谷川国境稜線・七ツ小屋山

2012年04月19日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,057m
• 下り: 1,055m

コースタイム

林道車止5:45-クロガネ沢出6:45-国境稜線10:25/10:40-七ツ小屋山11:30/11:40-国境稜線分岐12:20/12:30-1350m 台地13:00/13:15-林道車止15:10

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

開放的な蓬沢沿いの林道を進みます。正面には早くも蓬峠と国境稜線を見渡すことができます

振返ればタカマタギから日白山、さらに平標山に続く稜線が聳えています

武能岳から茂倉岳に続く稜線

シシゴヤノ頭の稜線はまだ真っ白です

謙信ゆかりの道の尾根直下は、150mほどの真っ白な急斜面となりますが、広々としているので怖くはありません

尾根にのってカラは国境稜線を目指します。とてもゆったりと伸びやかな尾根です

右手に蓬峠と武能岳が見えて来ました

左手には大源太山と後ろには巻機山が見渡せます

国境稜線のジャンクションに乗りました。尾根筋はかなり雪がはがれ笹が出ていました

湯桧曽川源頭部は緩やかな斜面を落とし、対岸には白毛門から、笠ケ岳、朝日岳が指呼の間です

尾根道は雪がなくなっているので大雪原の斜面を快適に登りました

武能岳から茂倉岳、一ノ倉の岩壁も随分と雪が落ちています

朝日岳からさらに、桧倉山、柄沢山をへて巻機山の稜線が一望できます。歩きたいなあ〜

大源太山の当面は完全に雪が落ちています。夏道が出ているので、行けちゃうかもなんて思いました

この雪壁を越えた鞍部から雪の斜面を一気に下ります

蓬沢に向ってダイブしたくなるようなメローな谷筋です。滑り降りたら気持ちいいのでしょうね〜

撮影機器：

Optio W20 ペンタックス

Optio W30 ペンタックス

感想

ゲスト

しばらく山に行けなかった仲間が1日だけなら時間が取れるというので、南会津から
中三日でふたたび山へ。行先は、まだ雪がたっぷりある上越方面とした。

一昨年の暮れ、雪山での初めての単独山行で谷川岳に行ったとき、下山時に立ちよ
った熊穴沢避難小屋で話を交わした地元の若者が、一人でも安心していける「いい
山」として七ツ小屋山や蓬峠の名前を挙げたことが、ずっと記憶に残っていた。い
つか行こうと思っていた。

3月末に白毛門から遠望した蓬峠から七ツ小屋山方面の国境稜線は、目の前の一ノ倉
谷のおどろおどろしい岩壁とは対照的に、真っ白なクリームのように穏やかでエレ
ガントな山並だった。

蓬沢は予想以上に広々と開放的で、両岸の山並みも緩やかな斜面の尾根をおとして
いて、ほとんどがブナの疎林で美しい。闊達な谷で、おもにスキーヤーのグラウン
ドになっているようだが、スノーシューの雪山ハイキングとしても楽しめるコースだ
と思った。

国境稜線にでると今度は湯桧曽川源頭部が緩やかな傾斜で、なるほどスキー天国だ
が、ハイカーだって十分に楽しい穏やかな山並が七ツ小屋山へ続いている。

厳冬期の厳しい表情は消え、山々は厚いコートを脱いで春の訪れを謳歌しているよ
うな雰囲気を感じた。春うらら♪と、弾む気持ちで七ツ小屋の山頂に立った。

白毛門から巻機山は積雪期限定の人気のコース。その全貌が目の前に広がってい
る。以前から関心はあったが、心から歩きたいなあ〜と思った。
誰か一緒に歩いてくれないかな・・・