八甲田山
- GPS
- 02:45
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 418m
- 下り
- 428m
コースタイム
天候 | 2019/3/22(金) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
2月の八甲田山山スキーにすっかり魅了されてしまい。3月連休に個人でガイドツアーに参加することにした。4連休のうち1日目と4日目は移動にあて、中2日間でがっつり楽しむことにした。
1日目は朝から強風でロープウェイ運休が決定していたので、シールでハイクアップして滑走、となった。スキーリフトを1本だけ利用させていただく。1回分を現金手渡し可能。リフト降り場の平らなところで点呼とシール取付け。登りはゆっくりペースのゆるやかなコース取りで、足の遅い自分も息があがることなく余裕でついていけたのでありがたかった。古くからのコースらしく、昔の人の名前のコース名だったように思う(忘れた)。ロープウェイ終点とほぼ同様な標高となったところで降りに転じるが、少し進んだ先でシールをはがした。シール剥がし後にススクレーパーで糊を除去していた。ほぼカモシカコース沿いを下る。3月のこの時期は2月と違ってほどほどに固くゲレンデ的なコンディションで、粉雪堪能ではない。それでも所々に吹きだまっている雪はザラメというよりは若干の粉混じりという感じで、さすが八甲田。楽しく滑降できた。
1日目の夜から大雪となり、2日目は朝から好天で、最高の山スキーが楽しめる!とわくわくしてロープウェイ乗り場へ向かう。大勢の同士が運行開始1時間以上前から乗車の列をなしている。ところが運行開始時刻を過ぎても何の動きもなく、たまに確認中のアナウンスが入るものの詳細案内なし。結局10:30頃にガイドクラブ参加者は撤収となり、八甲田山荘へ戻る。どうも山頂駅側でロープが凍ってしまい、前夜から泊まり込みの係員が1名しか居ず対応に手間取っていたらしい。お昼すぎにはロープウェイが運行開始する見込みでガイドクラブは午後のツアーを催行する「かもしれない」とのこと。この日のバス最終便で青森へ移動の予定だったため、午後ツアー参加は見送る。ロープウェイ運行会社は、押し寄せる客の心境を慮ることにもう少し頭を使ってほしいと思った。3月は一般的に好天とは裏腹に、気温の上下が激しいぶん、ロープウェイの運行が鬼門となることがわかった。八甲田山の山スキーは、2月に心残りなく楽しむのがよさそうだ。
八甲田山荘に集う白い粉中毒患者たち。色々思うところはある一方で、八甲田山、という大きな存在は、それほどまでに長い間沢山の人たちを魅了し続けている、ということなのだと感じた。春夏秋冬、誰のためでもなく正直に今の姿を惜しげもなく曝す八甲田山と、説明し難い情緒的魅力に囚われる人。八甲田山は青森の宝だ。
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