんな半信半疑でしたが、わずかな時間で袋いっぱい採ることができました。さっそくアク抜き開始で、昼食のおかずになる予定です。
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