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Yamareco

記録ID: 192710
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ハイキング
丹沢

高取山〜仏果山:小二子連れハイキング

2012年05月20日(日) [日帰り]
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子連れ登山 がく その他2人
GPS
05:30
距離
6.0km
登り
606m
下り
605m

コースタイム

10:30頃愛川ふれあいの村−12:15高取山山頂(昼食)
13:20仏果山山頂(おやつ)‐16:00頃愛川ふれあいの村
天候 薄曇
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場は愛川ふれあいの村を利用。無料。
コース状況/
危険箇所等
愛川ふれあいの村に入村記録を残しました。登山ポストはありませんでした。
愛川ふれあいの村の中の自然観察路から高取山への登山道につながっています。

目立った危険箇所はとくにありません。
高取山〜仏果山の間の尾根は細めで、かるめの鎖場もあります。

ヒルはここ数日雨が降らなかったのでいませんでした。
雨降った後は気をつけた方がいいようです。
オオセンチコガネ ◆甲虫目 カブトムシ亜目 センチコガネ科 ◆大きさ:16-22mm ◆時期 4-11月 ◆分布:北海道・本州・四国・九州 ◆撮影地:愛川ふれあいの村 ◆エサ:糞 ◆小二の息子が発見。背中の輝きがまぶしく。緑&赤色に輝いておりました。
2012年05月20日 10:48撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 10:48
オオセンチコガネ ◆甲虫目 カブトムシ亜目 センチコガネ科 ◆大きさ:16-22mm ◆時期 4-11月 ◆分布:北海道・本州・四国・九州 ◆撮影地:愛川ふれあいの村 ◆エサ:糞 ◆小二の息子が発見。背中の輝きがまぶしく。緑&赤色に輝いておりました。
スタートして間もないのに、疲れたー。まだー?とぼやく息子。
2012年05月20日 11:08撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 11:08
スタートして間もないのに、疲れたー。まだー?とぼやく息子。
何考えながら登ってんだろう?
2012年05月20日 11:08撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 11:08
何考えながら登ってんだろう?
◆マムシグサ ◆サトイモ科テンナンショウ属の多年草 ◆有毒植物 ◆特徴:茎の部分に茶色のまだら模様がありマムシのよう。果実は秋に橙色から赤色に熟し、トウモロコシに似た形状の果実を付ける。 ◆撮影地:高取山山頂へ向かう途中。 ◆奥様が発見。テンナンショウに似てるけどなんか雰囲気が違うなぁと思ったら、マムシグサだったんですねぇ。
2012年05月20日 11:50撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
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5/20 11:50
◆マムシグサ ◆サトイモ科テンナンショウ属の多年草 ◆有毒植物 ◆特徴:茎の部分に茶色のまだら模様がありマムシのよう。果実は秋に橙色から赤色に熟し、トウモロコシに似た形状の果実を付ける。 ◆撮影地:高取山山頂へ向かう途中。 ◆奥様が発見。テンナンショウに似てるけどなんか雰囲気が違うなぁと思ったら、マムシグサだったんですねぇ。
高取山山頂展望台にて。山頂の30分前ぐらいで、もう無理。もう無理とぼやき続けたので、あまりにも情けなくなって、頭を叩いたら、急にむくれて、ものすごい速さで頂上まで一人で行ってしまったのでした。景色がよすぎて、すっかり機嫌を直したようです。
2012年05月20日 12:16撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
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5/20 12:16
高取山山頂展望台にて。山頂の30分前ぐらいで、もう無理。もう無理とぼやき続けたので、あまりにも情けなくなって、頭を叩いたら、急にむくれて、ものすごい速さで頂上まで一人で行ってしまったのでした。景色がよすぎて、すっかり機嫌を直したようです。
高取山山頂から多分高畑山・東峰等を望む。
2012年05月20日 12:20撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 12:20
高取山山頂から多分高畑山・東峰等を望む。
高取山山頂から焼山方面を望む。この風景は小二の子供にも気持ち良いのですねぇ。
2012年05月20日 12:20撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 12:20
高取山山頂から焼山方面を望む。この風景は小二の子供にも気持ち良いのですねぇ。
高取山山頂から三峰山、大山方面を望む。
2012年05月20日 12:20撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 12:20
高取山山頂から三峰山、大山方面を望む。
高取山山頂から愛川の住宅街かな。撮影:息子。
2012年05月20日 13:02撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 13:02
高取山山頂から愛川の住宅街かな。撮影:息子。
なんだろう、この虫は・・・ちょっと調べただけでは判別不能。宿題です。
2012年05月20日 13:41撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 13:41
なんだろう、この虫は・・・ちょっと調べただけでは判別不能。宿題です。
キンラン(金蘭)◆ラン科キンラン属 多年草 ◆絶滅危惧種です。お持ち帰り禁止!人工栽培できません。先週城山湖付近でみたやつよりきれいでかあいーい。
2012年05月20日 14:35撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 14:35
キンラン(金蘭)◆ラン科キンラン属 多年草 ◆絶滅危惧種です。お持ち帰り禁止!人工栽培できません。先週城山湖付近でみたやつよりきれいでかあいーい。
奥様が発見したミッキーマウスをいいかげんに書いたような形をした葉っぱ。調べるとナガイモかヒヨドリジョウゴに似ているのですが・・・息子が写真を撮るときにいちいち邪魔する。。。
2012年05月20日 14:39撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 14:39
奥様が発見したミッキーマウスをいいかげんに書いたような形をした葉っぱ。調べるとナガイモかヒヨドリジョウゴに似ているのですが・・・息子が写真を撮るときにいちいち邪魔する。。。
これもなんだろう。葉っぱの形がへんだなぁ。
2012年05月20日 15:12撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 15:12
これもなんだろう。葉っぱの形がへんだなぁ。
これもイチゴ系の花に見えますが。。。なんだろう。。宿題。
2012年05月20日 15:22撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 15:22
これもイチゴ系の花に見えますが。。。なんだろう。。宿題。
下山途中の林道付近から見えたツル系の黄色い花。通りかかったおじさんが教えてくれた。
2012年05月20日 15:34撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 15:34
下山途中の林道付近から見えたツル系の黄色い花。通りかかったおじさんが教えてくれた。
この花もなんだろう。宿題。
2012年05月20日 15:46撮影 by  DiMAGE Xg, Konica Minolta Camera, Inc.
5/20 15:46
この花もなんだろう。宿題。

感想

「パパー、眺めいいよー」
頭上から、ソラの嬉しそうな声が聞こえる。

丹沢の山並みは7歳の男の子の心も解きほぐすようだ。

「そっかー、パパも行くー」

高取山山頂にある展望台。
僕はその階段を少し笑いながら登りはじめた。

途中からここまで、
僕達は一言も口をきかなかった。




歩き始めて1時間も経たない頃、

「もう、いいよ。帰ろう。」

「あー、ムリ。もー、ムリ。」

ソラが駄々をこねている。
どうみても余裕がある。ただの甘えだ。

「あ、この花なにかな?写真撮っといてよ」

僕も大人だ。彼の気を散らそう頑張る。

「あー、ヤダ。もう、ヤダ。」

「あ、また猟銃の音が聞こえるね。鹿獲れたかなぁ?」

「もう、いいよ。もどろ。」

「まだ半分も歩いてないよ。がんばれ、がんばれ。」

「あー、無理。もう、無理。」


バシッ!


バシッ!


叩いてしまった。

「うるさい、行くぞ」

自分の衝動的な行動に自分で驚きながら言う。



ソラが頭を抱えて泣きはじめた。

ノブチャンが
「あー、なんてタイミングの悪い〜」
うろたえてソラに駆け寄る。


僕は
「魂の叫びの交換こそ真のコミュニケーションなのだ」
などと訳のわからんことで自分を納得させながら、
山頂へ向かって登り始めた。


「大丈夫?目にあたったの?かわいそうにねぇ」
背後からノブチャンの媚びる声が聞こえる。
おもしろくない。

かまわず山道を行く。薄曇だけど明るい山道だ。
一人で来ればもっと静かな山だったのに。


僕の横をソラが駆け抜けて行った。

なんだ、元気じゃないか。

ぐねぐね曲がりながら山頂へと進む細い登山道を
ソラはどんどん登って行く。

ときおりソラの姿がしばらく見えなくなる。
「迷ってないかな」少し不安になるけど、
僕は動物としての息子の本能を信じなおす。

動物として「生きたい」という気持ちがあれば、
わざわざこんなにわかりやすい山道を
自分から迷うようなことはないだろう。

「荷物はあたしが持つから、
 先に行って捕まえてきてよ〜」

ノブチャンが情けない声で後ろから僕を呼ぶ。

「大丈夫、大丈夫」

草むらの巻き道を曲がると、
ソラの怒りながらも不安な顔が遠くに見えた。

僕の姿を認めると、さっと上を向き、
追いつかれまいとドンドン先を行く。

僕はソラの「生きる」本能と、
親との距離を正しく判断し自分の安全を確保する能力を
目の当たりにして、
気分良く新緑の乾いた道を歩いた。


「ヤッホー」

どこかの子供達の声。すぐ近くに聞こえる。
もうすぐ頂上だ。

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