記録ID: 1898730
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沢登り
大峰山脈
(大峰)滝川・大谷
2019年06月16日(日) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 837m
- 下り
- 796m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:00
6:00
210分
大谷出合い
9:30
9:40
80分
石佛山
11:00
滝谷橋
天候 | 曇りのち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路状況はそれほど悪くはありませんが、基本一車線なので離合注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
入渓地点の左岸沿い林道は意外にきれいだが、すぐに途切れる。そのあとはおおむね左岸沿いに踏み跡があり、適当なところから入渓。 谷はそれほど荒れておらず、巻きも木の根などがあり巻きやすい印象。 詰めは少し急傾斜ですが、藪もなくすんなり石佛山付近に出られます。 |
その他周辺情報 | 付近には温泉がけっこうありますが、温泉地温泉は硫黄泉でいかにも「温泉に入った」という気分になれるので良い。「泉湯」は500円と安く入れます。「滝の湯」は800円ですが夜9時まで開いていて、遅くなった時に助かる。 |
写真
林道が途切れて左岸沿いの仕事道を行く。
すぐの5mほどの滝。左岸沿いに鉄柱?のようなものが渡してあって、その上を平均台のように歩くのだが、横の岩がかぶり気味で地味に怖い。
ちなみに、「沢登りルート100」には入渓地点までいくつか橋があるように書いてあるが、それらしいものは見かけなかった(なくても沢の中を歩けるので問題はない。)
すぐの5mほどの滝。左岸沿いに鉄柱?のようなものが渡してあって、その上を平均台のように歩くのだが、横の岩がかぶり気味で地味に怖い。
ちなみに、「沢登りルート100」には入渓地点までいくつか橋があるように書いてあるが、それらしいものは見かけなかった(なくても沢の中を歩けるので問題はない。)
この滝は…巻いたかな? 参考にならずすみません…。
いくつか大きな滝が出てきて、記録では直登できるようなのだが、増水+単独行のためほとんど巻いた。
巻きは総じて容易でルート取りも迷うことはほとんどないが、一か所、終盤に出てきた大きな滝の右岸巻きが少し急傾斜だった。ちょっと上りすぎかな?というくらい登ると、踏み跡(おそらく獣道)が出てきて、一安心。
いくつか大きな滝が出てきて、記録では直登できるようなのだが、増水+単独行のためほとんど巻いた。
巻きは総じて容易でルート取りも迷うことはほとんどないが、一か所、終盤に出てきた大きな滝の右岸巻きが少し急傾斜だった。ちょっと上りすぎかな?というくらい登ると、踏み跡(おそらく獣道)が出てきて、一安心。
最後の大きめの滝を越えると、小滝がぽつぽつ出てくるくらいの平流となる。平流区間が長いように感じたが、ここまでくるとあたりは感じの良い自然林で、気分は良い。しかし、大木はないので、おそらく一度は人の手が入っているだろう。(源流近くの左岸に古い植林小屋もあった)
沢形が消え始め最後の詰め。石佛山の山頂にダイレクトに出られるよう、地図を見ながら進む。急傾斜だが短い区間。
(この沢はあまり複雑な分岐はなく、ルートファインディングはそれほど難しくないです)
(この沢はあまり複雑な分岐はなく、ルートファインディングはそれほど難しくないです)
斜面を登り切り石佛山(北峰)に立ったが、プレート等は何もない。尾根沿いに南に少し歩くと南峰(写真)。ここには古ぼけた山名板がある。樹林に囲まれ展望はないが、雰囲気は悪くない。石佛山という名前からして石仏でもあるのかな?と探すが、それらしきものはない。ただ、岩がいくつか転がっているのが、少し石仏っぽく見える。
誰も来ない。静寂。
誰も来ない。静寂。
この後は北西尾根をP999、P744沿いに下山。遠い昔に整備した形跡があり、古い丸太の階段が時々ある。尾根の分岐点には比較的新しい道標があり助かる(ただし、踏み跡は薄く、テープも時々現れるくらいなので、地図は読みながら下ったほうがいいと思います。)。
P744手前から林業用のモノレールが出てきて、それ沿いに下る。途中から激下りとなり、沢靴だと激しく滑るので注意。林道に降りる手前の沢沿いは結構切り立っているので地味に滑落注意。
この写真は終点の滝谷橋。
P744手前から林業用のモノレールが出てきて、それ沿いに下る。途中から激下りとなり、沢靴だと激しく滑るので注意。林道に降りる手前の沢沿いは結構切り立っているので地味に滑落注意。
この写真は終点の滝谷橋。
(番外編・滝川刈安谷出合い〜不動滝)
はい。急に渓相が変わりましたね。
実は大谷が思ったよりあっけなく終わってしまい、時間が余ったので、ちょっと移動して滝川の刈安谷出合い〜不動滝までを覗いてきました。白い岩、エメラルドグリーンの淵、豪快な滝、聞きしに勝るすばらしさ。2時間ほどで刈安谷出合いから不動滝まで行けるので、大谷で時間が余ったらぜひ訪問を。
はい。急に渓相が変わりましたね。
実は大谷が思ったよりあっけなく終わってしまい、時間が余ったので、ちょっと移動して滝川の刈安谷出合い〜不動滝までを覗いてきました。白い岩、エメラルドグリーンの淵、豪快な滝、聞きしに勝るすばらしさ。2時間ほどで刈安谷出合いから不動滝まで行けるので、大谷で時間が余ったらぜひ訪問を。
装備
備考 | 20mロープを携行しましたが, 使いませんでした。沢靴はフェルトにしましたが, それほどぬめっている印象はなかったため, アクアステルスでもいけるかも。 |
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感想
派手さはないが、静かで感じの良い沢。少し坦々とした感じがあったが、おそらく増水+単独行の身の慎重さで滝のほとんどを巻いてしまったためと思われる。技術のある人が滝を直登すれば、もっと楽しめる沢でしょう。
ルート本の遡行図には、ゴルジュの記載があるが、それほど悪いゴルジュや決定的な悪場はなく、基本的にいろんなところから高巻きできてしまいそうな印象でした。(沢登りルート100には2級とあるが、もうすこし簡単な気がした。これも滝を直登するかどうかによるのだろうが…)
ちなみに、魚影は全く見ませんでした。
時期がまだ早いせいか、ヒルは一匹だけ高巻き中に張り付いてきただけでした。
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