医王山

2019年05月02日(木) [日帰り]

• GPS: 05:11
• 距離: 14.7km
• 登り: 831m
• 下り: 840m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:59
• 休憩: 0:08
• 合計: 5:07

距離 14.7km 登り 851m 下り 840m

8:42 医王山ビジターセンター
9:36 9:37 大沼
10:52 白兀山
11:11 11:12 蛇尾山
11:20 夕霧峠
11:41 奥医王山
11:41 医王山
12:10 奥医王山
12:10 12:12 医王山
12:25 夕霧峠
12:47 12:48 しがらくび
13:00 覗休憩舎
13:45 13:48 医王山ビジターセンター
13:49 ゴール地点

天候

早朝下界では土砂降りもあったが、8時半ごろビジターセンターに到着時はすでに快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　奥新保からビジターセンターまではGW中は通行可能ですが、5/7から崩落個所工事のため通行止めになります。

コース状況／危険箇所等

　登山道に残雪はほとんどなく、特に危険個所はありませんが、大沼平から稜線に登り上げてからは、雨上がりだからか雪融け直後だからか分かりませんが白兀山まで終始ドロドロで閉口しました。

　登山道に危険はありませんでしたが、白兀山から蛇尾山に向かうトラバース区間で熊を見ました。歩いていると10mほど先の下の方でガサガサ言っていたので「もしかして」と思ったのですが、その後しばらくして下の残雪の上を黒い熊が下っていくのが見えました。私の熊鈴に反応して早めに逃げてくれたので事なきを得ましたが、今日すれ違ったハイカーたちは鈴の音の控えめだったり、全く持っていなかったりして、姿を見て初めて気づいた方たちばかりでした。この時期の医王山は絶対熊はいるので、音の大きい鈴をもって熊さんに先に逃げてもらうようにしないと危険です。

その他周辺情報

　南砺市の法林寺温泉に行きました。500円で加水、加温なしのかけ流しの温泉を頂けます。今回のようにビジターセンター方面から向かう場合は、いったん法林寺温泉の入り口を通過したのち、広くなっているところでＵターンして入るのが得策です。また、金沢方面へ帰る場合も同様に一旦南砺市方面に向かって同じところでＵターンするのがよいでしょう。

写真

5/2 8:38

　出発時は黒雲に覆われていた医王山でしたが、すっかり晴れています
　そして今日はカメラを忘れるという大失態をしてしまいましたので、スマホ撮影です

5/2 8:49

ミツバツツジは大沼平までの林道わきに少しだけ

5/2 8:53

山頂方面も十分晴れています

5/2 8:56

マルバスミレでいいのだろうか・・・

5/2 9:00

こっちはツボスミレ（ニョイスミレ）であってるはず

5/2 9:02

スミレの写真を一杯撮ってみたのだが、ただでさえ分かっていない上にスマホだとチルシフトがないため適当にしか撮れてなく、ほぼ同定には役にたたなかった

5/2 9:07

大沼平探勝路の入り口のツバキは

5/2 9:07

まぎれもないユキツバキ。

5/2 9:09

探勝路のサンカヨウは少しだけでした

5/2 9:11

今季初といっていいくらいの好天でした

5/2 9:14

とりあえずいつものところ

5/2 9:15

マムシグサ発見
って、実はこのテンナンショウ属も決め打ちは難しい
便宜的にテンナンショウ属はマムシグサと呼んでおく

5/2 9:17

医王山でははっきりとしたユキツバキしかないようです

5/2 9:24

曲水探勝路
雨の後なので期待

5/2 9:25

ユキザサはもう少し
こんな状態のものを複数見かけました

5/2 9:26

雨上がりだけど水はあんまり多くない

5/2 9:28

2つ目の橋も干からびていた

5/2 9:29

3つ目の橋は水量豊富でした

5/2 9:30

2週間でお化けと化した水芭蕉

5/2 9:33

トンビ岩が見えました
雨上がりの背中坂は近寄らないのが身のためです

5/2 9:35

定番ショットその1

5/2 9:36

定番ショットその2
さあ、今日の目的サンカヨウロードに向かいます

5/2 9:38

2週間前はまだなかったサンカヨウがびっしりと登山道わきを埋め尽くしています

5/2 9:39

雨上がりなので当然シースルーを期待していたのですが・・・

5/2 9:40

急激に気温が上がっているため、乾いてしまったようです

5/2 9:41

それでもわんさかと登山道を彩るサンカヨウは十分見ごたえがあります

5/2 9:43

ちょっとだけシースルーの名残がある？
標高が上がってくると花が開いていないものも増えてきます

5/2 9:44

マムシグサその2

5/2 9:45

これも下だけ濡れている

5/2 9:47

標高を上げるにつれ

5/2 9:49

だんだん若くなっていきます

5/2 9:50

こんなのが好きですが

5/2 9:51

上の方にも大人になったのもいます

5/2 9:53

ナガハシスミレサイシンかと思いましたが、別の個体の葉っぱですね

5/2 10:00

この手のスミレも多かったが、同定できていません

5/2 10:02

まだまだサンカヨウ

5/2 10:04

稜線に出るまで

5/2 10:05

ずっとあります。

5/2 10:07

稜線に出ました

5/2 10:20

稜線はショウジョウバカマばかりで

5/2 10:35

雨上がりだからか、雪解けすぐだからかずっとぐちゃぐちゃでテンションダダ下がり

5/2 10:43

何とか小ハゲ到着。ここで誰もいないのは初めてかも

5/2 10:44

南方の山々

5/2 10:52

白兀山とうちゃこですがさっさと先に進みます

5/2 10:53

奥医王山の奥に見えるのは猿が山ですかね

5/2 10:57

イワウチワはまだ咲いてないところが多かったです

5/2 11:08

蛇尾山に向かう道ができてました。
この手前のトラバース路を歩いているとき少し先の藪でガサガサ言ってるなと思ったのですが、その後下の残雪の上を移動する黒い物体が。熊さんでしたね。

5/2 11:11

蛇尾山とうちゃこ

5/2 11:13

南砺市方面

5/2 11:19

タムシバと残雪の山を見ながら

5/2 11:22

夕霧峠へとうちゃこ

5/2 11:22

人形山とか金剛堂山とかですかね

5/2 11:24

浄土坂を登りましょう

5/2 11:29

見返り大杉

5/2 11:32

残雪の残る竜神池

5/2 11:40

奥医王山もさっさと過ぎます

5/2 11:43

この分岐を左へ降ります

5/2 11:47

谷筋には残雪もあり若いエンレイソウや

5/2 11:47

サンカヨウもまだ咲いてません

5/2 11:48

栃尾に下る道は雪融け水で沢になっていますが、ここがアズマシロカネソウの群生地

5/2 11:50

この壁面にシロカネソウが大量に咲くのですが、まだ咲いてないサンカヨウがちらほらあるだけでした

5/2 11:52

とりあえず誰も来ないだろうから階段のど真ん中で休憩しました。そして休憩を終えて登り返そうと思って振り向くと

5/2 12:02

なんと真後ろにザゼンソウが！
まさか医王山でザゼンソウを見れるとは思っていませんでした。ここまで来た甲斐がありました

5/2 12:24

夕霧峠から車道を行きます

5/2 12:31

新緑も紅葉も、いつ来てもこの木はいい仕事をしてますね

5/2 12:34

ここを登り返す予定でしたが、ドロドロ地獄に戻りたくないので止めましょう

5/2 12:40

車道沿いにシロバナタチツボスミレがありました

5/2 12:42

これはタチツボスミレ

5/2 12:44

これが不明

5/2 12:46

しがらくびの手前に

5/2 12:46

フデリンドウが群生してました

5/2 12:51

オオタチツボスミレ

5/2 12:52

キクザキイチゲは今日はあまり見かけませんでした

5/2 12:59

2週間前は閉鎖されていた覗休憩所

5/2 13:01

millerさんのレコにもありましたが、微妙にカタクリがあるようです

5/2 13:02

ムシカリはあまりなかったです

5/2 13:09

地蔵峠の手前の下りもサンカヨウ祭りでした

5/2 13:13

これもオオタチツボスミレ

5/2 13:15

サンカヨウは下の方が盛りです

5/2 13:26

マムシグサその3

5/2 13:46

その4はビジターセンター手前で
行きに見逃してたようですね

撮影機器：

KYV41 KYOCERA

感想

pattatta

　今日は朝方雨が残るかもしれないけど、漸次回復に向かうらしいということで遅めにスタートできる医王山を計画しましたが、早朝下界では大雨になりました。8時前に自宅を出たのですが医王山は黒雲に覆われてました。まあ、何とかなるだろうと思って向かいましたが、ビジターセンター到着時にはすでに晴天。今年はなんとか天候が持つレベルでの登山が多かったので、回復傾向の登山は初めてでした。カメラを忘れたのは痛恨でしたが、まさかのザゼンソウも発見できました。
　今日は思っていたより暑かったので、明日以降暑さ対策も必要そうですね。