中山道 馬籠〜太田
- GPS
- 15:22
- 距離
- 68.5km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,517m
コースタイム
天候 | 曇/雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんが、石畳は雨後は滑るので気をつけて。 |
その他周辺情報 | 私が寄ったところは次の箇所です。 1日目・恵那 バスで恵那峡(恵那駅よりバス15分)。中山道広重美術館(恵那駅より徒歩5分)。恵那峡からの帰り、恵那駅まで行ってしまったのですが、一つ前で降りると目の前でした。 2日目・太田宿 無料の休憩所に立ち寄り、そのあと中山道館に行こうかと思ったのですが、月曜休館でした。そこで、本陣の門を撮って帰ろうかと思ったら、本陣の家主の方が声をかけてくださり、貴重な所蔵物を見せて下さるとのことでお邪魔しました。 |
写真
感想
中山道を歩くの第何回か忘れましたが、この夏も行ってまいりました。今回歩くのは馬籠宿から太田宿まで。前回は前泊しましたが、今回は早朝出発です。そのため歩き始めも10時くらいと遅めになるので1日目は少し短め、2日目に峠越えを含む約43km超を歩く日程です。
朝早くの新幹線で名古屋まで行き、特急に乗り換え中津川駅へ。そこからさらに路線バスで25分馬籠からの出発です。バスは観光客でそれなりに混んでいました。馬籠からはまずは長い下りです。途中石畳の道を通るのですが、このところの雨続きで滑る滑る。細心の注意を払いながら歩きました。「まったく昔の人は余計なことをしてくれたもんだ」とか呟きながら。その後細い道をくねくねしながら中津川宿に到着。中津川の老舗「すや」にて栗きんとんを買おうと思っていたのですが、きんとんは9月からとのことで栗まんじゅうときんつばを購入、お土産といたしました。中津川宿でお昼にするにはやや早かったので、そのまま通り過ぎ、しばらく行ったところの中山道沿いにある「食堂かわせみ」で食事することにしました。中津川名物の「とりトマ丼」を食べ、午後の歩きに備えます。
午後の行程は短く、1時間半ほどで大井宿に到着。この日の終着点につく前に「大津屋」さんで「ひんやり葛バー」という気になる広告を見かけたので、一本購入。普通のシャーベットとは異なる噛み応えある食感で、なかなかの美味でした。今日の終着点である中央通りの交差点までたどり着き、恵那駅と観光案内所に寄ってからホテルに荷物を置きに行こうと思ていたら、ちょうど恵那峡行きのバスが出るところだったので、それに飛び乗りました。恵那峡まではバスで約15分。それほど長くない道のりです。
恵那峡を見学後、駅に戻り「中山道広重美術館」に立ち寄ってからホテルへ。ビジネスホテルではあるものの大浴場があります。風呂に入って居酒屋へ。戻って就寝、翌日に備えます。
2日目は朝8時過ぎから雨の予報が出ていたので、なるべく早く峠越えをしたいと思い、6時くらいに出発。6:21には十三峠に入ります。その後土道になったり舗装路になったりですが、大久後を過ぎたあたりから雨が降り始め、ちょうどあった公衆トイレで雨具着用。しばらくは森の中なので、それ程濡れずに済みましたが、大湫宿のあたりから本降りになり始めました。細久手宿のあたりでかなり強くなってきたので、いったん公民館の軒先を借り、休憩を兼ねた雨宿り。20分ほどすると雨が弱まったので、再開です。舗装路をしばらく行き、再び土道に入り、津橋、御殿場を過ぎると、また悪夢の石畳、謡坂。この後県道に合流すると、あとはほぼ舗装路です。十年ほど前から耳鳴りがしているので、「耳神社」にて耳健康祈願をし、井尻村に入って国道に出るところにある「ディンドン」で昼食。日替わりで安くなっている定食「ミックスフライ定食」¥650を食します。
ストレッチ後、歩き始めたものの何かおかしいことに気づき、調べてみると、途中で曲がるポイントを間違えていたことに気づき、10分ほど歩いて戻ります。井尻の交差点まで戻り、道を修正。御嵩宿を過ぎ御嵩の駅前を過ぎて国道に合流してからはほとんど国道沿いです。雨は依然として降ったり止んだりしながら、伏見宿に到着。ようやくあと一宿です。足にまめができ始めたので、絆創膏で保護し、最後の7.5キロ。平地に入ってからは特に面白みには欠けますが、安心感があります。てくてく歩いてかなり川幅が広くなった木曽川を渡り、いよいよ美濃加茂市へ。
川沿いの道に入る入り方がわかりづらかったり、一里塚が見つけにくかったりしましたが、その都度いちいち確認しながらなんとか予定通りの道筋をたどり、今日の最終地点の美濃太田駅に続く丁字路にたどり着きました。ここで終わりにしてもよかったのですが、せっかくなので、本陣まで行ってみようと思い、観光。ここらあたりの施設はほぼ無料だったのですが、月曜休館の施設も多かったです(この日は月曜)。本陣で様々な宝物を見せていただいてから駅に戻り、駅近くの「みのかも金蝶堂」にてお土産とくず坊を購入。くず坊だけ食し、可児へ移動します。
美濃太田から可児までは電車で2駅と近く、電車も1時間に2本くらいあります。可児駅には駅からほぼ直結で「子育て健康プラザマーノ」が隣接されており、大人も休憩できるきれいで居心地のよさそうな空間でした。そこで可児の和菓子屋さん「丸万元町店」を調べてみると、行こうと思っていた焼鳥屋さんに行く途中にあり、19時まで営業とのことでしたので、お土産を買い足しました。それから焼鳥屋さん「入魂堂」でかなりゆっくりとさせていただき、可児市役所前からバスタ新宿行きのバスにて帰京。
今回は2日目の雨が一番きつかったかな。昨年は塩尻付近の全く遮るところのない炎天にやられましたが、今回は合羽を着ての歩きだったので、蒸し暑さが少しきつかったです。あとショウジョウバエが顔の周りを飛び交ってうるさかったです。十三峠に入るあたりから峠を終えるあたりまで20キロ以上行動を共にしたんじゃないですかね?同じハエだったらすごいですね。さて、次は太田宿から柏原宿まで行く予定です。高地は過ぎたので、次は冬でも行けるかな、と思っています。
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