黒姫山(青海)
コースタイム
天候 | 快晴無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は赤ペイントが多く、整備されている。本日は標高750mから標高1100mまで雪があり、アイゼンピッケルを使用した。標高1100mより上は雪はなかった。 |
写真
感想
職場の新人君(高校時代は山岳部所属)を誘って、春山登山に行ってきた。登山道は整備されわかりやすかったが、標高550mあたりのクマ笹藪から、グルグルという不気味な唸り声が聞こえた。カウベルで鈴の音をさせながら登ったので、相手が先に気づいてくれたのか・・・こちらも笛を吹いたりして、こちらの存在をさらにアピールするが、目の前には現れない。クマスプレーをスタンバイして身構えたが、姿を見せなかった。しかし、こちらが声を出すと、唸り声で反応をする。テリトリーを犯すなと言っているのか?とりあえず二人で協力してあたりを確認しながら、ゆっくりと前進して、標高で50mくらい登ったところで唸り声は収まった。その後もところどころで笛を吹きながら、びびりながら登っていった。標高750mくらいから残雪となり、最初は登山靴で登るが、雪はまだまだ続くのでアイゼン装着する。それなりに急登なので、ピッケルも使用した。金木平に水場があったが、雪に埋もれていて、水は採取できなかった。急こう配の登りが続き、何か所かロープも設置してある。やがて旧道と合流し、標高1100mあたりで雪はなくなって、アイゼンをはずした。さらに50mくらい登ると山頂手前小ピークに出て、ここから山頂が顔を見せてくれた。山頂からは360度の大展望で、北は日本海、東は頚城山域。南は戸倉山や雨飾。西は栂海新道の山々と青空と雪の残る白い山々のコントラストを十分に楽しんだ。食事をとり、同じ道を帰るが、アイゼンをはずしたくらい(標高750m)あたりから、笛を吹いたり、声を出したりしながら慎重に降りるが、今度は唸り声がなかった。感謝しながら登山口までスタコラ急いだ。
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