旭岳(大雪山)



- GPS
- --:--
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,550m
- 下り
- 2,039m
コースタイム
(10:55-11:05) 2,290m 旭岳山頂
(11:10-13:28) 標高差400m旭岳北斜面スキー2本
(13:35) 2,250m 地獄谷エントリー
(14:20) 1,100m 旭岳駅駐車場着
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
始発のロープウェイを使い、姿見駅から出発。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
スキー営業は最終日なのでこれ以降のロープウェイスキー持ち込み不可。 石室から上の夏道尾根上の雪は皆無に近い。 旭岳の北斜面の沢地形は残雪豊富でスキー可能。 地獄谷は石が転がっているがスキー可能。稜線からは地面が見えていたので100mほどの距離を歩いてスキー開始。 |
写真
感想
GW最終日は旭川方面が夕方まで晴れそうだったので、旭岳に向かった。タイミングよくスキー場営業最終日だったので、スキーを積んでロープウェイで姿見駅まで標高を稼いだ。噂では聞いていたが、ロープウェイから望む旭岳は黒々しており、先行き不安になる。去年も同じ時期に旭岳に来たが、その時はまだ真っ白だった。どうやら今年は1か月早い残雪状況らしい。しかし、沢に雪が残っているのでスキーは可能だろうと出発した。
夏道尾根は見るからに雪がなくシールが使える状況ではなかったので、姿見駅からツボで行く。夏道尾根のガレ場を兼用靴で歩く。たまに地獄谷側に雪が残っているので、そこを歩いたりして進む。尾根上からは、シールを使いたいためか地獄谷の中を歩いてピークを狙っているパーティが見えた。兼用靴での夏道登山は少々辛いものがあるが、それでも約1時間半でピークに着いた。頂上直下は新雪でうっすら雪化粧していた。先日まで雨が酷かったが、山は雪だったのだろう。天気は晴れているが、上部は風が強く寒かった。地獄谷は最上部が雪がなく山頂直下からはスキー不可だが、数百メートル下ればスキー可能で帰りに使えそうだ。
まずはお目当ての北斜面を覗く。ここは例年6月までスキーができるだけあってまだまだスキーばっちりだ。山頂からやや北東よりの斜面を滑降。上部は少し凍っており快適なザラメとはいかないが、標高差約400mの大滑降であった。滑った後は、しっかり登り返し。
次にハイマツ、岩が露出している尾根を挟んで北斜面の緩い沢型をいただく。こちらは、ねじれのない素直な斜面で、比布岳、鋸岳を見ながらこれまた標高差約400m雄叫びを上げながら一気に滑りきる。
この時点で雲行きも怪しくなり始めてきたが、時間も体力もまだ余力があったので、満足しきれない僕らは山頂直下まで再び登り返して地獄谷を滑って帰ろうということに話がまとまった。さすがに、足はパンプ気味だったが頑張った。それにしても一か月前まで現役だった西はぶっちぎっていた。僕はなんとか喰らいつくので精一杯。
地獄谷の源頭を雪が出るまでツボで下る。急斜面のガレ場で慎重に下る。地獄谷の標高2200mから雪がつながりだし、そこからラストラン!岩がごろごろ転がっているがターンで避けながら下部は快適スキー。会心のスキーでした。帰りは盤の沢経由のスキーコースを使って下山。駐車場で片付けをしていたら雨がぱらぱら降り出す。ぎりぎりセーフでした。
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