兜峰と兜岩

2019年07月21日(日) [日帰り]

• GPS: 02:32
• 距離: 4.0km
• 登り: 434m
• 下り: 437m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:07
• 休憩: 0:25
• 合計: 2:32

13:07 スタート地点
14:08 14:25 兜峰
14:46 14:54 兜岩
15:40 ゴール地点

天候

市街地で29℃、急にあっついです。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札幌市南区簾舞地区の最奥地です。
クルマで行けるトコトンまで奥に行きます。
最後はじゃり道を超えて、林道入口のゲート前に駐車します。

コース状況／危険箇所等

小屋を超えてすぐの徒渉で少し大きめの川を越えますが、今回は水量が少なくあっさり渡れました。
徒渉後のロープ場はいつも通りの急坂ですが、ロープがしっかりしていて問題ありません。
ロープ場を登りきった先の兜峰と兜岩の合間の登りの方が、日陰で落ち葉がぬかるんで滑って苦戦します。
ストックがグニュニュっと埋まっていきます。
兜峰と兜岩間をつなぐ尾根道は、新旧のクマのフンが道の上いっぱいに数カ所ありました。
ボンヤリしてると間違いなく踏みます（笑）
ホイッスルを吹きつつ登りました。AMラジオも携帯も圏外です。

写真

7/21 13:07

このゲートからスタートです。
ウシアブの手荒い出迎えがありました。
油断ならないエリアと認識します。

7/21 13:13

入山記帳がありますが書く用紙が切れています。
七、八年前の入山記帳が残っています。
しばらく前から管理されなくなったのでしょうか？
ただなぜか小屋は椅子も置いてありキレイです。

7/21 13:13

左が兜岩、右が兜峰。
遠近法の効果ですが、実際には兜峰の方が高いです。しかも急坂登りです。

7/21 13:17

徒渉点までは草の多い小道です。

7/21 13:19

水量が少なくので砂防ゲートのハシゴを使いました。

7/21 13:20

穏やかな小滝です。でも落ちたら意外と深度ありそうです。

7/21 13:20

以前来た時は河原の石は見えなかったなぁ。

7/21 13:20

ここからロープ場。

7/21 13:29

ロープ場を登りきった森。
相変わらずの秘境的な雰囲気。

7/21 13:33

朽ちた大木。ここは北向きのためか湿度が高いです。

7/21 13:36

キノコの大群。

7/21 13:52

分岐まで来ました。今回はここで曲がらず直進して兜峰に向かいます。

7/21 14:18

更なる急な直登を経て兜峰山頂に到着。
けっこうキツイです。
ハエの楽園です。写真を撮る手にもたかって来ます。

7/21 14:22

兜峰山頂より。
お、あれは盤の沢山かな、

7/21 14:22

遠くに烏帽子岳が見える。
小うるさいハエは、自家製ハッカ油スプレーを自分にシャワシャワした結果、かなり寄って来なくなりました。

7/21 14:47

クマのフンの尾根道を超えて兜岩に到着。

7/21 14:48

豊平山が見える。
本当に雲がキレイ。

7/21 15:14

倒木の幹が朽ちて赤い土のようになってる。

7/21 15:26

徒渉点まで戻りました。少し手前の石積みも安心して通れます。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

感想

Kurousa7

急に真夏の気温の札幌。
久しぶりに南区簾舞の奥地を歩いて来ました。
駐車場所に着いた直後に大きなウシアブに手荒く出迎えられます。
車の黒いボディにガンガン当たってきます。
暑くなると虫も元気ですね。
ハッカ油スプレーが活躍しました。
奥地でも27℃近くあり、登るにつれて涼しくなるものの、急坂なので滝汗です。
バテないようにスローペースで息を整えながらの山行です。
ロープ場を超えた先はいつもの秘境的な雰囲気。
本当に静かです。北面でジトジトしており虫が多く、油断すると口にも入ってきます。
兜峰の地味な急坂にHP削られますが、素敵な景色でした。ただここもハエがすごくて萎えます。
スライドした親切な方からクマのフンがあった事を伺いました。
兜峰と兜岩間の尾根道に出ると、確かに立派な新旧のフンが道いっぱいに数カ所ありました。テリトリーなのですね。
AMラジオすら圏外なので、鈴とホイッスルを鳴らしつつ歩きました。
標高を見ると高くは無いのですが、手強い急坂やロープ場、徒渉があり、静かな秘境を感じられる素敵な里山です。