山行記録: 光兎山

gen33

GPS: --:--
距離: 9.9km
登り: 1,060m
下り: 1,054m

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コースタイム

日帰り

山行: 6:30
休憩: 0:00
合計: 6:30

9:00

30分

千刈登山口

9:30

180分

中束・千刈分岐

12:30

0:00

180分

光兎山

15:30

ゴール地点

天候	晴
過去天気図（気象庁）	2018年06月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車新潟県岩船郡関川村千刈登山口まで車で入れました。駐車場は10台ほど停められそうですね。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	登山口にポストあり。登山道はよく整備されていますが、痩せ尾根ゆえ滑落に注意です。
その他周辺情報	関川村は温泉が湧出しており、湯沢、上関、雲母などの集落には公共の浴場で格安で入湯できます。150円や200円だったかと。大きな日帰り温泉のゆーむもあり道の駅に併設されていて、下山後に利用できます。

感想

gen33

光兎山は胎内市・村上市の平野部からもピラミダルな姿が美しく見えます。当然ピラミダルに見える美しい傾斜は登る際には難関になるわけですが、久しぶりに挑戦させていただきました。
学生のころから合計4回目の光兎山になります。

少し曇りでしたが、そのせいもあってかガスが上がらすに眺望よく、残雪の残る飯豊連峰や朝日連峰、日本海や粟島もはっきり見えました。あまり気温も上がらず午後になっても遠くまで眺望がすばらしく晴れよりも良かったです。

道中は杉の植林の里山から、雑木の混成林、ブナの森へと自然の植生の変化も楽しめますので、植物すきな方は飽きずに登れるでしょう。
森林限界は越えませんが、途中観音峰から先は痩せ尾根が続き、見張らしは良く高度感はなかなかのものです。藤沢川と女川に刻まれた渓谷を上から見下ろす景色はなかなかのスケールがありました。ただし痩せ尾根からの滑落は要注意ですね。
頂上には祠があり、山岳信仰の対象だったことがうかがい知れます。途中にある姥石などからもこの山がかつては女人禁制であったことを示しています。
1000メートルに満たない山ですが楽しめる要素が豊富にある良い山と思います。
登り降りが結構あるので、帰りも結構時間かかりました。

ヒメサユリも終わりかけでしたが咲いていました。見頃は10日ほど前だったかと思います。福島、山形と新潟の山域にのみ生育している希少な植物。今後も荒らされずに咲きつづけて行くよう心から願っています。