ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1897999
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

赤子谷右俣〜大平山〜棚越〜座頭谷

2019年06月18日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.9km
登り
782m
下り
795m

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
0:26
合計
5:18
9:04
6
JR「生瀬」駅
9:10
8
生瀬水路道 取り付き
9:18
5
憩いの広場(生瀬水路道)
9:23
9:24
9
山道分岐(生瀬水路道)
9:33
4
西宝橋
9:37
0
ケルン3分岐
9:37
4
赤子谷中央尾根 取り付き
9:41
9:42
2
赤子谷右俣への分岐
9:44
2
第三堰堤(赤子谷右俣)
9:46
1
石積みケルン群(赤子谷右俣)
9:47
9:48
3
第四堰堤(赤子谷右俣)
9:51
9:53
9
4沢合流の第五堰堤(赤子谷右俣)
10:02
10:03
4
第六堰堤(赤子谷右俣)
10:07
34
山道崩落地点(赤子谷右俣)
10:41
1
譲葉山 分岐(赤子谷右俣)
10:42
10:43
9
東六甲縦走路 合流
10:52
15
岩原山 山頂分岐(=道標33)
11:07
11:08
17
大谷乗越(=道標32)
11:25
11:28
3
大平山電波塔の展望地
11:31
11:39
6
太平山(=道標31)
11:45
11:48
4
小笠峠方面分岐の展望地
11:52
11:53
7
棚越 分岐
12:00
12:01
22
御成婚記念桧植林の「木下し口」石柱
12:23
1
大沢西宮線車道
12:24
12:25
22
みつばちハニー農場
12:47
15
「座頭谷」河原
13:02
13:03
23
東滝分岐(座頭谷)
13:26
10
四段堰堤(座頭谷)
13:36
9
案内板(座頭谷)
13:45
0
座頭谷 取り付き
13:45
7
万里の長城 堰堤橋
13:52
8
「知るべ岩」バス停
14:00
8
「一本松」バス停
14:08
8
まさよし橋
14:16
6
大多田橋 交差点
14:22
JR「生瀬」駅
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)JR生瀬駅から生瀬水路道を歩いて赤子谷取り付きへ
(帰り)座頭谷取り付き(知るべ岩)から車道を歩いてJR生瀬駅へ
コース状況/
危険箇所等
「赤子谷右俣」について
(1) 以前(2017年末)は多数の倒木等でかなり荒れた状態で歩きづらかったが、現在はある程度片付けられた上、踏み跡も明確になっており、さらに進路を示す赤リボンも随所に付けられていて、むしろ歩きやすい谷道ルートに変貌している。全体の印象としては、左俣よりもこちらの右俣のほうが安全に遡行出来るだろう。

「棚越」について
(2) 上部(=高度の高い位置)の笹道に倒れていた多数の倒木がすべて撤去されていて、迂回することなく快適に歩けるように整備されていた。そのぶん今の時期は笹が腰の高さ辺りまで茂っているので、足元が見えづらくなっているので注意。
(3) 661mピーク付近から下は従来通り歩きやすいが、下りの場合斜度があるので急ぎ過ぎないこと。

「座頭谷」について
(4) 「みつばちハニー農場」から「座頭谷」の河原に下る迄の山道は、かなり狭く細くて急斜面で足場も悪い。踏み外したり転んだりしないよう、くれぐれも慎重に歩くことが必要だと思う。
(5) 「座頭谷」の河原は以前と特に大きな変化はない。岩石が多く浮いている石も多いので転倒に注意。上流の南側にそびえる岩塊で、一部、今にも崩壊して落ちてきそうな巨岩が頭上遥か高い場所にあるので、河原を歩く際にはあまり南側を歩かないようにすることが大事だと思う。(万一崩落した岩に当たると即死級の大きさのものだ)
JR生瀬駅前から開始。一本道の「生瀬水路道」を歩いて、この特徴的な水道管理施設の直前で左へ、山中へ入っていく
2019年06月18日 09:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 9:23
JR生瀬駅前から開始。一本道の「生瀬水路道」を歩いて、この特徴的な水道管理施設の直前で左へ、山中へ入っていく
「西宝橋」を渡ってさらに山中へ。小さな流れを越えて先へ行くとケルン3分岐があるので、すぐ右にある上り道を登る。「中央尾根」の尾根道だが、「右俣」へ向かう道でもある
2019年06月18日 09:37撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 9:37
「西宝橋」を渡ってさらに山中へ。小さな流れを越えて先へ行くとケルン3分岐があるので、すぐ右にある上り道を登る。「中央尾根」の尾根道だが、「右俣」へ向かう道でもある
狭い尾根道を歩いていくと、この場所で「中央尾根」(左)と「右俣」(右)が分岐している。ここで迷わず右へ、倒木を越えて進んで行く
2019年06月18日 09:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 9:41
狭い尾根道を歩いていくと、この場所で「中央尾根」(左)と「右俣」(右)が分岐している。ここで迷わず右へ、倒木を越えて進んで行く
「赤子谷右俣」の沢へと入渓、石がごろごろしている
2019年06月18日 09:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 9:45
「赤子谷右俣」の沢へと入渓、石がごろごろしている
いやがおうでも目を引くのがこの石積みケルンだが、手前の石垣が少し崩れてしまっていた
2019年06月18日 09:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
6/18 9:46
いやがおうでも目を引くのがこの石積みケルンだが、手前の石垣が少し崩れてしまっていた
複数の沢が合流してくる「第5堰堤」地点だが、ここは左手(右岸側)から越えていく。越えたすぐ先の分岐では右の谷筋へ
2019年06月18日 09:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 9:50
複数の沢が合流してくる「第5堰堤」地点だが、ここは左手(右岸側)から越えていく。越えたすぐ先の分岐では右の谷筋へ
こんな感じの谷を遡行していく
2019年06月18日 09:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 9:55
こんな感じの谷を遡行していく
水の流れはあるが、他に比べると表に流れる水量はやや少なめの谷かもしれない。地中を流れているんだろうな
2019年06月18日 09:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 9:58
水の流れはあるが、他に比べると表に流れる水量はやや少なめの谷かもしれない。地中を流れているんだろうな
谷筋が倒木で覆われてしまった山腹の崩壊地点。右岸側にしっかりとした巻き道があるのでそちらへ
2019年06月18日 10:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 10:07
谷筋が倒木で覆われてしまった山腹の崩壊地点。右岸側にしっかりとした巻き道があるのでそちらへ
その同じ場所を少しだけ角度を変えて見てみるとこんな感じ。倒木の山が谷筋の遡行を不能にしている状況が良く分かる
2019年06月18日 10:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 10:07
その同じ場所を少しだけ角度を変えて見てみるとこんな感じ。倒木の山が谷筋の遡行を不能にしている状況が良く分かる
巻き道は少し高度を上げる格好。その途中から谷を見下ろすと、沢の流れがまったく確認できないぐらいに倒木で覆われているのが見える
2019年06月18日 10:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 10:09
巻き道は少し高度を上げる格好。その途中から谷を見下ろすと、沢の流れがまったく確認できないぐらいに倒木で覆われているのが見える
ここの山腹の崩壊はけっこう大規模。長い日時が経っているので崩落した斜面にも緑が目立ってきている
2019年06月18日 10:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 10:09
ここの山腹の崩壊はけっこう大規模。長い日時が経っているので崩落した斜面にも緑が目立ってきている
さらに谷の奥へと進む。ここで沢を渉るが、その先では左へ明快な踏み跡が続いている
2019年06月18日 10:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 10:13
さらに谷の奥へと進む。ここで沢を渉るが、その先では左へ明快な踏み跡が続いている
だいぶ歩きやすい道が続き、この巨木のところで左方向へスイッチバック気味に進む(緩やかに上る)のが正解。直進はたぶん道らしきものが消える
2019年06月18日 10:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 10:22
だいぶ歩きやすい道が続き、この巨木のところで左方向へスイッチバック気味に進む(緩やかに上る)のが正解。直進はたぶん道らしきものが消える
踏み跡は薄くなっているが、注意深く見れば分かる程度にはなっているので大丈夫だと思う。ここの場所は秋には紅葉が素晴らしいので、晩秋が楽しみだ
2019年06月18日 10:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 10:38
踏み跡は薄くなっているが、注意深く見れば分かる程度にはなっているので大丈夫だと思う。ここの場所は秋には紅葉が素晴らしいので、晩秋が楽しみだ
次第に踏み跡がはっきりしてきて、ほどなく「東六甲縦走路」へ合流する。「譲葉山・北峰」へ向かう場所のすぐ隣に出てくる
2019年06月18日 10:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 10:43
次第に踏み跡がはっきりしてきて、ほどなく「東六甲縦走路」へ合流する。「譲葉山・北峰」へ向かう場所のすぐ隣に出てくる
縦走路を西進して「大谷乗越」へ。車道を渡って西側に続く急な階段道は下りは少々怖いが、上りだと特にどうってことはない、ただ急なだけ
2019年06月18日 11:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 11:08
縦走路を西進して「大谷乗越」へ。車道を渡って西側に続く急な階段道は下りは少々怖いが、上りだと特にどうってことはない、ただ急なだけ
道中にある大きな岩。私称「かえる岩」
2019年06月18日 11:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 11:15
道中にある大きな岩。私称「かえる岩」
「大平山」の電波塔施設のすぐ近くに開けた場所があり、そこからの景色がなかなか良い。右端に見えているのが「甲山」だ
2019年06月18日 11:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 11:25
「大平山」の電波塔施設のすぐ近くに開けた場所があり、そこからの景色がなかなか良い。右端に見えているのが「甲山」だ
「大平山」でおにぎり休憩後、山行再開。ほどなくこの展望地に出るが、広範囲にかなり遠くまで良く見渡せる。「甲山」や「社家郷山・樫ヶ峰」だろう
2019年06月18日 11:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
6/18 11:45
「大平山」でおにぎり休憩後、山行再開。ほどなくこの展望地に出るが、広範囲にかなり遠くまで良く見渡せる。「甲山」や「社家郷山・樫ヶ峰」だろう
「小笠峠」への下り分岐を通り過ぎて縦走路をさらに西へ歩くと、大好きなこの変わった形の樹がある
2019年06月18日 11:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 11:50
「小笠峠」への下り分岐を通り過ぎて縦走路をさらに西へ歩くと、大好きなこの変わった形の樹がある
ここから「棚越」へと分岐している。火の用心のフクロウの看板が目印だ
2019年06月18日 11:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 11:52
ここから「棚越」へと分岐している。火の用心のフクロウの看板が目印だ
「棚越」に倒れていた複数の太い倒木がすっかり片付けられていて、迂回せずとも普通に通れるようになっていて有難い。ただ笹の丈がすごくて、かき分けるように進んでいかなくてはいけない
2019年06月18日 11:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 11:56
「棚越」に倒れていた複数の太い倒木がすっかり片付けられていて、迂回せずとも普通に通れるようになっていて有難い。ただ笹の丈がすごくて、かき分けるように進んでいかなくてはいけない
石碑のすぐ先で2分岐しているが、右へ登っていき植林の林のほうへと向かうのが正解
2019年06月18日 12:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 12:01
石碑のすぐ先で2分岐しているが、右へ登っていき植林の林のほうへと向かうのが正解
林を過ぎたら急な下り道を降りていく形になる。やがて平らになり、この分岐では右へと折れて進む。マーキングがあるので分かるはずだ
2019年06月18日 12:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 12:12
林を過ぎたら急な下り道を降りていく形になる。やがて平らになり、この分岐では右へと折れて進む。マーキングがあるので分かるはずだ
木陰の道を道なりに緩やかに下っていくと、ここの分岐で直角に右へ折れる。目印が分かりづらいので注しておく必要あり。但し間違えて直進しても最後は道路へ出るだけだが
2019年06月18日 12:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 12:19
木陰の道を道なりに緩やかに下っていくと、ここの分岐で直角に右へ折れる。目印が分かりづらいので注しておく必要あり。但し間違えて直進しても最後は道路へ出るだけだが
正規ルートを歩いて行くと車道を渡り、すぐ近くに「みつばちハニー農場」の看板がある。ここのゲート奥へ入って、農場へは立ち入らずにさらに奥へ進むと「座頭谷」への下り分岐がある
2019年06月18日 12:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 12:24
正規ルートを歩いて行くと車道を渡り、すぐ近くに「みつばちハニー農場」の看板がある。ここのゲート奥へ入って、農場へは立ち入らずにさらに奥へ進むと「座頭谷」への下り分岐がある
「座頭谷」の河原の上流地点に降りた。広くて開放的な気分になる
2019年06月18日 12:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
6/18 12:47
「座頭谷」の河原の上流地点に降りた。広くて開放的な気分になる
巨岩がごろごろしていて歩きにくいが、足を捻らないように慎重に足場を探して下っていく。視界が徐々に開けてくるのを味わうのが楽しい
2019年06月18日 12:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 12:51
巨岩がごろごろしていて歩きにくいが、足を捻らないように慎重に足場を探して下っていく。視界が徐々に開けてくるのを味わうのが楽しい
河原の両岸に奇岩がそびえている。右手を見上げるとこのような奇岩の風景が見られるが、その中央の最上部に見えている岩が・・・あれ?・・・
2019年06月18日 12:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
6/18 12:51
河原の両岸に奇岩がそびえている。右手を見上げるとこのような奇岩の風景が見られるが、その中央の最上部に見えている岩が・・・あれ?・・・
少しだけ下流側に回り込んで同じ場所を見上げてみると、やっぱり中央最上部にある岩が・・・
2019年06月18日 12:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 12:55
少しだけ下流側に回り込んで同じ場所を見上げてみると、やっぱり中央最上部にある岩が・・・
根元と真ん中に、はっきりと視認できるほどの大きな亀裂が入っていて、少しの振動や浸食で今にも崩壊、崩落しそうになっていた。これは危険極まりない状態だ。万一これに直撃されたら即死かも!
2019年06月18日 12:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5
6/18 12:53
根元と真ん中に、はっきりと視認できるほどの大きな亀裂が入っていて、少しの振動や浸食で今にも崩壊、崩落しそうになっていた。これは危険極まりない状態だ。万一これに直撃されたら即死かも!
ということで右側にはあまり近寄らないようにしつつ下っていく。距離を置くことで奇岩の全貌が逆に良く見える
2019年06月18日 12:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 12:57
ということで右側にはあまり近寄らないようにしつつ下っていく。距離を置くことで奇岩の全貌が逆に良く見える
振り返って左側の奇岩も鑑賞。色の違いや切り立った感じも見応えがある
2019年06月18日 12:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 12:59
振り返って左側の奇岩も鑑賞。色の違いや切り立った感じも見応えがある
右側の奇岩の下に近付く。このあたりはすぐに崩落する心配はなさそう。ルートでは右側から堰堤を越えていくケースばかりなので、落石には気を使う
2019年06月18日 13:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 13:05
右側の奇岩の下に近付く。このあたりはすぐに崩落する心配はなさそう。ルートでは右側から堰堤を越えていくケースばかりなので、落石には気を使う
少し下って左側に見える奇岩は、まるで恐竜のステゴザウルスのようだ
2019年06月18日 13:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
6/18 13:09
少し下って左側に見える奇岩は、まるで恐竜のステゴザウルスのようだ
石積みの巨大堰堤が、まるで奇岩帯を引き連れて行進しているかのような風景だ
2019年06月18日 13:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4
6/18 13:15
石積みの巨大堰堤が、まるで奇岩帯を引き連れて行進しているかのような風景だ
さらに下流へと行くと、徐々に岩が小さくなって石になってくる。ここまで来ると奇岩も見えづらくなり、その代わりにかなり歩きやすくなる
2019年06月18日 13:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 13:20
さらに下流へと行くと、徐々に岩が小さくなって石になってくる。ここまで来ると奇岩も見えづらくなり、その代わりにかなり歩きやすくなる
「座頭谷」の名物?「四段堰堤」を越えてから振り返る
2019年06月18日 13:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 13:31
「座頭谷」の名物?「四段堰堤」を越えてから振り返る
「座頭谷」の取り付き地点まで下ってきた。万里の長城型の堰堤のあるところだ
2019年06月18日 13:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/18 13:44
「座頭谷」の取り付き地点まで下ってきた。万里の長城型の堰堤のあるところだ
万里の長城型の堰堤の中央から「座頭谷」方向を眺める。「座頭谷」では、規則正しく幾何学模様的に積まれた石積み堰堤が特徴だ
2019年06月18日 13:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
6/18 13:46
万里の長城型の堰堤の中央から「座頭谷」方向を眺める。「座頭谷」では、規則正しく幾何学模様的に積まれた石積み堰堤が特徴だ
万里の長城の向こうには、左に「岩原山〜譲葉山」の山系、その奥には「大平山」と電波塔の頭が小さく見える
2019年06月18日 13:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
6/18 13:48
万里の長城の向こうには、左に「岩原山〜譲葉山」の山系、その奥には「大平山」と電波塔の頭が小さく見える
危ないけれど頃合いのバス便がないので車道を歩いて帰る。大多田橋交差点の手前あたり、JR鉄橋が見えてきた
2019年06月18日 14:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
6/18 14:12
危ないけれど頃合いのバス便がないので車道を歩いて帰る。大多田橋交差点の手前あたり、JR鉄橋が見えてきた
大多田橋交差点では、大規模な車道の付替え工事が行われている最中だ。このあとJR「生瀬」駅まで戻って電車で「宝塚」駅へと向かった。けっこう楽しかったなあ
2019年06月18日 14:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/18 14:16
大多田橋交差点では、大規模な車道の付替え工事が行われている最中だ。このあとJR「生瀬」駅まで戻って電車で「宝塚」駅へと向かった。けっこう楽しかったなあ
撮影機器:

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回は単独行。長らくご無沙汰だったルートである「赤子谷右俣」「座頭谷」を歩いてみることにした。
「赤子谷右俣」はその後、谷道の状況がどうなっているのか興味があり、「座頭谷」はあの巨岩群の独特の絶景を、人が少なそうな静かなこの時期にもう一度拝んでみたいと思った。

「赤子谷右俣」は以前に訪れた際の荒れ具合からは想像しづらいほど歩きやすくなっている印象を受けた。たくさんあった倒木で邪魔なものはある程度片付けられていて、踏み跡もしっかりと明快になっていたばかりか、至る所に目印のピンクリボンが木に括り付けてあったので、がらっと印象が変わるほど歩きやすく感じた。ただ、谷後半の山腹の崩壊地点の崩落と沢を覆い尽くす倒木はさすがにそのままだったが、そのぶんそこを迂回する右岸の巻き道はしっかりと踏まれた安全な道になっていた。
今回は沢の水量はかなり少なかったが、水量が多ければなかなか良い谷道だなあと思う。東六甲縦走路への合流と言う意味では、一番短時間で安全に行き着けるのではないかなと思う。景観面ではゴルジュのある左俣のほうが圧倒的に素晴らしいが、こちらはこちらで独特の楽しみがあるだろう。

「座頭谷」を下るために「東六甲縦走路」を東へ歩き、「大谷乗越」から「大平山」経由で「棚越」へと向かったが、この日一番驚いたのは「棚越」上部の倒木がすべて撤去されていて、ごく普通の丈の高い笹の生い茂る道に変貌していたこと。いつの間にか誰かがきれいに片づけてくれていた。この道はあまり人が歩かないので、いつまでも放置されているだろうと思っていたので、これには本当にびっくり。おかげさまで快適な歩きを楽しめた。有難いことです、ホント。

「座頭谷」は下りで歩くのは初めて。誰もいない奇岩の風景を独り占め。贅沢な時間を堪能することが出来た。久しぶりだったので周囲をきょろきょろ見回して奇岩を鑑賞する時間も長かった。隣接する「蓬莱峡」と並んでここはやはり素晴らしい景観だなと改めて感じた。

「座頭谷」取り付きにある万里の長城風の堰堤から「知るべ岩」バス停へ出て時刻表を見ると、1時間半以上はバスが来ないので、仕方なく車道を歩いてJR生瀬駅まで戻ることになったのだが、たまたま時間帯的に交通量が少なかったので助かった。「知るべ岩」近辺から川の反対側の山裾を歩いて行ける道でもあれば良いのになあ、と思うのだが、世の中そう上手くはいかないもんだ。

生瀬駅からは電車で宝塚駅まで戻って、いつもの「宝塚ナチュールスパ」で温泉を楽しんでから帰宅。この日はけっこう長い距離を歩いたにも関わらず、体重があんまり減っていなかったのでちょっとがっかりしたけど。まあいいか。尾根を歩いてないもんね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:873人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら