大峯山 山上ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,115m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 5:15
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:00
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:50 近鉄吉野線 急行吉野行き 9:03 下市口 9:20 奈良交通バス 洞川温泉行き 10:30 洞川温泉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
龍泉寺の八大龍王堂は霊験あらたか。お供えには酒・卵もよいが、キノコ(干しシイタケが軽くて便利)も龍王様に喜ばれる。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドバンド MB WIC.クールヘッドバンド
-
ドライレイヤー上 FTスキンメッシュT
ドライレイヤー下 FTスキンメッシュボクサーショーツ
ベースレイヤー上 MB WIC.クールL/Sジップ
ベースレイヤー下 MBジオラインクールメッシュトランクス
-
防寒ジャケット MBライトシェルジャケット
アウターシェルJK FTエバーブレスフォトンジャケット
アウターシェルパンツ FTエバーブレスフォトンパンツ
パンツ FTクロノハーフ
ソックス C3fit5フィンガーアーチサポートショートソックス
ふくらはぎサポーター C3fitインスピレーションゲイター
トレッキンググローブ MB WIC.クールフィンガーレスグローブ
トレランシューズ アルトラ ローンピーク3.0
-
ネックゲーター MBボルカノキャップシャミース
ビーニー BD BDビーニー
パンツ(2nd) アシックス 3/4パンツ
ベースレイヤー上(2nd) ナイキ L/Sジップシャツ
ベースレイヤー下(2nd) ユニクロ エアリズムボクサーブリーフ
ソックス(2nd) C3fit5フィンガーアーチサポートショートソックス
タオル
洗面用具
-
ザック TNF FPハイブリッド40
水筒 ペットボトル500×4
ストーブ EPIgas STRA
ガスカートリッジ EPIパワープラス230g
-
コッヘル小 SPソロセット焚
炊事用グローブ MBノーメックスグローブ
ブキ チタンスプーン、箸
ゴミバッグ MBガベッジバッグ
ゴミ袋
ロールペーパー
ヘッドランプ MBコンパクトヘッドランプ
予備電池
時計 HG トレイルポイント
コンパス サーモゲージ
地形図
計画書
筆記用具
洗面用具
健康保険証
身分証
サイフ
携帯電話
カメラ オリンパス タフ TG-835
新聞紙
ファーストエイドキット 絆創膏、消毒薬、メンタム、滅菌ガーゼ、包帯、爪切り、毛抜き、抗ヒスタミン剤、ウナコーワ、ポイズンリムーバ
ソーイングセット
ピンチパック 細引き3mm×10m、靴紐、ヒートシート、ステンレスミラー、ホイッスル、ターボライター、防水マッチ、ロウソク3、ナイフ、ハイドレーションバイトバルブ、ダクトテープ
持鈴 MBベルナスカン5M
-
食糧
行動食
非常食
予備食
-
ツエルト FTツェルト2ロング
ヒートシート
ペグ 8
ロールマット サーマレスト リッジレストソーライトS
シュラフ イスカ ウルトラライト
|
---|
感想
今年の4月に高野山の真田家ゆかりの寺から大峯山寺護持院の寺に移籍しましたが、修行が厳しく1ヶ月でドロップアウトしました。しかし大峯は我が心の故郷。今年も登りました。
大峯山に登る前に龍泉寺の八大龍王堂で祈願をします。その際、お供物を忘れないように。今回は森の恵み、干しシイタケです。シイタケは水(湿気)があって実るもの。という理由から龍王様の好物でもあります。
小篠ノ宿は金曜日にもかかわらず小屋内は2〜3名、ほかテントが2張と盛況でした。わたしはツエルトを水場のすぐ近くに設営しました。今夜は高桑流の焚き火をするために枯れ枝を集めまくりました。焚き付けは五色の旗(小篠ノ裏山に散乱していたもの)とα米の付属のスプーンです。まず太い枝を火床にし、その上に腕くらいの枝を並べます。その上に着火材(五色旗とスプーン)、焚き付け用の小枝、その上に腕ほどの枝を置きます。木はすべて同じ向きに揃えます。火が弱まってきたら井桁に組むのもよいでしょう。燃やしているうちに火床の木が熱で炭のように赤く燃えます。こうなれば火が弱まっても、空気を送り込んでやると炎が上がり、火が復活します。その日は満天の星空の下で焚き火という最高の一日でした。
翌日も焚き火をしました。これだけ焚き火ができるようになったので次回からは焚き火で食事を作ってもよいかなと思いました。
翌日、大峯山の龍泉寺参篭所に行き洞川の人とおしゃべりをした後、大峯山寺の秘仏がご開帳しているということで参拝しました。また、特別参拝券を持っていたので、秘密の行者像も拝観しました。
改元による秘仏ご開帳ですが、その秘仏本尊の後ろにある(現在は板壁で覆われている場所)空間が最大のパワースポットです。パワーが強すぎて験力のない者が入ると死んでしまうそうです。(過去に学術調査員が7名亡くなっています)
その昔、役行者(小角)が山上ヶ岳で修験道の本尊を祈り出したところ、最初に弁才天が現れました。しかし柔和の微笑みをたたえた女神は修験道の本尊にふさわしくありません。それを察したかのように弁才天は天川村に飛んで行きました。それが現在の天河大弁財天社です。その次に地蔵菩薩が現れましたが、慈悲の菩薩では頼みにすることができないと考えた小角さんはこともあろうに地蔵を投げ捨てました。それが現在の投げ地蔵(阿古滝分岐)です。
これには諸説あって、最初に釈迦如来が現れ、次に千手観音、3番目に弥勒菩薩が現れ、最後に金剛蔵王権現を祈り出したという説もあります。この三尊は蔵王権現の正体(本地仏)であり、
釈迦(過去)
千手(現在)
弥勒(未来)
を表しています。
さて山上ヶ岳(大峯山)山頂の湧出岩から出現した金剛蔵王権現は、湧出岩からジャンプして今の大峯山寺本堂の秘仏本尊の後ろに空間に着地したと言われています。ゆえに秘仏本尊の後ろがパワースポットなのです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する