鳴神山 〜カッコソウを見に〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 568m
- 下り
- 562m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※時刻表(桐生市HP)↓ 河内線 http://www.city.kiryu.lg.jp/kurashi/kotsu/bus/schedule/index.html ※桐生駅9:00発、吹上15:20発を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡明瞭。但し、頂上附近は踏み跡錯綜。 |
写真
感想
2015年4月末にカッコソウを見に桐生市に来た。タクシーで「自然観察の森」のネイチャーセンターのカッコソウを見て「西方寺沢の頭」から吾妻山に向かい桐生駅まで歩いて戻った。時間もないので鳴神山は止めようとなったのだが、それ以来少し心残りであった。保護地であっても「山のカッコソウを見てみたい」。
今回、登山口から鳴神山への途中で登山道整備をされている方とお話しをしたら、
「今日は平日なんで人が来ないと思って補修しているんだけれども、登って来るんでびっくりしている。」
「鹿の食害から守る為に柵を設置しているが、レンゲショウマ。8月ぐらいに咲くかなぁ」
との事。本当に頭が下がります。
念願叶い、「椚田峠」下にある監視員の在駐する保護地に咲くカッコソウを鑑賞できたものの、何か気持ちは複雑であった。
柵の中にあっていいはずがない
と。
激減の理由は盗掘、環境の変化などいろいろだそうだが、自然の状態で減っていくのは理解しやすいが、人為的な力でアクセルがかかっているようでもある。
ボランタリーに監視している方々、保護の為に柵を作っている方々に、我々が感謝することは当然のこととして、個人的には保護募金で協力することぐらいしかできないことも何かもどかしい思いであった。
「今年は花が少ない」と監視員の方が仰っていたが、「株数は順調に増えているので、2,3年後が楽しみですね」とも仰っていたので少しうれしかった。
もう一か所保護地があるようだが、そちらは次回の楽しみにしておきたい。
今回、ウラシマソウをたくさん見ることができたのでびっくりしている。
他の山では全く見たことがないのに、ここではたくさん生えている。
次から次へと現れる。群落もあちこちにある。勿論テンナンショウもあるにはあるが、小株を含めればとんでもない数のようだ。
ひげを『浦島太郎の釣竿の糸』に見立てて名付けた方のセンスの良さに感嘆するが、これも絶滅危惧種に指定されている県もあるようだ。
季節季節で気になる一座が増えた。
感謝。
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