熊野古道 中辺路 大雲取越

2019年05月28日(火) [日帰り]

• GPS: 14:31
• 距離: 27.9km
• 登り: 889m
• 下り: 1,898m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:18
• 休憩: 0:14
• 合計: 6:32

9:36 青岸渡寺
10:06 10:07 那智高原公園
11:08 舟見茶屋跡
11:30 色川辻
12:46 12:47 地蔵茶屋跡
13:51 越前峠
15:28 15:29 円座石
15:54 16:05 小口自然の家
16:08 ゴール地点

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

バス

　熊野古道　伊勢路（伊勢神宮から熊野速玉大社）を踏破後、次に熊野三山を目指しました。
　今回は、熊野那智大社から熊野本宮大社の間の、熊野古道　中辺路（大雲取越・小雲取越）を越えていきます。この記録は、大雲取越です。
　熊野速玉神社から熊野那智大社の間の熊野古道も踏破できれば、「伊勢七度、熊野三度」、と言われた昔の人たちの轍を追うことができたでしょうが、日程の都合もあり、那智大社と本宮大社の間を選びました。
　途中、携帯の3Gも入らない場所があり、ログがとれていません・・・。

写真

5/28 8:00

伊勢路踏破後は、新宮に宿をとり、バスで熊野那智大社まで向かいます。

5/28 8:01

少し那智大社の写真が続きます。

5/28 8:15

熊野那智大社。

5/28 8:16

そして、八咫烏をお祭りする社。

5/28 8:31

那智大社の隣には、青岸渡寺が鎮座します。「ブラタモリ」によれば、昔、那智大社とこちらのお寺は、社と寺の間に渡橋があって、つながっていたそうです。

5/28 8:31

神仏習合ですね。お寺でも、二礼二拍手してしまいそうです。

5/28 8:52

那智の滝が見えます。ご神体です。

5/28 8:56

ここは、伊勢の別宮である瀧原宮に似た雰囲気です。ツヅラト峠にも通じる感じです。しかし、荘厳ですね。

5/28 9:19

ご神体が多気なので、社はありません。

5/28 9:35

結局1時間半ほど参拝しました。
いよいよ大雲取越に挑みます。午後過ぎから雨が強くなる予報で、後半の難所、「胴切坂」、が雨と重ならないか、若干の不安をもって挑みます。

5/28 9:37

通行止め箇所があります。う回路が設定されています。

5/28 9:37

5/28 9:37

40分ほど余計にかかる道のりです。標準歩行時間が5時間10分、所要時間7時間とあるので、それぞれ+40分でしょうか。

5/28 9:46

いざスタートします。これだけの古道を昔から整備しているのはすごいですね。

5/28 9:57

上り始めてすぐに、那智高原公園があります。

5/28 9:59

子供の遊具などがあって、広々とした公園です。今日は無縁ですが・・。

5/28 10:08

公園を抜けて、再び古道へ。ここで、切倒した樹木をリフターで運搬しているおじさんに、「今日は雨降るぞー！」と声をかけてもらいました。不安がよぎりますが、「ありがとう！カッパ着ていくよ！」と返事をして進みます（おじさんは、そういうことを言いたかったわけではないと思いますが）・・・・。

5/28 10:26

5/28 10:56

まだ雨は降っていません。足早に道を進みます。まだ勾配もさほどではありません。

5/28 11:08

雨が降ってきて、気温が下がって霧になっています。尾根では、西風が相当に吹いてきて、不安になります。

5/28 11:23

これ以上、霧が濃くなると嫌だな、と思いながら進んでいました。

5/28 11:47

それでも、幸運なことに、雨がやんだりします。まだ、本降りではないようです。

5/28 12:52

本降りにならないうちに、道を進めます。あまり写真が撮れていませんが、場所によっては霧が出ているようですね・・・。

5/28 13:08

う回路です。う回路でもがけ崩れがあって、倒木があります。本降りの前に何とか、大雲取越のゴール、木口まで向かいたい。

5/28 13:32

小雨が降っていますが、進められます。古道はとてもよく整備していただいています。

5/28 13:32

時々、和歌が刻まれた石碑が立っています。

5/28 13:47

大雲取越は、越前峠で標高870mありますが、この越前峠から、（確か）1.6kmの道のりで標高60mまで下り降りていきます。この勾配が、「胴切坂」につながるようです・・・。

5/28 13:52

越前峠を過ぎてから、少し雨脚が強くなります。霧が出てきます。

5/28 14:16

不安をあおる道先。結構な勾配です。

5/28 14:23

いよいよ胴切坂。

5/28 14:23

しつこいほど、急こう配が続きます。
　腰から下が、自分の意志とは関係なく動いている感じ。あぁ、それで「胴切坂」なのね・・・。
　しかも下るだけでなく、途中であえて昇って下る個所もあり、追い込んできます。

5/28 14:55

　この旅籠後付近？で屋根のある休憩所があったので、休んでいると本降りになりました。カッパまでも雨が浸透するくらいでした。もはやスマホを出せないくらいでしたので、写真はありませんが、結局、大雲取越を越え終わったのが16:00。伊勢路の八鬼山峠と張るくらいの、峠道でした・・・。

撮影機器：

d-01J HUAWEI

感想

siwase

ほぼ小雨、最後の1時間は本降り。胴切坂は石畳で、滑るためやはり雨は避けたほうがよさそうでした。あと1時間遅くなると雨天では暗くなるので、古道とは言えども、少し無謀な計画と反省。