鳥海山 祓川から康新道登り

2019年06月09日(日) [日帰り]

• GPS: 05:00
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,092m
• 下り: 1,085m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:27
• 休憩: 0:32
• 合計: 4:59

5:24 祓川ヒュッテ
5:31 5:35 祓川神社
6:28 6:30 七ツ釜避難小屋
8:48 9:14 七高山
9:50 9:50 七ツ釜避難小屋
10:18 10:18 祓川神社
10:22 10:22 祓川ヒュッテ
10:23 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日東道、R7、象潟から県道58号

コース状況／危険箇所等

上り：康新道はほぼ夏道だが、一ヶ所際どい雪斜面がある。
下り：舎利坂は全て夏道。

その他周辺情報

桑ノ木台湿原のレンゲツツジは今が最盛期。

写真

6/9 5:21

祓川ヒュッテ駐車場到着。この時間で自分の車の他は2台。

6/9 5:22

登山届を記入し、いざ入山。

6/9 5:26

竜ヶ原湿原。

6/9 5:28

この時間、鳥海山はほぼ雲に隠れていた。

6/9 5:29

竜ヶ原湿原のミズバショウ。まだまだ咲き始めで盛りはこれから。

6/9 5:31

いきなりの急斜面。

6/9 5:41

竜ヶ原湿原を見下ろす。

6/9 5:47

一旦、夏道に入る。

6/9 5:55

夏道を抜けると、鳥海山がクリアな状態で現れた。

6/9 6:02

広い雪原。

6/9 6:09

避難小屋直下のあたり、ここらへんが急なところ。

6/9 6:15

チェーンアイゼン装着した。

6/9 6:22

なかなかの登りです。

6/9 6:22

この時間、トレースは無く雪も硬かった。

6/9 6:36

常に目標が見えるのがいい。

6/9 6:38

夏道に出たと思ったが、全然違うところだったようだ。

6/9 6:38

ショウジョウバカマに誘われ、調子にのって少し進みすぎた。

6/9 6:39

全く目印の無い斜面に出てしまったようだ。

6/9 6:41

6/9 6:50

ここから藪を掻き分け康新道の道探しをする。

6/9 7:21

道標らしきものが無くなってしまった。

6/9 7:21

しばらく藪をもがき、ようやく夏道を発見。

6/9 7:26

七高山の背後に新山現る。

6/9 7:29

中島台から稲倉岳の豊富な残雪。

6/9 7:31

ミヤマキンバイに癒しをもらう。

6/9 7:31

群生がすごい。

6/9 7:39

眼下の景観も高度感を増す。

6/9 7:41

この景観は康新道の醍醐味といったところ。

6/9 7:46

イワウメ咲き始め。

6/9 7:47

丁度いい一服場所。

6/9 7:48

小さなケルンが置いてある。

6/9 7:51

一息ついて、再び目先のピークを目指す。

6/9 8:01

岩々してきた。

6/9 8:11

テンション上がる。

6/9 8:11

気丈な岩陰のコメバツガザクラ。

6/9 8:16

礫の斜面を越えると、

6/9 8:19

再び雪の斜面へ誘われる。ここのトラバースが怖かった。

6/9 8:33

雪道をクリア。赤土の山容となる。

6/9 8:37

最終盤。

6/9 8:45

新山と対面。

6/9 8:45

夏道がわからず七高山の裏側の斜面へと回り込む。

6/9 8:46

登山道ではないようだ。

6/9 8:55

回り道をしたが、七高山到着！

6/9 8:56

正面に新山。

6/9 8:56

まだまだ豊富な残雪が残る北斜面。

6/9 8:56

新山から御室。

6/9 8:57

外輪山。

6/9 8:57

越えてきた岩峰群。

6/9 9:08

遠く男鹿半島まで見渡せた。

6/9 9:12

最後に矢島口をバックに記念写真。

6/9 9:08

名残惜しいが帰ることにしよう。

6/9 9:17

本来の夏道。

6/9 9:19

康新道分岐。

6/9 9:20

高度感あるー。

6/9 9:25

舎利坂中間。

6/9 9:27

整備された夏道。

6/9 9:30

舎利坂入口。

6/9 9:31

ここから雪面へ。

6/9 9:43

ただただ広い雪の平原。

6/9 9:43

鳥海山振り返り。

6/9 9:51

登りでは気付かなかった七ツ釜避難小屋。

6/9 10:17

祓川ヒュッテが見えるところまで下った。

6/9 10:21

再び竜ヶ原湿原。

6/9 10:21

6/9 10:23

朝見えなかった湿原からの鳥海山！

6/9 10:27

祓川ヒュッテと鳥海山。

6/9 10:55

この後、昨年のリベンジで桑ノ木台湿原へ向かった。このゲートから片道3.3キロ歩く。

6/9 11:44

湿原到着、ワタスゲと鳥海山！

6/9 11:45

二年越しの想い成就で万感です！

6/9 11:46

ワタスゲ、ホワホワ！

6/9 11:49

6/9 11:50

6/9 11:51

6/9 11:54

天国です。

6/9 11:58

6/9 12:01

6/9 12:00

最盛期に来れてよかった…

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough オリンパス

感想

ricefieldspk

　新潟を含む北陸地方は、7日に梅雨入りしてしまい、近県の週末天気予報はどこも優れない。しかし、秋田県だけ晴れマークが出ているではないか。ならば、行ってみよう鳥海山へ、秋田から！

　鳥海山は何度も来ているが秋田側からは登ったことが無い。ずっと前から気になっており、機会を伺っていた。ということで満を持しての矢島口。

　久々の雪山、天気にも恵まれ、快調そのもの。だったが、途中で目印を見失い正規ルートから外れる。地図アプリに事前に入れておいたはずの地図情報がなんと入っておらず道迷いの失態。勘と磁石を頼りに藪を漕いだり、沢を越えたりでなんとか夏道発見、事なきを得た。後ろからその様子を見ていたスキーヤーの話によれば、私が藪漕ぎをしていた背後からクマが雪面に現れたそうで、なにやら普段人が入らない藪に迷い込んだものだからクマが驚いて追い出されたのだという。ヒヤリとする話を聞かされた。

　帰りに昨年のリベンジで桑ノ木台湿原へ向かった。鳥海山の山頂だけが隠れてしまっており完璧な構図にはならなかったが、十分、桃源郷でした。涙が出るような奇跡の景観です。2年越しの希望がかない感無量でした…