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Yamareco

記録ID: 1865219
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ハイキング
甲信越

新緑・静寂の山百2座巡礼前編(母恋し路〜小楢山〜父恋し路)

2019年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:20
距離
6.5km
登り
673m
下り
668m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:37
休憩
0:42
合計
3:19
6:57
7:01
13
7:14
7:34
8
7:42
7:44
6
7:50
7:54
1
7:55
7:55
15
8:10
8:17
7
8:24
8:26
30
8:56
8:59
9
白雲の滝
9:08
9:08
6
林道出合(父恋し路登山口)
天候 快晴、ほぼ無風
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・フフ農園ホテル先に獣害防止ゲートあり、手で開けられます。ここからの林道は勾配が急な上に路面状態の悪い区間も多く、一般車の走行やや困難。
・母恋し路の登山口前に大きな駐車場あり(数十台駐車可)、帰路は父恋し路登山口方面の林道へ誤進入しがちなので注意…(入口に「一般車走行困難」のカンバンあり:かなり先まで走れますが、その先は雨裂で林道崩壊、文字通り車が立ち往生します…〈経験者は語る…〉)
コース状況/
危険箇所等
・コース中、随所に的確な案内標識あり。「破線ルート」扱いの父恋し路も随所に赤テープ、ペンキあり、特段の不明・危険箇所等なし
・幕岩にはチムニー状の岩場(鎖付き)を登れば上部に立て、展望絶佳!(撮影に気を取られ、転落せぬよう注意…)
・母恋し路はクマの目撃情報あり、特に初夏や晩秋はクマ鈴必携…
・父恋し路は山と高原地図「難路」の表示とは裏腹にとても良く整備され、要所には標識や赤テープ等マーキングも多数。お楽しみスポットも多くあり、登りには少々キツいかもしれませんが、オススメの下山路です。
その他周辺情報 麓の牧丘町・山梨市には「みとみ笛吹の湯」など日帰り温泉多数。
金曜夜、仕事から戻り車でソッコー出撃。釈迦堂PAで仮眠、早朝起きると南アのステキなモルゲンロート。今日も上天気期待。
2019年05月25日 04:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 4:43
金曜夜、仕事から戻り車でソッコー出撃。釈迦堂PAで仮眠、早朝起きると南アのステキなモルゲンロート。今日も上天気期待。
獣害防止ゲート開け(手前に開きます)、奥の林道へ。
2019年05月25日 05:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 5:23
獣害防止ゲート開け(手前に開きます)、奥の林道へ。
酷い悪路の林道抜け、「母恋し路」の立派な登山口駐車場着。
2019年05月25日 05:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
5/25 5:54
酷い悪路の林道抜け、「母恋し路」の立派な登山口駐車場着。
何かステキな登山口ですが、クマ出没情報もあり、熊鈴鳴らしながらスタート。
2019年05月25日 05:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 5:55
何かステキな登山口ですが、クマ出没情報もあり、熊鈴鳴らしながらスタート。
石ゴロゴロの谷間の急登が続きます。
2019年05月25日 06:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 6:02
石ゴロゴロの谷間の急登が続きます。
雨乞い沢着。「山百選定記念」という標識も珍しいですね。。
2019年05月25日 06:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 6:10
雨乞い沢着。「山百選定記念」という標識も珍しいですね。。
朝イチの急登で息が切れ、大岩のところで最初の休憩…。
2019年05月25日 06:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 6:25
朝イチの急登で息が切れ、大岩のところで最初の休憩…。
このルートの歴史を感じさせる路傍の旧い石仏。お賽銭も物寂びてます…。
2019年05月25日 06:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 6:36
このルートの歴史を感じさせる路傍の旧い石仏。お賽銭も物寂びてます…。
足許には可憐な花々も。ヘビイチゴでしょうか?
2019年05月25日 06:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 6:38
足許には可憐な花々も。ヘビイチゴでしょうか?
間もなく峠へ。いかにも「母恋し」という感じのステキな樹間の小径。
2019年05月25日 06:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
5/25 6:44
間もなく峠へ。いかにも「母恋し」という感じのステキな樹間の小径。
ここはちょっとしたお花畑!
2019年05月25日 06:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 6:48
ここはちょっとしたお花畑!
父恋し路との合流点、小楢峠着。ここから小楢山頂へは周回路になってます。
2019年05月25日 06:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 6:57
父恋し路との合流点、小楢峠着。ここから小楢山頂へは周回路になってます。
小楢山頂着。甲府盆地の向こうに、すっかり夏の装いの富士。山百に相応しい、素晴らしい展望です!
2019年05月25日 07:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 7:15
小楢山頂着。甲府盆地の向こうに、すっかり夏の装いの富士。山百に相応しい、素晴らしい展望です!
こちらは大菩薩〜御坂山塊。
2019年05月25日 07:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 7:19
こちらは大菩薩〜御坂山塊。
右に目を転ずると、まだまだ残雪タップリの南ア大伽藍!
2019年05月25日 07:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 7:19
右に目を転ずると、まだまだ残雪タップリの南ア大伽藍!
無人の山頂で、山百標識と自撮り。
2019年05月25日 07:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 7:29
無人の山頂で、山百標識と自撮り。
山の裏手には、だいぶ雪の消えた金峯と五丈岩。
2019年05月25日 07:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 7:30
山の裏手には、だいぶ雪の消えた金峯と五丈岩。
山頂にスックと立つ一本木もGood。気温が上がって虫も多く飛び始めたので、名残惜しい山頂を後にします。
2019年05月25日 07:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 7:35
山頂にスックと立つ一本木もGood。気温が上がって虫も多く飛び始めたので、名残惜しい山頂を後にします。
ここが一杯水。日照り続きで、水は涸れてます…。
2019年05月25日 07:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 7:42
ここが一杯水。日照り続きで、水は涸れてます…。
錫杖ヶ原分岐。左は焼山峠〜金峯方面、右の小楢峠方面へ。
2019年05月25日 07:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 7:43
錫杖ヶ原分岐。左は焼山峠〜金峯方面、右の小楢峠方面へ。
このコースも樹林帯のステキなトレイル。
2019年05月25日 07:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 7:48
このコースも樹林帯のステキなトレイル。
小楢峠に戻ってきました。帰路は父恋し路へ。
2019年05月25日 07:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 7:50
小楢峠に戻ってきました。帰路は父恋し路へ。
これが幕岩でしょうか。岩場を巻くように登り返します。
2019年05月25日 08:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 8:04
これが幕岩でしょうか。岩場を巻くように登り返します。
こちらの方が幕岩っぽいですが…。
2019年05月25日 08:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 8:06
こちらの方が幕岩っぽいですが…。
正規ルートは岩場を巻くように進みますが、岩の間をよじ登る鎖付きルートあり。
2019年05月25日 08:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 8:09
正規ルートは岩場を巻くように進みますが、岩の間をよじ登る鎖付きルートあり。
岩の上に出ると、仙丈・甲斐駒〜八ヶ岳ドーン!中央奥にはうっすら乗鞍も…。
2019年05月25日 08:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 8:11
岩の上に出ると、仙丈・甲斐駒〜八ヶ岳ドーン!中央奥にはうっすら乗鞍も…。
幕岩の上に登ると、ほぼ360度の大パノラマ。富士と松、ツツジのコントラストもビューティフル!
2019年05月25日 08:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 8:16
幕岩の上に登ると、ほぼ360度の大パノラマ。富士と松、ツツジのコントラストもビューティフル!
南アも鋸〜笊までほぼ全部見え!
2019年05月25日 08:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 8:17
南アも鋸〜笊までほぼ全部見え!
八ヶ岳も、ここ数週間でだいぶ夏の装いに。
2019年05月25日 08:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 8:17
八ヶ岳も、ここ数週間でだいぶ夏の装いに。
ツツジの向こう、小楢山頂だけがハゲて展望の良いのがよく分かります。
2019年05月25日 08:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 8:18
ツツジの向こう、小楢山頂だけがハゲて展望の良いのがよく分かります。
大沢山頭。ここから父恋しルートが分岐します。一応、オッサンスタイルで自撮り。
2019年05月25日 08:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 8:25
大沢山頭。ここから父恋しルートが分岐します。一応、オッサンスタイルで自撮り。
大沢山頂直下にも名物・羅漢岩。
2019年05月25日 08:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 8:26
大沢山頂直下にも名物・羅漢岩。
ここでルートは大きく尾根を左へ回り込みます。丁寧な標識あり。
2019年05月25日 08:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 8:30
ここでルートは大きく尾根を左へ回り込みます。丁寧な標識あり。
ゴーロ状の岩場を通過。要所に赤テープやペンキあり、安心して歩けます。。
2019年05月25日 08:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 8:35
ゴーロ状の岩場を通過。要所に赤テープやペンキあり、安心して歩けます。。
ここが屏風岩。立ち塞がるように聳えてます。
2019年05月25日 08:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 8:37
ここが屏風岩。立ち塞がるように聳えてます。
伏流していた沢水が、この辺りから湧き出してます。清冽な沢水でリフレッシュ!
2019年05月25日 08:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 8:52
伏流していた沢水が、この辺りから湧き出してます。清冽な沢水でリフレッシュ!
トラロープの付いた岩場を下ると、白雲の滝。休憩適地です!
2019年05月25日 08:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 8:55
トラロープの付いた岩場を下ると、白雲の滝。休憩適地です!
これは姫百合地蔵。廃仏毀釈?で頭部が失われているのが残念ですが、物寂びた雰囲気がGood!
2019年05月25日 09:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/25 9:00
これは姫百合地蔵。廃仏毀釈?で頭部が失われているのが残念ですが、物寂びた雰囲気がGood!
達磨岩の分岐。ここにも小生好みのシブい石仏。
2019年05月25日 09:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 9:05
達磨岩の分岐。ここにも小生好みのシブい石仏。
ここで林道に合流。父恋し路も、お楽しみスポット一杯のステキなコースでした!
2019年05月25日 09:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 9:08
ここで林道に合流。父恋し路も、お楽しみスポット一杯のステキなコースでした!
フフ農園ホテルへ歩いて下るルートもあります。
2019年05月25日 09:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/25 9:09
フフ農園ホテルへ歩いて下るルートもあります。
母恋し・父恋し路の謂われ、戦国の世らしい、哀しい物語ですね…
2019年05月25日 09:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 9:10
母恋し・父恋し路の謂われ、戦国の世らしい、哀しい物語ですね…
無事、登山口Pへ帰還。実質3時間のショートコースながら、見所満載、充実したプチハイクが楽しめました。時間も早く、まだ余力あり。体勢立て直してお替わり山行、行きましょう!
2019年05月25日 09:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 9:14
無事、登山口Pへ帰還。実質3時間のショートコースながら、見所満載、充実したプチハイクが楽しめました。時間も早く、まだ余力あり。体勢立て直してお替わり山行、行きましょう!
下山後、次の山へ向かう農道から小楢山〜奥秩父前衛の山々を一望。ステキな山行を有難う!
2019年05月25日 10:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/25 10:24
下山後、次の山へ向かう農道から小楢山〜奥秩父前衛の山々を一望。ステキな山行を有難う!
撮影機器:

装備

備考 (消費水分量)ペットボトル500ml(特茶)約8割+ガッツギア×1本のみ

感想

梅雨入り間近の貴重な晴天の週末、下界の暑さに堪えかね、金曜夜はレセプションでのお酒も控え仕事から帰宅の後、ソッコーでマイカー出撃。釈迦堂PAで車中仮眠、夜明けとともにフフ農園コテージ先のゲートを開け、急な悪路を母恋し路登山口へ。出没情報も出ているクマを警戒しつつ、多くの物寂びた石仏に和まされ、沢筋の鮮やかな新緑の中を登り詰めると小楢峠。ここからは一投足で展望絶佳の小楢山山頂。山百指定に相応しい富士山ドーン、目を右に転ずると南アの残雪の山々。朝イチで訪れた小生を歓迎してくれるように目の前をリスが駆け抜け、この素晴らしいパノラマを独り占めできる幸せを噛みしめつつ、気温上昇で増えてきた虫たちを避けるように下山開始します。
 帰路は尾根道を暫く辿り、途中幕岩によじ登って今度は八ヶ岳や金峯・国師〜奥秩父方面の360度パノラマを楽しんだ後、「山と高原地図」では破線ルート、難路扱いの父恋し路へ。こちらもルートはよく整備され、赤テープやマーキングが要所にあって安心して下れます。途中、○○岩や白雲の滝、多くの石仏など癒やしのスポットも沢山あり、約1時間弱の下山を存分に楽しむことができました。
 ここまでは至極順調、まだ時間も早く、次の1座へと勇躍車を走らせますが、勢い余って朝上って来た林道の入口を通り過ぎ、山腹を回る劣悪な林道に迷い込んだ挙げ句、雨裂で林道崩壊の地点で進退極まり、元来た道をスゴスゴと引き返します(約40分のロス…)。この山はマイナーな割に展望も良く、コンパクトな中にも変化に富んだとてもオススメの半日ハイクが楽しめますが、ある意味登山口までの林道が本コースの核心部かも…。ともあれ、午後も雲一つない晴天が続く中、次なる山百へと足を伸ばします。(後編へ続く…)

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