前穂高 ダイレクトルンゼ

2019年05月04日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 3.1km
• 登り: 905m
• 下り: 905m

コースタイム

登りは3時間強だが雪が緩む前に山頂まで詰めてしまった方が楽だ
逆に下りは少し雪が緩んだ方がルンゼを下降しやすい

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

沢渡駐車場まで自家用車
沢渡駐車場から上高地まではタクシー利用(1台4200円 4人相乗りだとバスより早くて200円もお得)

コース状況／危険箇所等

上高地から岳沢小屋
樹林帯も岳沢沿いも危険箇所なし
慣れていればアイゼンも要らない

岳沢小屋から奥明神沢
程よい斜度で、朝方雪が緩む前なら気持ち良く高度を上げられる。
ダイレクトルンゼから山頂
特に"のど"周辺は斜度があり、朝方のクラストした雪面では慎重な登攀が求められる。
下りも雪が緩んでバランスを崩しやすい。

その他周辺情報

梓湖畔の湯にて立寄り入浴

写真

岳沢小屋から見た奥明神沢(前日)

朝の奥明神沢内部
日の出後だが両側の岩壁に遮られて日が差し込まない

雪面は程よく締まっていて高度がぐんぐん上がる

ダイレクトルンゼ分岐
1番左が前穂高山頂へ続くダイレクトルンゼ

ルンゼ内は奥明神沢より斜度がキツい

ルンゼが一際狭まる通称「のど」

のどを過ぎた

前穂高岳(3090m)
山頂標は雪の下

北側から山頂を振り返る

5/4 9:36

涸沢カールを覗き込む

奥穂高も見事
ジャンダルムも見える

山頂をあとにルンゼを下降
雪が緩み出した

奥明神沢まで降るとテントのある岳沢小屋までもう一息

岳沢帰還

撮影機器：

iPhone SE Apple

装備

備考

同行者が不慣れな部分もあり、スノーバーやデッドマンの用意があっても良かった。

感想

yutaroh

前日の西穂高沢の反省を活かして、6時前に奥明神沢に取り付く。
人気のルートという事もあり、既に複数組が沢を登っているのが見える。
2700m付近の分岐点では一番左側のルンゼに入る。
このルンゼは一部狭まっているものの、前穂高岳まで真っ直ぐに繋がっている(故にダイレクトルンゼと呼ばれる)。
山頂からは西穂高から奥穂高、遠くは槍ヶ岳まで見渡すことができた。
涸沢カールを覗き込むと奥穂高へ向かう登山者の列が見えたが、積雪期に一般的な小豆沢ではなくザイテングラートを辿っているように見受けられた。