熊野三山から太地町、白浜温泉 和歌山、奈良登山ツアー第十、十一日目
和歌山県
ken-san
体力度について
- GPS
- 04:38
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 633m
- 下り
- 625m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:39
●日本百名山の2峰は登る。
●三百名山のうち和歌山県内にあるものは全て踏破しておく。
●ツアーの最後は熊野古道をゆっくり歩いてみたい。
●太地町でクジラを食べたい。
●白浜温泉に入ってみたい。
●パンダを見たい。
今回のツアーでは和歌山、奈良の中で不自然に行ったり来たりしている。
これは、お天気の予報もにらんでいた。
4月29日30日、5月1日は予報で80〜90％の雨だった。
雨になれば奈良に逃げ込んで、神社などの観光をする。
あるいは、終日温泉に入ってゆっくりする。
などの事が頭に入っていた。
そこで4月29日が近くなると奈良方向に移動していた。
4月24日の深夜に愛媛を出発して、高速道路に乗り、途中で仮眠などもしながら
徳島市から南海フェリーで和歌山県に渡りました。
そこから和歌山県、奈良県、三重県境などの山に登りました。
●和歌山、奈良登山ツアー
4月25日 生石ケ峰（おいしがみね）870m 和歌山県海南市 6.2�辧�4時間
頂上周囲はススキの平原になっていて360度の景色が美しかった。
4月26日 護摩壇山（ごまだんやま）1372m 3百名山、
龍神岳 1382m和歌山の最高峰 和歌山県伊都郡 5.8�� 3時間
ガスで何も見えなかったが12時頃になって晴れて景色が見えた。
4月27日 伯母子岳（おばこだけ）1344m3百名山,和歌山県伊都郡 14�� 6時間
「う回路」という頂上の表示に惑わされて600mを登り返した。
4月28日 高野三山（楊柳山、摩尼山、転軸山）1008m 和歌山県伊都郡高野町
10�辧�5時間
お遍路の総本山高野山だ。下山の地には歴史上の人の供養塔（千
姫、豊臣秀吉、伊予松山藩主の歴代墓、織田信長）などがあった。
4月29日 大峰山（弥山、八経ケ岳）1915m 日本百名山 奈良和吉野郡下市町
10.8�辧�7.3時間
距離はあったが難山でも、厳しい山でもなかった。
4月30日 龍王山 585m 山の辺の道 奈良県天理市 9.8�辧�5.3時間
北城跡、南城跡があり南城頂上からは奈良盆地が一望できた。
5月01日 奈良盆地には終日の雨と雲が垂れ込んでいた。
登山をあきらめて、橿原ぽかぽか温泉で新天皇の即位式の様子を
テレビで終日見ていた。 良い休養になった。
5月02日 山上ケ岳 1719m 奈良県吉野郡吉野町 10�辧�6時間 修験道の山
女人禁制の厳しい規律が残る山伏の聖地。明日は新元号の祝祭典
があるらしく、白装束の山伏がほら笛とともに次々に登って来た。
5月03日 大台ケ原山（日の出岳）1695m 日本百名山 三重県尾鷲市
8�辧�5時間
初心者の日本百名山ということで登山者が多かった。頂上展望台
からは360度の景色が美しかった。
5月04日 熊野三山（本宮大社、速玉大社、那智大社）和歌山県新宮市、那智勝浦
発心門王子から熊野古道を本宮大社まで8�劼鯤發�など、世界遺産
や聖地巡りをしてきました。那智大社は大門跡から4�卻發�ました。
5月05日 太地町、南紀白浜温泉
太地町ではクジラの刺身定食を食べました。
家族が魚の卸関係の仕事をしていた関係で子供の頃はほとんど毎
日クジラを食べていました。甘辛いつけ焼きはおいしかったが、
クジラのすき焼きはいただけなかった。懐かしい思い出だ。
白浜温泉では「崎の湯」という日本書紀にも載っている露天風呂に
入りました。10m先には太平洋の荒波が打ち寄せていました。
5月06日 和歌山市に入りその22時に和歌山港から南海フエリーで徳島港に午前0時
に着きました。仮眠をして、午前9時過ぎに帰ってまいりました。
以上
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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赤い3重の塔の先の山から滝が落ちていて綺麗だった。
感想
●和歌山、奈良登山ツアー第十、十一日目
5月04日 熊野三山（本宮大社、速玉大社、那智大社）和歌山県新宮市、那智勝浦
発心門王子から熊野古道を本宮大社まで8�劼鯤發�など、世界遺産
や聖地巡りをしてきました。那智大社は大門跡から4�卻發�ました。
5月05日 太地町、南紀白浜温泉
太地町ではクジラの刺身定食を食べました。
家族が魚の卸関係の仕事をしていた関係で子供の頃はほとんど毎
日クジラを食べていました。甘辛いつけ焼きはおいしかったが、
クジラのすき焼きはいただけなかった。懐かしい思い出だ。
白浜温泉では「崎の湯」という日本書紀にも載っている露天風呂に
入りました。10m先には太平洋の荒波が打ち寄せていました。
5月06日 和歌山市に入りその22時に和歌山港から南海フエリーで徳島港に午前0時
に着きました。仮眠をして、午前9時過ぎに帰ってまいりました。
熊野三山とは本宮大社、速玉大社、那智大社を指して言うが、まず
最初に本宮大社のバス停駐車場に着く。ここで車中泊をするのだが、
その日のうちに大斎原（おおゆのはら）の大鳥居などを見た。
明けて翌朝、バス停から7時40分発の発心門王子行きバスに乗る。
そのバスに乗る前に、時間があるので本宮大社本殿などを見学、参拝を
した。
定刻にバスは発車したが、満員だった。それも全員が同じコースを行く。
約7キロ先、20分ほどで到着した。
これから熊野古道をそれも人気のコースを歩いて戻る。
水呑王子→伏拝王子→三軒茶屋跡→祓所王子→などを経て本宮大社に
戻ってきた。午前11時だった。これなら次の速玉大社も行けるのでは
と思って移動する。ナビで30キロ60分で着く予定だ。
本宮大社も人が多かったがこの速玉大社も人が多く、臨時駐車場は
河川敷にジムニーを止めさされた。
この速玉大社は熊野古道を歩くような場所は無く、大社への参拝と
見学のみであった。
お昼に何か名物のうまいものを食べたくてキョロキョロしていたの
だが、「これを」と言うものはなかった。
1時間ほどで車に戻ると13時だった。
これなら那智大社もいけるのではないかと、ナビを起動すると、
30キロ60分だったので行く事にした。
那智大社の手前2キロほどにある道の駅は交通整理の係りがいて
駐車場はごった返し、とても車を止める余裕は無かった。
さらに500m上の方というか、奥の空き地に止めた。
支度をして大門跡まで戻り、ぞろぞろと参拝する大勢の人ごみに
合流した。
石の階段を登って行く。参道の両側には民家やお土産の売店、食事
処、カフェーなどが並んでおり、飽きる事は無かった。
大社は那智神社とお寺が隣同士で建っていた。境内からは那智の滝を
見る事ができた。赤い3重の塔の先の山から滝が落ちていて綺麗だった。
さらに階段を降りて行って、500mほど下る方向で滝の直ぐ際まで行く。
ここも大勢の人でごった返していた。滝をバックに記念写真を撮る人、
有料の記念写真屋さんなどもいた。
帰路はもと来た道を通っていったのだが、同じように降りる人は意外
に少ない。途中で合点がいったのだが、たぶん、下山のバスがあるの
だと気づいた。
この熊野三山の大社巡りをするに当たり、熊野古道を歩くなどして、
2日間はかかるだろうと予定していたのだが、1日で終わってしまった。
この、熊野古道と同じような道がわが四国にもあ。
弘法大師の四国88ケ寺の遍路道1200キロである。
熊野古道が世界遺産になっているなら、遍路道もなっていいと思った。
遍路道の方が人に優しい。「お接待」と言って無償の提供がある。
5年程度前の事だが太山寺の近くの山に登って帰りに太山寺の境内を
歩いていたら、見ず知らずの女性がお菓子をどうぞと、松山の名物の
和菓子をくれた。お遍路さんと間違えたのだと思う。他にも、ミカン
や飴などお遍路に対しての無償の提供をしている場所がたくさんある。
遍路道を歩くと、心にしみる人の優しさ、ありがたさを感じることが
できる。これこそ世界遺産でなくてなんだ！と思う。
次の予定は太地町でクジラを食べる事だ。那智町から40キロ60分余
りかかるとナビに出た。16時前から移動して太地町のクジラ公園に着
いたのは17時だった。空を飛ぶクジラのモニュメントや捕鯨船の実物
などが公園に展示されていた。
公園内にある食堂は閉店したところだった。看板メニューを見ると
クジラ丼というのがあった。無性に食べたかった。
多分このクジラ丼が、子供の頃によく食べた、クジラの付け焼きだろ
うと想像した。今は亡きおふくろが良く作ってくれた。
焼いたクジラを甘醤油に漬けてご飯の上に乗せたのが、クジラ丼に違
いないと想像した。店の女主人に閉店ですと拒絶されたので仕方ない。
暗くなってきたので道の駅に戻ろうとしていたら、通りかかったレス
トランが営業していたので入った。「お食事どころ しっぽ」と言う。
クジラの刺身定食\2000とある。躊躇無くオーダーした。
刺身はほんの少しだったがクジラを食べることができ満足をした。
今夜は太地町の道の駅で泊まることにした。レストランから500mだ。
明けて5月5日、ツアー11日目の朝は5時半に太地町を離れた。
国道42号線の海岸沿いを走ると、左の海側の景色が素晴らしかった。
太平洋の荒波で揉まれたのか、島や岩の浸食が奇岩などを生み出して
いた。「道の駅くしもと橋杭岩」に駐車して、早朝ではあるが、一列
に並んだ海上の奇岩「橋杭岩」を見た。
さらに高速道路などを経て10時過ぎに白浜温泉に着く。
「崎の湯」という波打ち際の、岩に囲まれた露天風呂に入る。\500
お湯は塩水だった。しょっぱい。この温泉は古事記にも記載があり、
上皇や歴史上の人たちも入ったという風呂だ。ただ、洗い場がない。
この温泉から15分ほどの所に、海鮮などを販売する「とれとれ市
場」があり、その一角の「とれとれ亭」でお昼にした。
愛媛では聞いたことがない、珍しい海鮮のバイキングだ。
刺身は鯛、甘エビ、イカ、はまちで他にはイカやえびのてんぷら
など、久しぶりにおなか一杯食べる事ができて満足した。\1300
さて、白浜温泉から和歌山市まで、109キロ、3時間を走り、17時
に和歌山市内に着いた。明日は和歌山市内見物を予定していたが、
ガイド本を見ると、お城以外に見るべきものがない事が分かった。
それなら今夜、南海フェリーに乗って帰ろうと決めた。
以上で終わりです。
ありがとうございました。
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