倉敷北部山地縦走


- GPS
- 03:21
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 815m
- 下り
- 929m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
仕出倉山からの東に下る地点、折り返す地点、さらにすぐ左手に分岐する地点がわかりにくいので要注意。詳しくは感想参照 |
写真
感想
西日本の梅雨入りは記録的に遅れているらしいが、おそらくこの日の夕方にはいよいよ梅雨前線が北上して、本格的な梅雨の季節となりそうだ。ということで低山を走るのもしばらくはお預けになりそうなので、この日も早朝からトレランに出かけることにした。
しかし、早朝にホテルを寝ぼけたまま飛び出してきたせいだろうか。タクシーを降りてヘッドライトを忘れてきたことに気がついた。月明かりが足元を照らしてくれるのとよいのだが、東の空には心もとない三日月が朧気な薄明かりを放っているばかりだ。タクシーの運転手はライトも付けずに私が登山口から暗闇の中に入っていくので、妖怪の類いだと思われたとしても無理はないだろう。幸いにして足元の石段は暗がりの中でも十分に見える。
まもなく日差山の上に出ると、岡山の夜景を東に方角に展望する。この夜景を撮るためだけの目的で一眼レフを抱えてきたのだが、いざ写真を撮ろうとすると、なんとメモリーカードがない。PCに入れたままだったらしい。このために早朝に出発してきたのだが、なんとの愚かな話である。登山道をあるき始めるとすぐにもいくつも蜘蛛の巣が引っかかる。
暗がりの中の登山路を辿って、鷹ノ巣城跡を訪ねる。東の空がうっすらと明るくなってゆく。足元の登山道が十分に見えるので、このあたりで走り始める。すぐに折り返して仕手倉山へと向かう。目が慣れたせいか十分にあたりは見えてはいるのだが、山頂で山名標を撮るべくスマホを取り出しても何も映らない。仕手倉山からは折り返して、少し手前の分岐を東に下る。ここは道を知らないと迷うところだろう。
ひとしきり下りきったところでヘアピンで折り返して、西に向かうのだが、ここも道を知らなければ入りにくいところだ。再びゆるやかな登りになると分岐がある。右手の踏み跡が明瞭な道へと入ると続け様に左手に溜池が現れる。果て、こんなところ以前通ったかな、と思うと、道が行き止まりになる。どうやら溜池の管理のための道であったようだ。
笹が繁茂する道を辿るとやがて見覚えのある池を通り過ぎる。このあたりでは登山道は複雑に蛇行しながら小さな沢や尾根を横切りながら、小さなアップダウンを繰り返す。なぜこのような蛇行をするのかというと、仕手倉山から南に伸びる尾根がゴルフ場の中を通ることになるので、ゴルフ場を迂回すべく複雑な経路を辿ることになるのだろう。
やがて舗装路に出る。霊園の前を少し東に下ったところで、右手に高鳥居山への登山口がある。しかし、ここも非常にわかりにくい。高鳥居山への登りをジグザグと登ってゆくと、まもなく忽然と巨大な岩が現れる。八丈岩である。本来の登山道はこの岩の左手を巻いて登ってゆく。
岩の下に立ってみる。普段の靴であれば問題なく登れそうであるが、果たしてこのトレラン・シューズのグリップが岩に対応してくれるかどうか。岩の下の急斜面をクリアーすると後は楽に岩の上部まで上がる。岩の上からは勿論のこと、好展望が広がるのだが、紅い朝日が東北東の方向をゆっくりと登っていくところであった。
岩の上からは登山道に出ると高鳥居山の稜線まではすぐである。稜線の手前の好展望地で振り返ると太陽はすぐにも雲の中へと入っていこうとしているところであった。稜線の南側に出ると大きな岩があり、こちらからも倉敷方面の展望が開けるが、やはり倉敷の市街は霞んでいるようだ。
高鳥居山の山頂からはしばらくは南側に展望がひらけた緩やかな尾根となり、快適なパノラマロードである。しかし下りが始まると狸岩山へのアップダウンが始まる。下り坂からは狸岩山の彼方に福山が見える。空気が霞んでいるせいだろうか、殊の外、福山山頂が遠く感じられる。
ここからは登山道は送電線巡視路となるが、巡視路は送電線鉄塔を辿るために大きく蛇行しながら狸岩山へと登ってゆくので、坂を登りきったと思っても狸岩山のピークが近くならない感じがする。鞍部では左手に小さな湿地を通過するが、湿地では紫色の花が咲いている。シューズが濡れることを構わず近づいてみるとカキツバタの花に思われる。
狸岩山からはひとしきり急下降であるが、林道に飛び出すとすぐに総社方面への国道429号線を渡る。福山の山頂までは一気に上る。福山からは辿ってきた縦走路を一望するので、この北部山地の縦走を締めくくるに相応しい山だ。
山頂に到着した時は誰もいなかったが、やはり続々と人が登ってこられる。福山の南の安養寺に下ると境内に植えられた多くの紫陽花が見頃を迎えているようだ。安養寺からは倉敷駅まで5km弱の道のりである。走って駅の近くのホテルに戻ることにするが、昨日の朝の爽やかさとは大きな異なり、蒸し暑いことこの上ない。朝にランニングするには向かない季節に入ったようだ。
コメント
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西や東へお仕事お忙しいようですね。まさに「東奔西走」のような。
赤いネギ坊主みたいな花。たぶんジャンボニンニクの花じゃないですかね。山に行けず腐っておりまして、気分転換に自転車で朝の内に近畿自然歩道を走っておりましたなら、田んぼでこの花を見つけ写真に収めておりました。農家の方にお聞きするとジャンボニンニク(鬼ニンニクともいう??)だそうです。
揚げるレコも無いので日記に書いておりました。
顛末を家内に話していますと、生け花にも使うよ。って。それと・・・なんと我が家の庭に一凛咲いておりました。えっ?こんなところにあったっけ〜ってな具合でした。
ののさん 先程まで下関に出張しており、お返事が遅くなりました。
まず倉敷北部山地の地味な山のトレランのレコまでご訪問下さり、有難うございます。それから赤い花、教えて下さり、有難うございます。
ののさんのところでは家庭菜園のみならずお庭でもいろいろなものが採れるんですね。
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