記録ID: 8512540
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ハイキング
丹沢
仏果山ヤマビルからの宮ヶ瀬ダム
2025年08月03日(日) [日帰り]
神奈川県
Dnasam
- GPS
- 06:48
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 577m
- 下り
- 575m
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| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
非常に整備されており、危険個所には、鎖と残置ロープがしっかり設置されています。維持メンテに携わっている方に、心より感謝いたします。 |
写真
前日は雨だったため、仏果山・高取山は方面はさぞかしヤマビルの活動が活発になっていると期待？して、ヤマビル考察の山行です。この界隈は宮ケ瀬ダム竣工によって、ヤマビルが増加したとの報告もあり、さらに、猛暑の影響、シカ個体数の増加、ダムによる湿度上昇、天敵鳥類の減少など相関項が多数あり、複雑なカップリングシステムによってヤマビルが創発されているのではと思いました。
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前日は雨だったため、仏果山・高取山は方面はさぞかしヤマビルの活動が活発になっていると期待？して、ヤマビル考察の山行です。
この界隈は宮ケ瀬ダム竣工によって、ヤマビルが増加したとの報告もあり、さらに、猛暑の影響、シカ個体数の増加、ダムによる湿度上昇、天敵鳥類の減少など相関項が多数あり、複雑なカップリングシステムによってヤマビルが創発されているのではと思いました。
この界隈は宮ケ瀬ダム竣工によって、ヤマビルが増加したとの報告もあり、さらに、猛暑の影響、シカ個体数の増加、ダムによる湿度上昇、天敵鳥類の減少など相関項が多数あり、複雑なカップリングシステムによってヤマビルが創発されているのではと思いました。
本日は宮ケ瀬越から仏果山へ向かい、戻ってきて、高取山経由して宮ケ瀬ダムに下山の予定です。最高気温35°Cの猛暑日で、日向は多分45°C以上ある感じで、例によって冷凍ウォーターパックと空調服を着用しています。
ヤマビル対策は、ヤマビルファイターとヒル下がりのジョニーの二刀流で万全態勢です。
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本日は宮ケ瀬越から仏果山へ向かい、戻ってきて、高取山経由して宮ケ瀬ダムに下山の予定です。
最高気温35°Cの猛暑日で、日向は多分45°C以上ある感じで、例によって冷凍ウォーターパックと空調服を着用しています。
ヤマビル対策は、ヤマビルファイターとヒル下がりのジョニーの二刀流で万全態勢です。
最高気温35°Cの猛暑日で、日向は多分45°C以上ある感じで、例によって冷凍ウォーターパックと空調服を着用しています。
ヤマビル対策は、ヤマビルファイターとヒル下がりのジョニーの二刀流で万全態勢です。
丹沢では「ツキノワグマ」の出没情報が増加しており、今年、丹沢山へ登山をしていた女性が、クマに襲われて怪我を負う事故が発生。クマ鈴は効果がなくはないですが、笛の方が効果的とのことだったので、この日は他の登山客が殆どいない事もあり、三三七拍子の音頭をとって山行します。
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丹沢では「ツキノワグマ」の出没情報が増加しており、今年、丹沢山へ登山をしていた女性が、クマに襲われて怪我を負う事故が発生。
クマ鈴は効果がなくはないですが、笛の方が効果的とのことだったので、この日は他の登山客が殆どいない事もあり、三三七拍子の音頭をとって山行します。
クマ鈴は効果がなくはないですが、笛の方が効果的とのことだったので、この日は他の登山客が殆どいない事もあり、三三七拍子の音頭をとって山行します。
ところで、ヤマビルは、クマにも取り付いて吸血するらしい。足の指などの毛が少なく皮膚が柔らかいところに吸血し、移動するという報告がありました。
また、最近では、吸血したヒルの血液をDNA鑑定（PCR)して調査できるようになり、これにより、ニホンジカ、カモシカ、クマ、ノウサギ、タヌキの他、ヤマドリ、キジなどの鳥類にも付着して吸血してることがわかりました。鳥によってヒルが長距離移動する可能性を示唆しているとの事でした。
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また、最近では、吸血したヒルの血液をDNA鑑定（PCR)して調査できるようになり、これにより、ニホンジカ、カモシカ、クマ、ノウサギ、タヌキの他、ヤマドリ、キジなどの鳥類にも付着して吸血してることがわかりました。
鳥によってヒルが長距離移動する可能性を示唆しているとの事でした。
鳥によってヒルが長距離移動する可能性を示唆しているとの事でした。
1日の最低温度が10℃以上、湿度が60％以上になると活動を開始するといわれ、気温が20℃以上の雨か雨上がりの天候時が最も活発に活動するらしい。 そして、こういう感じのところから出現することも多い、、、
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1日の最低温度が10℃以上、湿度が60％以上になると活動を開始するといわれ、気温が20℃以上の雨か雨上がりの天候時が最も活発に活動するらしい。
そして、こういう感じのところから出現することも多い、、、
そして、こういう感じのところから出現することも多い、、、
人間の吸血被害は行楽シーズンに多く、ヤマビルが活発に活動する6〜7月と9〜10月には子ビルが多くみられ、吸血被害も増加する傾向にある。自然環境下では気温や湿度が大きく変動することや吸血できるチャンスが少ないことから、寿命は1〜2年ということらしい
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人間の吸血被害は行楽シーズンに多く、ヤマビルが活発に活動する6〜7月と9〜10月には子ビルが多くみられ、吸血被害も増加する傾向にある。自然環境下では気温や湿度が大きく変動することや吸血できるチャンスが少ないことから、寿命は1〜2年ということらしい
まんべんなく、ファイター＆ジョニーを吹き付けているため、今のところ、近寄ってくる気配はありません。
『古事記』では、イザナギとイザナミが最初に生んだ子・蛭子は、骨がなくて、ヒルのようにぐにゃぐにゃしていたと描写されており、ここから「蛭」の文字があてられ、「蛭子」となったとされています。蛭子は不具で生まれて来たため忌み嫌われて、親から捨てられて川に流されたという、なんとも不憫な神様なのであった。
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『古事記』では、イザナギとイザナミが最初に生んだ子・蛭子は、骨がなくて、ヒルのようにぐにゃぐにゃしていたと描写されており、ここから「蛭」の文字があてられ、「蛭子」となったとされています。
蛭子は不具で生まれて来たため忌み嫌われて、親から捨てられて川に流されたという、なんとも不憫な神様なのであった。
蛭子は不具で生まれて来たため忌み嫌われて、親から捨てられて川に流されたという、なんとも不憫な神様なのであった。
ところが、忌嫌われて捨てられた蛭子が、平安〜鎌倉時代には、海の彼方からくる福神、恵比寿神（夷）として、人々から信仰され始めるという、まさかの「大逆転」がおきる。この大逆転は非常に不思議である。
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ところが、忌嫌われて捨てられた蛭子が、平安〜鎌倉時代には、海の彼方からくる福神、恵比寿神（夷）として、人々から信仰され始めるという、まさかの「大逆転」がおきる。
この大逆転は非常に不思議である。
この大逆転は非常に不思議である。
忌嫌われ親から捨てられた蛭子が、恵比寿の七福神として復活するという構造は、「貴種流離譚（キシュリュウリタン）」という。つまり、高貴な出生にもかかわらず、何らかの理由で追放・漂流・流離し、最終的に復権するという神話の構造です。「ケ」と「ハレ」ともいえる。
ところで、この辺はみるからに危険ゾーン、そろそろ蛭子神来るか、、、
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忌嫌われ親から捨てられた蛭子が、恵比寿の七福神として復活するという構造は、「貴種流離譚（キシュリュウリタン）」という。つまり、高貴な出生にもかかわらず、何らかの理由で追放・漂流・流離し、最終的に復権するという神話の構造です。
「ケ」と「ハレ」ともいえる。
ところで、この辺はみるからに危険ゾーン、そろそろ蛭子神来るか、、、
「ケ」と「ハレ」ともいえる。
ところで、この辺はみるからに危険ゾーン、そろそろ蛭子神来るか、、、
宮ケ瀬越到着。仏果禅師などの禅僧・修験者が修行した経路であり、また、養蚕や繭等の地元間の物資や人の往来を支えていた峠と書いてありました。
宮ケ瀬シルクロードということか、、、
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宮ケ瀬越到着。
仏果禅師などの禅僧・修験者が修行した経路であり、また、養蚕や繭等の地元間の物資や人の往来を支えていた峠と書いてありました。
宮ケ瀬シルクロードということか、、、
仏果禅師などの禅僧・修験者が修行した経路であり、また、養蚕や繭等の地元間の物資や人の往来を支えていた峠と書いてありました。
宮ケ瀬シルクロードということか、、、
尾根が段々痩せてきました。ヒルに気を付けながら、細尾根でバランスとり、クマがいないか周囲に気を配るという事を、同時に実施することは難しい。
リスク観点では、発生確率×影響度なので、優先度は�〆挌�根�▲�マ��ヒルの順番になり、ヒルのリスクはこの局面では受容になる。つまり、蛭子観点からみれば、一番の危険ゾーンである。
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尾根が段々痩せてきました。
ヒルに気を付けながら、細尾根でバランスとり、クマがいないか周囲に気を配るという事を、同時に実施することは難しい。
リスク観点では、発生確率×影響度なので、優先度は�〆挌�根�▲�マ��ヒルの順番になり、ヒルのリスクはこの局面では受容になる。つまり、蛭子観点からみれば、一番の危険ゾーンである。
ヒルに気を付けながら、細尾根でバランスとり、クマがいないか周囲に気を配るという事を、同時に実施することは難しい。
リスク観点では、発生確率×影響度なので、優先度は�〆挌�根�▲�マ��ヒルの順番になり、ヒルのリスクはこの局面では受容になる。つまり、蛭子観点からみれば、一番の危険ゾーンである。
仏果山到着。ここは、室町時代初期に清川村煤ヶ谷の正住寺を開いた仏果禅師が座禅修行をしたと伝えられる山で、その名が由来だそうです。
修行僧のヒル対策は、 草鞋＋脚絆で足を覆う、そして、腰袋に塩を入れて携行して退治していたという、基本的に今と変わらない対策だが、「蛭よけの護摩」や「塩をまく儀式」など、宗教的な儀式もあったようです。
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仏果山到着。
ここは、室町時代初期に清川村煤ヶ谷の正住寺を開いた仏果禅師が座禅修行をしたと伝えられる山で、その名が由来だそうです。
修行僧のヒル対策は、 草鞋＋脚絆で足を覆う、そして、腰袋に塩を入れて携行して退治していたという、基本的に今と変わらない対策だが、「蛭よけの護摩」や「塩をまく儀式」など、宗教的な儀式もあったようです。
ここは、室町時代初期に清川村煤ヶ谷の正住寺を開いた仏果禅師が座禅修行をしたと伝えられる山で、その名が由来だそうです。
修行僧のヒル対策は、 草鞋＋脚絆で足を覆う、そして、腰袋に塩を入れて携行して退治していたという、基本的に今と変わらない対策だが、「蛭よけの護摩」や「塩をまく儀式」など、宗教的な儀式もあったようです。
ハイドレーションはパイプの取り回しが厄介なので、本日はウォータパックを凍らせてもってきました。
景色を堪能したので、下山します。本日はヤマビルが活発に活動してるかと思いましたが、全く発見できず。
登山道に直接、座ったり、階段に腰かけたりして、挑発しましたが、本日は現れず。
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景色を堪能したので、下山します。
本日はヤマビルが活発に活動してるかと思いましたが、全く発見できず。
登山道に直接、座ったり、階段に腰かけたりして、挑発しましたが、本日は現れず。
本日はヤマビルが活発に活動してるかと思いましたが、全く発見できず。
登山道に直接、座ったり、階段に腰かけたりして、挑発しましたが、本日は現れず。
ヤマビルは登山者やハイカーから忌み嫌われていますが、いざ探すと見つからないというマーフィーの法則です。猛暑日35°C越えの環境では、活動停止または死亡という報告があります。強い日差しの40°C以上の環境では、致死温度と言われています。
本日の温度はヤマビルが活動できない猛暑ということなのかもしれません。
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ヤマビルは登山者やハイカーから忌み嫌われていますが、いざ探すと見つからないというマーフィーの法則です。
猛暑日35°C越えの環境では、活動停止または死亡という報告があります。強い日差しの40°C以上の環境では、致死温度と言われています。
本日の温度はヤマビルが活動できない猛暑ということなのかもしれません。
猛暑日35°C越えの環境では、活動停止または死亡という報告があります。強い日差しの40°C以上の環境では、致死温度と言われています。
本日の温度はヤマビルが活動できない猛暑ということなのかもしれません。
さて、下山しながら、気づきました。不遇な奇形として生まれたために、イザナギとイザナミから忌嫌われて捨てられた蛭子神が、恵比寿の七福神として復活するという「貴種流離譚（キシュリュウリタン）」は、ヤマビルの物語でもあり、伏線になっています。
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さて、下山しながら、気づきました。
不遇な奇形として生まれたために、イザナギとイザナミから忌嫌われて捨てられた蛭子神が、恵比寿の七福神として復活するという「貴種流離譚（キシュリュウリタン）」は、ヤマビルの物語でもあり、伏線になっています。
不遇な奇形として生まれたために、イザナギとイザナミから忌嫌われて捨てられた蛭子神が、恵比寿の七福神として復活するという「貴種流離譚（キシュリュウリタン）」は、ヤマビルの物語でもあり、伏線になっています。
おわかりなっただろうか、、皆さんに忌嫌わているヒルであるが、その唾液成分、ヒルジン、カルジン、エグリン他の成分は、医療用に用いられ、接合手術などの形成外科手術、潰瘍、皮膚障害の組織再生、間接リウマチの疼痛対策などなど、、なくてはならない成分であることをご存じだろうか。
ヤマビルの「ケ」は、医療の文脈では「ハレ」であり、まさに貴種流離譚である。今後も、心血管疾患の抗凝固薬など、さらなる効果も期待されている、恵比寿の薬なのである。
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おわかりなっただろうか、、
皆さんに忌嫌わているヒルであるが、その唾液成分、ヒルジン、カルジン、エグリン他の成分は、医療用に用いられ、接合手術などの形成外科手術、潰瘍、皮膚障害の組織再生、間接リウマチの疼痛対策などなど、、なくてはならない成分であることをご存じだろうか。
ヤマビルの「ケ」は、医療の文脈では「ハレ」であり、まさに貴種流離譚である。今後も、心血管疾患の抗凝固薬など、さらなる効果も期待されている、恵比寿の薬なのである。
皆さんに忌嫌わているヒルであるが、その唾液成分、ヒルジン、カルジン、エグリン他の成分は、医療用に用いられ、接合手術などの形成外科手術、潰瘍、皮膚障害の組織再生、間接リウマチの疼痛対策などなど、、なくてはならない成分であることをご存じだろうか。
ヤマビルの「ケ」は、医療の文脈では「ハレ」であり、まさに貴種流離譚である。今後も、心血管疾患の抗凝固薬など、さらなる効果も期待されている、恵比寿の薬なのである。
私たち登山者が膝関節など、関節リウマチの疼痛に悩まされ、お世話になるのが、まさに恵比寿となった「ヒル」の唾液であるという大逆転なのであった、、ところで、途中から空調服の氷がなくなり、熱中症的に足を痙攣させながら宮ケ瀬ダムに向けて急峻なルートを下山します。痙攣にヒルジンが効いてくれるとありがたい。
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私たち登山者が膝関節など、関節リウマチの疼痛に悩まされ、お世話になるのが、まさに恵比寿となった「ヒル」の唾液であるという大逆転なのであった、、
ところで、途中から空調服の氷がなくなり、熱中症的に足を痙攣させながら宮ケ瀬ダムに向けて急峻なルートを下山します。痙攣にヒルジンが効いてくれるとありがたい。
ところで、途中から空調服の氷がなくなり、熱中症的に足を痙攣させながら宮ケ瀬ダムに向けて急峻なルートを下山します。痙攣にヒルジンが効いてくれるとありがたい。
宮ケ瀬ダムは、2001年に完成した堤高訳160mの巨大多目的ダムですが、建設によって、旧・宮ヶ瀬集落や神社が水没し、住民は移転を余儀なくされました。
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宮ケ瀬ダムは、2001年に完成した堤高訳160mの巨大多目的ダムですが、建設によって、旧・宮ヶ瀬集落や神社が水没し、住民は移転を余儀なくされました。
旧・宮ヶ瀬集落霊山・仏果山のふもとにあり、修験や山岳信仰、祭礼など聖なる生活文化を持つ土地の記憶から遠ざけられたとも言えます。
宮ヶ瀬湖周辺に残った人々も、観光地化とともにそのレーゾンディテールを失いつつありましたが、流離の中で、住民は再度文化の記憶を伝承するために石造りのモニュメント、伝承保存館等によって追悼され、まさに「ケ」と「ハレ」の中で復活しています。
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宮ヶ瀬湖周辺に残った人々も、観光地化とともにそのレーゾンディテールを失いつつありましたが、流離の中で、住民は再度文化の記憶を伝承するために石造りのモニュメント、伝承保存館等によって追悼され、まさに「ケ」と「ハレ」の中で復活しています。
宮ヶ瀬ダムと愛川公園を結ぶシャトル便「愛ちゃん号」に乗りました。車内の観光案内で、ダムに沈んだ宮ヶ瀬集落や石小屋モニュメントの様子が説明されています。
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宮ヶ瀬ダムと愛川公園を結ぶシャトル便「愛ちゃん号」に乗りました。車内の観光案内で、ダムに沈んだ宮ヶ瀬集落や石小屋モニュメントの様子が説明されています。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
|
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感想
前日は雨だったため、仏果山・高取山は方面はさぞかしヤマビルの活動が活発になっていると期待？して、ヤマビル考察の山行です。
この界隈は宮ケ瀬ダム竣工によって、ヤマビルが増加したとの報告もあり、さらに、猛暑の影響、シカ個体数の増加、ダムによる湿度上昇、天敵鳥類の減少など相関項が多数あり、複雑なカップリングシステムによってヤマビルが創発されているのではと思いました。
ヤマビル対策は、ヤマビルファイターとヒル下がりのジョニーの二刀流で万全態勢です。
猛暑日35°超えのため、ヒルは活動できず、二刀流は不発に終わりましたが、
仏果山山頂と高取山展望台からの眺望は非常にすばらしく、猛暑日山行の甲斐がありました。
蛭子神とヤマビルと宮ケ瀬集落について、折口信夫が体系化した貴種流離譚に思いを馳せながらの山行となりました。
私たちの気付かないところで、「ケ」と「ハレ」が生まれ、貴種流離譚の物語が進行しているのかもしれないと思った猛暑日でした。
動画のリンクは、ヒルの唾液、ヒルジン配合薬Desirudin（デシルジン）の解説です。股関節置換術後の深部静脈血栓症（DVT）に用いられているとのことです。
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