玉原高原ハルゼミの声を聴きながらブナの森散策

2019年06月06日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.4km
• 登り: 126m
• 下り: 137m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:01
• 休憩: 1:33
• 合計: 3:34

11:51 玉原センターハウス
11:53 11:53 野鳥案内図
11:55 11:55 ブナの湧き水
11:59 12:06 玉原自然環境センター
12:11 12:25 玉原湿原
13:08 13:08 長沢三角点
13:30 13:33 ブナ地蔵
13:40 14:49 ブナ平
15:22 15:22 野鳥案内図
15:25 玉原センターハウス

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

玉原高原センターハウスに駐車

コース状況／危険箇所等

倒木がいくつかありましたが、危険な箇所はありませんでした。

写真

関越道を飛ばして沼田ICで降り、玉原高原に到着。
センターハウスの駐車場を利用しました。
平日だったので停車していた車は8台ほど。

定休日だったのでセンターハウス内のトイレは使えず。
独立したトイレがあればいいのに。

車から降りた途端に想像を絶する大音響に包まれて、これは一体何？！と人工的な何かを探したほど。
なんとハルゼミの大合唱でした。
凄まじい音に包まれながらゲートを越えて進みます。

野鳥案内板。
ここから探鳥路を進むと反時計回りにブナ平〜湿原コースを辿れます。

しばらく舗装路を下るとブナの湧き水発見。
冷たくて美味しかったです。

湿原入り口にある玉原自然環境センター。
ここでトイレを利用できます。
センターは閉まっていました。

遊歩道の案内マップ。

ここから玉原湿原〜ブナ平コースを進みます。

整備された木道が続いています。

木立が切れて玉原湖がちらりと見えました。

程なく湿原に到着。
ミズバショウの季節はもう終わっていました。
鹿よけのネットが残念。

広々とした湿原、青い空、最高に気持ちいいです。

オゼタイゲキが鮮やかな黄緑の花を咲かせていました。

オハムシダマシは金属的な美しさ。

湿原を過ぎ森へと進んでいきます。

三角点を通るルートでブナ平を目指します。

オオカメノキの花は終わり頃でしょうか。

木立の遠い向こうに雪を冠した山々が見えました。

少し急な登りを超えると

三角点(長沢)1302.5mに到達。
ここからは下り道。

倒木がいくつかありました。

ゆったりと下ってブナ平へ。

大きな石を抱くブナの木。

とても深く美しい森です。
聞こえるのは蝉の声と小鳥たちのさえずり。
平日だったのですれ違った人はたった一人だけでした。

日が当たる倒木のコケからは胞子体が伸びていました。

ベンチになりそうな倒木を見つけてゆっくりとランチを楽しみました。

ブナ地蔵。

沼田の名木100選シナの木。

目の前に止まってくれたハルゼミ。
とても小さいのにパワフルな鳴き声！

沼田の名木100選ミズメ。
他にも見惚れるような巨木がたくさんありました。

名残惜しいけれど斜面を下って

野鳥案内板まで戻ってきました。

キャンプ場に続く銅金沢の流れが美しい。

水辺ではスダヤクシュが小さく可憐な花を咲かせていました。

少し下ってブナの湧き水を汲み

センターハウスの前のテーブルでお茶を入れました。
ハイキングの終わりにとても贅沢な時間を楽しめました。

センターハウスの前にはテーブルが多数。
ここを利用する人のためにも独立したトイレがあればいいのになと思ってしまいました。

東京に戻ってきて居酒屋で反省会。
都心から2時間半で行けるブナの森は貴重ですね。
ぜひまた足を運びたいと思います。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート ガイド地図（ブック） 保険証 携帯 タオル

感想

valkaori

車を降りて凄まじいハルゼミの合唱にまず驚嘆！
春に蝉の声を聞くのは初めてで、一体何の音なのかとしばらく周辺をウロウロしてしまいました。
玉原湿原〜ブナ平コースはゆったりと登って降りる緩やかなルートで、のんびり森林浴には最適でした。
ランチの際顔周辺に集まる羽虫にちょっと閉口しましたが、表情豊かなブナの巨木と様々な植物が織りなす深い緑の森は想像以上に素晴らしかったです。
都心から2時間半という立地の良さも魅力的ですね。

森の中では目に集まってくる羽虫に悩まされました。
ハッカ油やミンティアで撃退できると聞いたので次回はぜひ試してみたいと思います。