三宅島探鳥記


- GPS
- 06:24
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 657m
- 下り
- 683m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
6/1三宅島錆が浜港13:50出航 竹芝桟橋19:40着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩きやすい |
写真
感想
右膝半月板損傷の診断で登山は引退が濃厚に。
手術時期を医師と相談前最後のレクリエーションに、日本野鳥の会埼玉支部主催の「young探鳥会」に参加してきた。
離島というと連休必須なイメージだったが伊豆諸島で夜間フェリーを使えば船中泊日帰りが可能ということをこの探鳥会で知り、山を断念した自分としては自然と触れ合えるまたとないチャンス。アップダウンも控えめだしpeach同行だし野鳥ガイドや鳥に詳しい参加者だけの格安ツアーなので即決。
早朝5時前に三宅島着。すぐに公共バスに乗り込み伊豆岬へ。
野鳥観察のため遠回りのルートを歩くがまず現れたのはキジバト。しかし鳥好きな十数名の参加者と3人のガイドさんにかかればそれを皮切りに次々と現れる鳥に観察、撮影のラッシュ。一向に歩は進まずそれはそれで楽しい。
鈍足のまま伊豆岬に着くと縄張り争いのおかげで出るは出るはのウチヤマセンニュウ。動きが激しいためなかなか写真に撮れず見れるけど撮れないもどかしさに苦労しながら気付けばバスの時刻がギリギリに。
次に訪れた大路池ではイイジマムシクイやモスケミソサザイ、ミヤケコゲラ等を見たり出会えなかったけどタネコマドリの鳴き声もたくさん聞けた。
島内最後はアカコッコ館で三宅島のマスコットにもなっているアカコッコを目撃。いい写真こそ撮れなかったがそこでしか見られない希少種をしっかり見ることができた。
帰りの船では航路観察。
出航してすぐにゴンドウクジラと思われる群れを発見!しかも2群れで20頭はいるかと思う一斉の登場に歓喜に沸いた。
その後はオオミズナギドリ中心の静かな航路となったが後半にはハシボソミズナギドリも現れ満足の探鳥会を彩ってくれた。
去年から野鳥の会のイベントにちょこちょこ参加するようになり、3月に八丈島航路探鳥会へ参加。
海は荒れていたが、その分観察できた鳥たちへの興奮はなかなか冷めやらず。
また都会のそして「young!」というくくりの中で、同年代女性の鳥友達が一気に増えたという嬉しさもあり、スタッフさんもいい人ばかりでとても楽しく…。
次は三宅島散策コース開催の案内があり、ぜひ参加しようと決めていた。
嬉しいことに今回はbo-さんも行きたいといってくれたので同行。
当日、やや緊張気味のbo-さんと集合場所に行くと、きゃーつってさっそくはじまる女子トーク。
話の内容は主に鳥だが、やかましい感じは変わらないのねと言われた。
スタッフからガイダンスを受けいざ出港、レインボーブリッジをくぐり夜景を楽しんだら4時おきに備えて就寝。船内はとても快適だった。
三宅島には早朝着、心配だった寝坊はせず無事散策スタート。
火山島としての自然と歴史を学びつつ、離島ゆえ観察できる珍鳥たちとぞくぞく出会う。
16歳の時に図鑑で知って以来、こんなに早く見る機会に恵まれると思っていなかったアカコッコにはじんわりと感動・・・。
でも全然いい写真撮れない〜〜〜。
皆さんもなかなか難しかったらしく、女性陣で来年一緒に再訪することを約束した。
帰りの航路は、前回アホウドリ3種の乱舞を間近で見ることが叶ったのだが今回は1羽も出ず…前回が特別過ぎたのがよく分かった。
そのかわりミズナギドリ数種とアナドリが出たようで(見れてない)観測者は盛り上がっていたようだ、いいなぁ。
そしてみたいと思っていたクジラが出た!これには大歓声。
ザトウやマッコウも見られる海域のようなので、今後も楽しみができた。
心地よい気候と凪の一日で、船酔いもなく参加者の目と知識に助けてもらいながら島内海上、あわせておよそ12時間の濃密で貴重な観察体験ができた。
非営利団体ゆえボランティア状態で仕切ってくださるスタッフさんたちには毎回頭が下がります。
小さな自分の行いが大好きな自然環境へどのような影響を及ぼしていくのか、今回の経験をどう活かしていけるのか、考えて行動していこう。
コメント
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ナイトクルージングで離島散策いいですね〜
色々な鳥たちとも出会えたみたいで。
boーさん、怪我をなされたんですね。。。。
お大事にしてください。
乗鞍や立山みたいに無理しなくても行ける山は
沢山あるので、引退といわず長期休養という事にしてください。
先日、城山でヤマガラと遊んできました♪
raichouさん、こんばんは。
怪我というか経年劣化の類いで、使いすぎによって半月板がバサバサに裂けてるような状態らしいです。バツンと切れてる訳ではないので縫合は出来ないらしく切除手術になるようで、そうなったら後々他に負荷がかかった膝が痛みを再発する可能性が大なんだそうです。主治医にも山登りは辞めるように言われました。
無念ですがそれも人生。
ヤマレコに顔を出す機会も少なくなりますが、今回はpeachとも仲良くやってますよ、の報告がてらでレコを上げました。
手のりヤマガラ、めちゃくちゃ可愛かったでしょう?私も今後は野鳥を追いかけて自然と触れあって生きていこうと思ってます。
こんにちは
膝のお怪我の件、残念ですね…ご自愛下さい
医学の進歩でいずれまた登れる日が来ることを祈りましょう
とはいえ、いつもの楽しい鳥レコ
引き続きお待ちしております
今回も初見の鳥ばかり、とても楽しく拝見しました
ケダマさん、こんばんは。
現代医学では先進医療も再生医療ももう一歩のところみたいです。一応再生医療が受けられそうか医師に相談してみますが、まあ、登山のような激しい運動は控える生活になると思います。
ヤマレコを見るのは切なくなるのであまり顔を出さなくなると思いますが、ケダマさんは怪我に泣くことがないよう充分に気をつけて山を楽しんで下さい。
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